「TAKAMINE PTN-006」もう20年ほど前のこと。私が結婚した当時、大変お世話になった方がいた。今は不動産屋の社長であるが、若い頃、札幌で流しをやっておられたN氏である。ガットギター(クラシックとは言わない)1本で、演歌は当たり前、ルイジアナママからビートルズまで、どんな曲でもこなし、オリジナルも多く、こういう人をセミプロと言うんだろうなあと思っていた。
ある日、N氏が、私が仕事(不動産)の最中に来て、「いっちゃん車のトランク開けろ」と言う。いわれるままにトランクを開けると、N氏はにやにやしながら、「結婚祝いじゃ」とこのギターをトランクに入れてくれた。
そして何も言わずに車を走らせていった。(健さんみたい)N氏からは、同年、USAフェンダーストラトキャスターも譲っていただいた。金はいらないと言われたが、そうはいかんと少ないとは思ったが、貧乏だったので精一杯の気持ちで、5万円渡した。(笑)すると3万円だけ受け取ってくれた。(文太さんみたい)このギターは、マーチンの0-16NYを意識したモデルであるが、トップもサイドもバックもすべて、ハワイアンコアウッド単板である。とてもきれいな色をしている。一旦製造中止になっていたように思うが、原行ではPTU-408Kに近いと思う。しかし、ヘッドのロゴは今とは違い、マーチンを意識しており、なかなか雰囲気がある。
音は、マーチンのニューヨークより軽く明るい感じがする。もちろんPU搭載であるが、生の音のほうが格段よろしいかと思う。
身長180センチに近い私が、これを立ちで弾くと、牧しんじさんになる。
やはりこのタイプは、座りで軽いブルースを弾き語るのがいい。決して吉田拓郎の高円寺をやってはいけないのだ。
いいですねー。スロテッドヘッド(よく「ステロヘッド」との記述を見るがそれは間違いです)の鉄弦ギターって、憧れなんですよ。ましてオールコア単板とは!音、聴きたいですー。
あ、そうだ。音声掲示板に、コレクションのギターで同じフレーズを弾いた音源をアップしてくださいよー。
それにしても、ヘッドインレイはどう見てもマーチンですなぁ。:まれすけ