フラメンコの舞台用語 発表会で舞台に立つ人は覚えましょう | フラメンコダンサー松本真理子のブログ

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松本真理子@Mariフラメンコ教室ですおとめ座

 

9月5日のミニ発表会に向けて

大スタジオのオーディオなど配置を変えましたひらめき電球

 

↑今までバーがあったのでオーディオを前側に置いていましたが

バーを解体して小スタに移動させて

オーディオを後ろ側に移動して

↓前側にスペースをつくりました。

 

前側がすっきりして

本番とほぼ同じサイズになりました。

 

昨日、ロンデーニャの生徒たちが手伝ってくれました。

ありがとうラブラブ

 

 

舞台慣れしていない生徒は、舞台の空間をつくる

という感覚がないので

バミリました。

 

バミルとは、舞台用語で

位置を決めて印をつけることをいいます。

 

初舞台の生徒が何人もいますので

覚えて欲しい舞台用語を

以下アップします。

 

意外と知らない舞台用語を

是非覚えてください音譜

 

 

フラメンコの舞台用語集

 

ダイヤオレンジバミリ

舞台に立つ位置にしるしをつけておく事を「バミル」といい

そのしるしを「バミリ」といいます。

板付きで踊る人は、このバミリの印のところに立ちます。

移動しながら踊るときは、目安になるバミリで

自分の位置を確認しながら踊りましょう。

 

 

ダイヤオレンジ上手・下手

客席から舞台を見て右側を「上手(かみて)」

左側を「下手(しもて)」といいます。

スペイン語で上手はderecha(右)

下手はizquierda(左)。

 

 

 

ダイヤオレンジサウンドチェック

ギタリストやカンタオール達ミュージシャンの音の調整、

モニタースピーカーからの音の調整、足音の調整、

客席からカンテ、ギター、パルマ、足音のバランスをみたりすることです。

フラメンコはこのサウンドチェックが重要で時間をかけます。

ゲネプロ中に、音の調整をすることもあります。

 

 

 

ダイヤオレンジ場当たり

舞台上の立ち位置や移動の仕方などを確認することです。

舞台を監修する先生、舞台監督や照明スタッフの指示に従いましょう。

 

 

 

ダイヤオレンジゲネプロ

本番に向けての最後の総合リハーサルのことで

本番と同じ衣装で踊り、照明をいれて最終調整をします。

 

 

 

 

ダイヤオレンジ本番

実際にお客様を迎えての公演を行うことを「本番」といいます。

 

 

 

ダイヤオレンジ暗転

違う場面に変わることを「場面転換」といい

その転換をお客様に見えないように暗い中で行うために

舞台の照明を消して真っ暗にすることを「暗転」といいます。

 

 

 

ダイヤオレンジ板付き

暗転から照明が当たった時点で

舞台上の踊り始める位置に立っていることを板付きといいます。

必ずバミリの位置に立ちましょう。

 

 

 

ダイヤオレンジはける

舞台からダンサーやミュージシャンが退場することをいいます。

 

 

 

ダイヤオレンジ舞台袖

「袖」ともいい、舞台の外、上手と下手の

ダンサーがスタンバイしている場所のことです。

あまり舞台近くの袖でスタンバイしていると

客席からスタンバイする人が見えてしまうので

舞台への出入りの際には気を付けましょう。

 

 

ダイヤオレンジ早替え

本番中、衣装を短時間で着替えることをいいます。

1、2分で着替えなければいけない場合、

舞台袖に早替えスペースをつくってもらい、

楽屋にはいかずそこで着替えます。

 

 

以上

 

 

練習生に覚えて欲しい舞台用語でしたひらめき電球

 

 

場当たりの時は、動きやすい服装で

小走りできる運動靴がお勧めですひらめき電球

 

 

 

舞台で輝くためには

しっかり練習しましょうねアップ

 

 


♯セビジャーナスつなぎ  ♯松本真理子のセビジャーナスconマントン

 

 

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■松本真理子プロフィール

フラメンコの聖地スペイン・へレスの伝統ある”ペーニャ・ラ・ブレリア”でメインのソリストとして出演を果たし(2007年)、2019年にはへレスの国際的なフェスティバルの初日にラ・グアリダ・デル・アンヘルにて松本真理子のリサイタルコンサートを成功させる快挙を成し遂げ、関西テレビ「よーいドン」番組やテレビ大阪などのメディアで、カリスマ舞踊家として紹介された大阪のダンサー。

 

教え方が分かりやすいと好評で、大阪のスタジオには、東京の元宝塚トップスター水夏希氏をはじめ、全国から受講生が集まってくる人気の講師でもある。不定期で開催している東京クルシージョ(短期講習会)は、キャンセル待ちがでるほど人気が高い。

 

フラメンコ界の著名な舞踊家コンチャ・ハレーニョやイサベル・バジョンなどのクルシージョを企画運営するプロデューサーでもある。

 

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