【京都】幻の技法「志毛引き染め」②「染め工房見学・体験講座」 | さあ洋服を脱ごう! 無重力着付けの鞠小路スタイル

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こんにちは!

鞠小路スタイル京都教室の中尾です。

 

ただいま受付中、8月27日(日)染め工房見学・体験講座
お申込みいただき誠にありがとうございますありがと
 

お申し込みはこちらからリンクhttp://ameblo.jp/marikoji-style/entry-12281334925.html

 

見学先の工房は、京都市内の

手染め屋 吉兵衛さん

です!

チェック一流の腕前
チェックとっても気さくで軽いノリ
チェック染めを語ると燃えそうに熱い!

代表取締役の木村和晃さんが率いる工房です。
鞠小路スタイルがとってもお世話になっておりますニコニコ。

こちらの工房では、

リスト型紙を使って染める「板場友禅」

リストしけ刷毛で染める「志毛引染」
を中心に取り組んでおられます。

前回の記事は、「志毛引染」の「板」についてご紹介しました♪
前回の記事リンクhttp://ameblo.jp/marikoji-style/entry-12295146478.html


今回は…

幻の技法「志毛引き染め(しけびきぞめ)」の刷毛

 

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現代では出来る人がほとんどいなくなってしまった幻の技法、「志毛引き染め」。
何よりもラインが命です。

ラインを引くには、「志毛刷毛」という専用の刷毛を使います。
ラインの種類はさまざま。
木村さんは、線の強弱、間隔、太さ細さなど、描きたいラインに応じてたくさんの刷毛を使いわけます。

これらの刷毛は、技法がほとんど廃れてしまったために、現在では入手が不可能なものばかりです。
もし壊れたり不具合が出たら、もう新しい刷毛に交換することができません。

そんな時に備えて、木村さんは廃業した染め屋さんから刷毛を譲ってもらって、ストックしているそうです。修理の際にストックしている刷毛から部品を使うのだそうです。

 

 

刷毛を自在に使いこなす修練も必要!

 

 

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 苦労して集めた刷毛ですが、使い分けるだけではなくて、自由自在に使いこなす技量も磨かなければなりません。


刷毛の角度、スピード、染料の含ませ方、全て修練が必要です。
染める時には、もし失敗したらその反物は使えなくなってしまう厳しい仕事でもあります。

道具にこだわり、腕も磨き、全てに気を配って、味わい深い作品を作っていらっしゃいます。
 

(「手染め屋 吉兵衛」さんのサイトよりお借りしました)


「一人前になるには10年かかるねえ」


軽くサラッとおっしゃいますが、それも木村さんがそういう努力をしてきたからなんだなあと感慨深い気持ちになりましたニコニコ。


とても魅力にあふれた工房ですので、8月27日(日)ご都合の付く方は、ぜひご参加下さいね!

 

「染め工房見学・体験講座」お申し込みはこちらから!

リンクhttp://ameblo.jp/marikoji-style/entry-12281334925.html

 

これまでのレポートリンク
着物ってこうやって染めるのね!手染め工房訪問記①

着物ってこうやって染めるのね!手染め工房訪問記②

着物ってこうやって染めるのね!手染め工房訪問記③

着物ってこうやって染めるのね!手染め工房訪問記④

着物ってこうやって染めるのね!手染め工房訪問記⑤ ←動画あり

着物ってこうやって染めるのね!手染め工房訪問記⑥

 

こちらも注目!

結城紬の生まれるところ【きものの学校特別講座 結城紬産地見学】8月2日(水)
リンク
http://ameblo.jp/marikoji-style/entry-12181525173.html

 

 

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