松本真理子@Mariフラメンコ教室です。
来週からしばらく私のクラスはロレナの代教になります。
ロレナにはイベントに向けて
リンピアール(きれいにする)をして欲しいと依頼していますが、
生徒さんも自分達の振付の説明をきちんとできる必要がありますので
昨日の初級ブレリアクラスでは
振付の名前や意味について
説明をしました。
フラメンコ用語を説明しても
なかなか覚えられないようなので
レッスンの最後はメモ帳を用意してもらって
フラメンコ用語を書いてもらいましたが
昨日説明しきれなかった用語も
ここで説明させていただきます。
◆フラメンコ基本用語
・salida サリーダ
曲の出だしのこと。
・llamada ジャマーダ
llamar(呼ぶ)の活用で、歌を呼びたい時やファルセータを弾いてもらいたい時などの合図のことをいう。
・letra レトラ
歌詞のことで、歌振りのパートのこと。一つ目の歌振りはプリメラ・レトラ、二つ目の歌振りはセグンダ・レトラ。
パロ(曲種)によって、レトラにも種類があり大変奥深い内容のため、ここでは割愛します。
・contestacion コンテスタシオン
返事という意で、レトラの間にはいる足のパートのこと。人によってはレマーテとも呼ぶ。
・falseta ファルセ-タ
ギターのメロディー変奏。ギタリストが決められた枠内で自由に弾くので、人によってメロディーがぜんぜん違う。優秀なギタリストは、このファルセータをたくさん持っているし、踊りの振付にあわせて即興で作曲することができる。
・silencio シレンシオ
静寂という意。アレグリアスの構成の1部によく使われるパートの名前で、スローテンポの静かなメロディーで上体の美しさをみせる。
・escobilla エスコビージャ
曲の構成の1部で足のテクニックを見せるパート。踊り手の最大の見せ場。トラディショナル(伝統的)な構成として、最初はコルト・コルト・ラルガで始まることが多い。
・remate レマ-テ
スペイン人のクラスを受講していると、いろんなところでこの単語が使われる。歌の間にはいるコンテスタシオンの部分、二つめのレトラを呼ぶ時、エスコビージャでぬける時など。
・subida スビーダ
subir(昇る、上がる)の活用で、テンポを上げることをいう。
・cierre シエレ
締めるという意。スビーダをかけた後シエレで締めて、違うテンポでレトラやエスコビージャを始めたりする。
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レトラ(歌)を呼びたいからジャマーダをする。
踊りの見せ場をいれるため
エスコビージャをする。
振付にはきちんと意味があって
それが理解できるようになると
振付を覚えるスピードも速くなります。
この用語をきちんと覚えると
スペイン人のスペイン語のレッスンでも
理解度は深まりますよ。