まれすけのギター日記 -164ページ目

まれすけのギター日記

ボツボツと趣味でやっているギター。それにまつわる話や、大好きな映画、読書の話、なーんの関係もない話などをいろいろと書き連ねてみようと思っています。

有志新年会の流れで先日行った「ROOT」へ。
またもやオーナーの坂本さんととても素敵な女性スタッフの吉永さんには、すっかりお世話になってしまった。

坂本さんのミニライブを半ば強引にやっていただき、そこにこっしいがからむのだが、とてもにわかデュオとは思えない素晴らしいライブだった。
坂本さんの書く詞には、人としての優しさや思いやりが感じられて、本当に冷え込んだ冬の一夜であったが、心はふわんと温かかった。
「今度はオリジナルをやろうよ」とお誘いいただき、感謝。ぜひ!

もちろん、あすかのフルートやこしさんと私のデュオなどもやらせていただき、本当に楽しい時間をすごした。
お店にはキーボードがないので、ようこは残念ながら演奏の方はお休みだったが、次回は彼女のクラビノーバ持込みでやらせてもらおうかな・・・。

お店の音響や設備、ギターの素晴らしさもさることながら、坂本さんと吉永さんの人柄に、とても惹かれる。
居心地があまりにいいので、ついつい長居をしてしまうそんなお店だ。

で・・・。
暫定ではありますが、ROOTでのPFMライブの日程が決まりました。
2月25日(金)、3月12日(土)、4月16日(土)いずれも18時頃から1時間~1.5時間の予定。詳細決まりましたら、またご案内いたしますね。

昨夜の写真はこちら。
http://groups.msn.com/PerformFavoriteMusic/pfminroot.msnw?Page=1
午前5時55分。
コンポがグワーンと鳴る。少々の目覚まし時計の音では起きられない私の目覚ましは、コンポの大音量である。
とはいえ、最近は、鳴る1分ほど前に目が覚めることも多くなった。(歳だって言うな!)

トイレをすませ、ウォームアップスーツに着替え、MP3プレーヤーのヘッドフォン(耳かけタイプ)を着け、両腕に2キロずつのリストウェイト、手袋の完全装備で6時に家を出る。
お気に入りの音楽を聴きながら、全工程4キロあまりのウォーキング&ランニング。
途中の公園までの2キロはウォーキング。公園で腕立て伏せ・腹筋・背筋・懸垂をやって、砂浜を1.5キロのランニング。その後、ストレッチと柔軟。再び0.5キロをウォーキングで帰る。

自宅到着6時45分~50分。その頃には、この時期でも汗だくである。
この時期、家を出る頃はまだ真っ暗だが、帰る頃には太陽が昇り始める。(写真は昼間のもの)走り終わってストレッチをしているときに火照った肌で感じる冬の凛とした空気が好きだ。

いつもの時間にいつもの場所ですれ違う人がいる。おはようございますを交わすだけの間柄。にもかかわらず、会わない日にはその身を案じたり、会う場所がずれると、今日は早いナとか寝坊したナとか思ったり。
相手もそうであってくれるのだろうか。

帰宅すると、まず、イソジンでのうがいと薬用石鹸での手洗い。
ビタミンCとEのサプリメントに、プロテインとプルーンとをシェイクしたジュースを摂る。
まるで健康オタクだが、父を悪性リンパ腫で7年前に亡くしてから、我が家は日々の生活全般、特に食生活に非常に気を遣うようになった。(その割にはデブだねって言うな!)
そして、シャワー。

一日の始まりに体を動かすと、脳みそまで活発に動くような気がする。もっとも、活発に動いたとて、たかが知れてるが・・・。(そんなことないって言って!)
「GIBSON Hummingbird 2000」

このギターはまさしく、青春のシンボルである。「欲しい?」って聞かれて「いらない」と答えることが出来ない!じゃ「買う?」って聞かれると「他に欲しいのがあるし・・・。」という不思議なギターでもある。
その昔、このギターのコピーはたくさんあり、ほとんどのメーカーが出していたように思う。しかし、この派手なギターはなかなか買えないのだった。
私もたぶん、絶対に買わないギターのひとつだと思っていた。J-45があるし、どうせなら兄貴分のDOVEが欲しいし。
ところが、J-45のところで書きましたが、高校の時に買って28年間所有したスクェアーのJ-45と、ハミングバードは性格と身体が良く似ているのだ。見た感じはちがうが。
で、J-45のラウンドショルダーを買って、なんかチガウナーと思ったとき、ハミングが頭に浮かんだのです。
それから、まあ青春のギターだし、とかいい口実をつけましてね。
何とか購入して、新品の弦を張り替えて、弾いてみた。「ジャラーン」ん?ん?ん?ええ音してるやん。もう1回「ジャラーン」(Gですかね。)。
うーん、マーチンD-45もかなわんかもしれん!と本気で思った。もしかして、このギター1本でいいんじゃなーーい。なんてね。
これは、衝撃でした。マホガニーの軽く明るいすばらしいの一言に尽きました。
なんで、スクェアーのJ-45より音が広がるんだろうと、サウンドホール覗きましたところ、ブレイシングがスキャロップドのようにくびれているではないですか。確かに昔のはそうだったかもしれないが、まさか現行モデルも?
この答えは不明ですが、少なくともそういう傾向にブレイシングの仕上げはしてあるようです。
1960~70年にこのギターを持っていた有名な人は、古井戸くらいしか知りません。だから、この世代にはなじみが少ないような気がします。
でも食わず嫌いとはこのこと。
ハミングバード・・・すばらしいポテンシャルを秘めたギターなのです。


「桜」の河口恭吾が、60年代オールドのハミングバード(3月28日(金曜日)のところをご覧ください)を使ってますね。:まれすけhttp://maresuke.ameblo.jp/entry-af6bf549ca4a99c055849f80b4ccd01b.html


著者: 重松 清
タイトル: みんなのなやみ

重松さんの本が好きである。
彼の小説に出てくる主人公が好きである。
主人公と一緒に、いや、主人公に同化し、泣き笑い怒り喜び悩む自分がいる。
そんな自分が好きである。(←あほか)

さて、本書。
これは小説ではない。
中学生以下の少年少女の素朴だがストレートな悩みに重松清が丁寧に答えるという企画モノである。

しかし、氏の答えは本当にわかりやすい。
心にダイレクトに響いてくる。
これは一見、中学生以下へのメッセージでありながら、実は、コドモたちの悩みや素朴な疑問に「明確に」答えることのできないオトナたちのための手引きでもあるのだ。

「がんばる意味って?」
「学歴と年収の関係は?」
「なぜピアスしちゃいけないの?」

これらの質問に明快に答えられるあなたは立派な大人。読まなくても大丈夫。
でも、こんな質問されたら「困るよなぁ」と自信なさげなあなた。少しでも答えにつまったあなた。一度、目を通してはいかが?
コドモたちとどうかかわればいいのかわからない先生や親やオトナたち。何かきっと見えてくるものがあるはず。

ダメなことはダメ。そして、何故ダメなのか。もちろん何故ダメなのかは、すぐに言わなくてもいい。でも、自分の中でその答えを持ってかかわるのと、「そのうちわかる!」とゴリ押しするのとでは、その伝わり方に大きな差があることをわれわれオトナは気づかなければならない。

ある事柄に対して、自分なりの答えを持つ。とても大切なことだと思う。何かが起きたとき、何もしない方がよいこともあるだろう。でも、その何もしないというのは、ただ漫然と何もしないのではなく、自分なりに考え悩んだ結果として導かれた「何もしないという選択」であるべきだ。
自分なりの答えを持ってというのは、コドモに対してだけでなく、自分の周りにいるすべての人たちに自分がかかわるときにも同じだろうと思っている。

心がほわんとなるいい本だ。
小4の息子と小2の娘に読ませようっと。


重松清作品マイベスト3

「TAKAMINE PTN-006」

もう20年ほど前のこと。私が結婚した当時、大変お世話になった方がいた。今は不動産屋の社長であるが、若い頃、札幌で流しをやっておられたN氏である。ガットギター(クラシックとは言わない)1本で、演歌は当たり前、ルイジアナママからビートルズまで、どんな曲でもこなし、オリジナルも多く、こういう人をセミプロと言うんだろうなあと思っていた。
ある日、N氏が、私が仕事(不動産)の最中に来て、「いっちゃん車のトランク開けろ」と言う。いわれるままにトランクを開けると、N氏はにやにやしながら、「結婚祝いじゃ」とこのギターをトランクに入れてくれた。
そして何も言わずに車を走らせていった。(健さんみたい)N氏からは、同年、USAフェンダーストラトキャスターも譲っていただいた。金はいらないと言われたが、そうはいかんと少ないとは思ったが、貧乏だったので精一杯の気持ちで、5万円渡した。(笑)すると3万円だけ受け取ってくれた。(文太さんみたい)このギターは、マーチンの0-16NYを意識したモデルであるが、トップもサイドもバックもすべて、ハワイアンコアウッド単板である。とてもきれいな色をしている。一旦製造中止になっていたように思うが、原行ではPTU-408Kに近いと思う。しかし、ヘッドのロゴは今とは違い、マーチンを意識しており、なかなか雰囲気がある。
音は、マーチンのニューヨークより軽く明るい感じがする。もちろんPU搭載であるが、生の音のほうが格段よろしいかと思う。
身長180センチに近い私が、これを立ちで弾くと、牧しんじさんになる。
やはりこのタイプは、座りで軽いブルースを弾き語るのがいい。決して吉田拓郎の高円寺をやってはいけないのだ。


いいですねー。スロテッドヘッド(よく「ステロヘッド」との記述を見るがそれは間違いです)の鉄弦ギターって、憧れなんですよ。ましてオールコア単板とは!音、聴きたいですー。
あ、そうだ。音声掲示板に、コレクションのギターで同じフレーズを弾いた音源をアップしてくださいよー。
それにしても、ヘッドインレイはどう見てもマーチンですなぁ。:まれすけ


著者: 吉村 萬壱
タイトル: ハリガネムシ
第129回芥川賞受賞作

元来、芥川賞作品には好きな作品がない。どちらかといえば直木賞派である。・・・と思っていたのだが、気づいてみると「読まず嫌い」だったのかも知れないと思った。
そもそも、そんな私が芥川賞作品に興味を持つきっかけになったのは、やはり、昨年話題となった「蹴りたい背中」と「蛇にピアス」(いずれも第130回芥川賞受賞作)である。(といっても2冊を買ったわけではなく、2作品全文掲載された「文芸春秋」を買ったのだが・・・)こちらのレビューは別の機会にゆずるとして、本作。

悪い評価=エロい、グロい、トンデモ教師とキ○○イ女の変態恋愛話
良い評価=軽い筆致と読ませるストーリーテリング

花村萬月馳星周愛好家の私としては、描写そのものには世間で言うほどの悪い印象はない。物語のグロテスクさをおどろおどろしくならぬように適度にいなしながら、主人公の教師とソープ嬢の「愛」を描いてゆく。ただ、花村や馳のように、そこからロマンや文学がかおるということはない。ある意味、たんたんとしているのだ。

教師とて一人の人間であり、ソープ嬢とて一人の人間。日常の中で自己の存在を確認できずにいた二人が、お互いの中にお互いの「自分」を確認する。
パラサイト=ハリガネムシ=宿主の死により自らもその姿をさらさざるを得なくなるという構図は見事。タイトルは、まさに言い得て妙である。でも、それだけ。登場人物になるどころか、物語世界に入り込めず、終始傍観者での読了となった。もっとも、それが著者の意図するところかもしれないが、このような教師(主人公も著者も高校教師である)がいるのもちょっとこわい。

本にも「R指定」があるなら、是非そうして欲しい。
芥川賞とはいえ、さすがに中学の図書館にはキツかろう。芥川賞作品だからと読まずに図書蔵書にすると、購買担当者はキツーイお叱りを受けるかも知れない。
ブラックな気分になりたいとき、滅入るような読後感を味わいたいときにはおススメの一冊だ。(実際にそんな気分を味わいたい人がいるかどうかは疑問だが・・・)

記事関連作品

←写真差し替えました。いい写真です。

「GIBSON J-45 1962 Reissue model」

年代的にやはり、吉田拓郎さんが好きだ。実は私は、広島フォーク村出身。とはいえ、初代ではなく、復活バージョン
吉田拓郎さんは、流川でお会いしたことがある。カーリーヘヤーだった。
ギブソンJ-45は高校の時に買った。今と違い1970年代はギブソンを持っているというだけで、賢くなったような気がした時代である。
スクウェアータイプだったが、弾きにくいギターだった(笑)。でも、人生で一番ハードなストロークをしたのはこのギターであろう。あまりにも、ハードな使用のためか、いろいろなところが痛んできた。全てを修理すると12万円かかるといわれた。
17歳から28年の付き合いであったが、修理して大事に弾いてくださる人が出ることを願い売りに出した。丸ごと1冊ギブソンJ-45の58ページの下のがそれである。
J-45を手放して、ココロの中に大きな穴が開いた。歯の治療で神経を抜いたようなもんだ。さびしくてしかたがなかった。
ビンテージでも新品でもスクウェアーでもアジの開きでも何でもよかった。
J-45が欲しかった。2ヶ月後、現行モデルのリイッシューを手に入れて、このギターを弾いたとき、前のとちょっと音が違う!と思った。ラウンドショルダーの音を知らなかったのだ。
しかし、部屋にJ-45があるというだけでなんか落ち着いた気持ちがする。
やはりJ-45は私には基本のギターだと思う。5カポで「祭りのあと」を弾くのが好きだ。
出来れば、アジャスタブルサドルが良いなどと、贅沢をほざいているが、ビンテージを手に入れるのはまだまだ先の話になりそうである。


アーティスト: 小松原俊
タイトル: Treasures~小松原俊ベストセレクション
ソロギター(インストゥルメンタル)

正確なピッチと豊穣な表現力。小松原 俊のギターは、曲のタイトルからイメージする風景をくっきりと浮かび上がらせる。
このアルバムは、彼のベスト版であり、こっしいをして「毎回こんなアルバム作ってるとしたらとんでもない。と思うとったけど、ベスト版と聴いて安心した」と言わしめるほどの名曲ぞろいである。
文明は開化するし、くじらは泳ぐし、SLは煙を吐いて走る走る。まあ一度お聴きあれ。
特に11曲目「ステッセルのピアノ」は、とても美しい曲です。これをこっしいが耳コピーでほぼカンペキに再現。こちらへアクセスのうえ右クリックでダウンロードしてお聴きください。すごいよ。