松本真理子@Mariフラメンコ教室です。
いつもアクセスをありがとうございます。
9月5日の発表会に向けて
どのクラスも踊り込みにはいっています。
レッスンでは、リンピアールといって
振付をきれいにしたり
足の強化をしています。
フラメンコはコンパスというリズムが命。
アマチュア練習生でも
この絶対的ルールは守らないといけません。
そして大切なのはテンポ。
各パートの必要なテンポ感で踊ること。
例えばアレグリアス。
最初のレトラは初級生なら♪144くらい。
レベルがあがれば♪155とか
プロなら♪160くらいで踊ります。
エスコビージャの最初はゆっくりなテンポで始めた方がメリハリがでます。
ブレリアは初級生でも
♪180~190くらいのテンポは欲しいです。
レベルがあがれば♪200
上級生なら♪210~220くらい。
プロなら♪220~230くらい。
初級生にとって
この♪180~190でリズムが乱れることなく踊ることは
かなり高い山を目指すようなもの。
テンポをあげてジャマーダ!
もしくはレマーテ!
このフラメンコのバイレ(踊り)の中で
もっともフラメンコエッセンのつまった箇所は
相当な練習量が必要です。
よって、レッスンでは
このテクニカをひたすら繰り返します。
最初は♪150くらいからはじめて
(♪150でも安定しない場合はテンポを落としましょう)
まずはリズムがゆれないよう安定して足が打てるように
何度も繰り返します。
安定してきたら♪160くらいにアップ。
何度も繰り返して
安定してきたら♪170
これも安定してきたら♪180
未知の世界♪190も挑戦してもらいます。
初級生なら♪190まで出来れば上出来です。
スビーダしてシエレする場合は
(シエレとはリズムをしめること)
中上級生なら♪220~230のテンポで
安定して足が打てるよう練習しましょう。
プロなら♪250~300はします。
もしメトロノームをもっていない人がいれば
是非自習用に購入しましょう。
特に中級以上の人
リズム感を養うためにメトロノームは必要です!
メトロノームにあわせて
足のテクニカはしつこく何度もやりましょう。
体力のない人は
♪200を安定して打つことが出来ないので
体力をつけるためにも
リズムを安定させるためにも
こういう地道な練習は絶対に必要です。
また、足腰の筋力が弱いと
早いテンポの足が打てません。
足の筋トレは必ずしましょう。
一定のリズムで乱れることなく
テンポ感を養わないと
スビーダなんて出来ません。
スビーダというのは
踊り手がテンポをあげて
ギターとパルマのテンポを上げていきます。
自分でテンポをあげること
これは練習生にとって大きな壁です。
私の教室では、ギター伴奏がはいると
このスビーダの練習を何度もします。
クラスによっては
一人でスビーダをうってもらいます。
複数の人で足を打つと
コンパスにきちんとはまっているか
足の音はクリアか
そういうことが曖昧になってしまいます。
まだ初級にあがったばかりの人たちは
数名のグループでしてもらいます。
生徒たちは、きっと心臓バクバクしていると思います。
「Mari先生のレッスンは
超スパルタ!
厳しい!」
と言われますが
それが何か?
本番日のゲネで足の音がバラバラになって
ギタリストやカンタオールたちから怒られたい?
舞台の上で恥をかきたい?
フラメンコはコンパスというリズムが命。
この絶対的ルールは
必ず守らないといけません。
レッスンで厳しくするのは
踊り手として成長するため
舞台の上で輝くためです。
どんな宝石も
磨かないと輝きません。
生徒全員が
キラキラ輝いてほしいなぁ。
生徒から嫌われたらどうしようとか
そんなこと気にしていたら
先生業は務まりません。
一人で足を打つのは
緊張に慣れるためにも必要です。
来週からレッスンにギター伴奏がはいるので
一人でも足が打てるよう
今週もバリバリ!テクニカをしていきます。
コロナの感染者が増えてきています。
スタジオに来る人は
はいった時に消毒
電気のスイッチなどみんなが触れるものに触ったら
消毒か石鹸で手を洗いましょうね。
体調悪い人は
特に微熱がある人は
必ずお休みしてください。
お願いします。
♯セビジャーナスつなぎ ♯松本真理子のセビジャーナスconマントン
健康志向で楽しみたい人から、趣味でも志高く探求する人、
プロを目指す人まで、質の高いレッスンを望む人達が
全国から集まる教室(大阪)です♪