Marc のぷーたろー日記 -900ページ目

アップルの CM に騙されてはいけない

最近、アップルの CM に激しい憤りを感じています。

アップルの CM

Mac ならコンピュータウィルスとは無縁で安全という内容。これは真っ赤なウソです。Mac に感染するウィルスが Windows のそれに比べて桁違いに少ないのは事実。でもそれは単に「Mac がマイナーだから」というだけです。ウィルスを作る人たちにとっては「メジャーな Windows」を狙った方が多くの PC に感染させることができるので当然のことながら Windows に感染するウィルスを作ることが多くなります。では「マイナーな Mac」は安全かと聞かれれば答えは No. です。Mac に感染するウィルスは確かに存在するのです。

最近のコンピュータウィルスは以前とは異なり、大量の PC に感染させることよりも特定の誰かを狙って感染させることを目的として作られる傾向があります。この「特定の誰か」は「魅力的な情報を持っている個人、企業、組織」であることが多いですが、同時に「狙いやすい人」という場合もあります。つまり「セキュリティ意識」の低い、要は「甘ちゃん」を狙ってその人の個人情報を盗み出すのです。しかもウィルスに感染したことに気付かせないようにこっそりと。

こうやってピンポイントで狙う場合、対象は Windows に限りません。むしろ「セキュリティ意識」の低い人が多い、または普段セキュリティを意識することが少ない Mac ユーザが狙われる可能性も充分に高いと言えます。

以前からアップルの CM は悪質で「ウソ八百を並べ立てる」ことがありましたが、今回の CM は極めて悪質。JARO に訴えてもいいくらいのヒドさです。くれぐれもアップルの CM には騙されないように。

Mac 愛好者からのお知らせでした (^^)v

ご飯は混ぜ混ぜ

韓国のご飯ものは、おかずとか汁物などと混ぜ混ぜしてスプーンで食べるものが多いですよね、ビビンパとか。それで、ずーっと前から気になっていたのは「韓国の人はやっぱりカレーライスも混ぜ混ぜして食べるのか?」ということでした。まぁ、日本人でも「混ぜ混ぜ」して食べる人がいますので、韓国の人が皆同じということはないかも知れませんけど、ちょっと興味があったんです。

そんな疑問は「折鶴」('98) を観て解決。ウナク (シウォン君) と同居している親友のクァンモ (イ・サンインさん) がカレーライスが得意という設定で、カレーライスをウナクが食べるシーンがあるのです。そして注目の食べ方は…







すっげー普通! (^^;;;

食べるところだけスプーンでちょこちょこっと崩して混ぜて食べてました (^^)


そして昨日の「味対味」のテーマは「刺身」で対決メニューは「ユッケビビンパ」と日本の「ちらし寿司」。でも実際に出て来たのは「ちらし寿司」というよりは「いろいろな具材 (刺身) を細かく切ってすし飯の上に並べた海鮮丼」(=「すし飯と混ぜていないちらし寿司」?) って感じでしたけどね (^^;;; それにどういうわけか刻んだらっきょなんかも入れてるし (^^;;;

動画

試食のコーナーでゲスト MC のパク・ジョンア (박정아) さんが「日本式の食べ方」といって日本人と同じようにそのまま混ぜずに箸で食べていましたが、いつのまにか「韓国式でいいじゃん!」ということで、脇から手を伸ばしたシウォン君が「混ぜ混ぜ」してあげて、ジョンアさんがスプーンで食べていました。

シウォン君は「刺身はいろいろと混ぜるよりそれぞれ別に味わった方が美味しいと思う」みたいなことを対決前に言っていましたが、確かに「海鮮丼」みたいなものなら混ぜ混ぜしない方がいいんじゃないかなぁ (^^;;;

どうも「ちらし寿司」が間違って韓国に伝わっているような気がする…。



それにしても最後の罰ゲームが生きているタコをそのまま食べるというのは厳しいなぁ (^^;;;

韓国語は硬い?

今までの「韓国」関係の記事でも何度も触れましたが、韓国語には日本と同様の漢字熟語が多く存在ます。またそのような漢字由来の言葉が韓国語全体の 7割から 8割を占めるとも言われています。これまでにも紹介したように漢字熟語の多くは日本で使われている熟語と全く同じ、もしくはほとんど同じなので、韓国での漢字の読み方さえ理解すれば、後は日本で使われている漢字熟語を韓国語読みするだけで (多くの場合) そのまま使えるのです。

しかしそこは独立した言語文化として別々の歴史を刻んで来ている日本語と韓国語。使い方やニュアンスが違うことも多々あります。特に日本でも意味は通じるけれど同じ表現を (現在の) 日本ではあまり使わないというものもよくあります。そこで韓国の映画やドラマなどを観ていて僕が気になった表現をいくつか紹介します。

1. 「恋人」は「愛人」

これはご存知の方も多いと思いますが「恋人」のことを韓国では「愛人 (애인, aein)」と言います。「恋人 (연인, yeonin)」という言葉も韓国にはあるようですが、こちらは若干「文語」的であり、また「カップル」を指すのだそうです。

2.「コンビニ」は「便宜店」

韓国語で「コンビニ」は「便宜店 (편의점, pyeonuijeom)」と言います。漢字で書くと意味としては何となく「納得」しちゃいますけど何だかすご~く古めかしい感じがしますね (^^;;;

3. 「覚える」は「記憶する」

「記憶する」という言葉は日本でも使われますが、文語的と言うか、若干「堅め」の表現ですよね。確かに「記憶」という名詞は日本でもよく使うと思いますが、「記憶する」という「動詞」としては「覚える」という「大和言葉」の方を使うことが多いと思います。一方、韓国では常に「記憶 (기억, kieok) 하다 (hada) = 記憶する」という表現が使われるようです。
他にも「祝う、お祝いする」は「祝賀 (축하, chukha) 하다 (hada) = 祝賀する」と言い、語尾変化して「축하해요 (chukha heyo) = 祝賀します」「축하합니다 (chukha hamnida) = 祝賀いたします」で「おめでとう」「おめでとうございます」の意味になります。

4.「お願いする」は「付託する」

「お願いする」という意味の韓国語は「부탁하다 (butakhada)」と言いますが、これも実は漢字由来の言葉。漢字で書くと「付託 (부탁, butak) 하다 (hada) = 付託する」となります。日本語でも意味は通じないことはないですが、とっても硬い表現に聞こえますよね。
他にも「未安 (미안, mian) 하다(hada) = 未安する → すまない、ごめんなさい」「強 (, kang)하다(hada) = 強する → 強い」「弱 (, yak) 하다(hada) = 弱する → 弱い」など、音だけで聞くと朝鮮半島古来の言葉のように思える言葉にも実は漢字語が多く存在しているんですね。

5.「スポーツする」は「運動する」

「休日の過ごし方は?」と聞かれたスターが「スポーツをする」と答えることはよくありますが、そのときの表現をよく聞くと「運動 (운동, undong) 하다 (hada) = 運動する」と言っています。もちろん「스포츠 (seupocheu)」という表現を使うこともありますが、ほとんどの場合は「運動する」という表現を使っています。ちょっと堅めですよね。

6. 「ビール」は「麦酒」

日本でも文字として「麦酒」を使うことはありますが、普通は「ビール」ですよね。でも韓国では「麦酒」をそのまま漢字読みして「맥주 (maekchu)」と言います。またワインは「와인 (wain)」とも言いますが「葡萄酒 (포도주, podoju)」と言うことも多いようです。

7. 「デパート」は「百貨店」

日本でも関西の方は「デパート」を「百貨店」と言うそうですが、韓国でも「百貨店 (백화점, paekhwajeom)」と言います。関東人の感覚だと、ちょっと「古めかしい」感じがします (^^)

8. 「サッカー」は「蹴球」

日本でも「野球」という言葉は未だに一般的に使われていますが、さすがに「蹴球」はほとんど使われなくなりましたよね。でも韓国では未だに「サッカー」という言葉よりは「蹴球 (축구, chukku)」の方が一般的なのだそうです。他にも「バスケットボール」は「籠球 (농구, nongu)」、「ビリヤード」は「撞球 (당구, tangu)」、「ボクシング」は「拳闘 (권투, kwontu)」と言うそうです。ただ「テニス」は「庭球 (정구, cheongu)」より「테니스 (teniseu)」の方が一般的のようです。

9. 「バラ」は「薔薇」

日本語でも「バラ」の漢字表記は「薔薇」ですが、韓国語では「薔薇」を真っ正直に漢字読みして「장미 (changmi)」と言います。他にも「ユリ」も「百合」を漢字読みして「백합 (paekhap)」と言います。

10. 「パスポート」は「旅券」

패스포트 (paeseu poteu)」も使われますが、「旅券 (여권, yeokwon)」も頻繁に使われるようです。

11. 外国名は漢字表記

以前の記事でも書きましたが韓国ではアメリカ合衆国を「美国 (미국, miguk)」と言います。日本では「米国」と表現しますが、このような漢字表記は文語的であり、会話など普段は「アメリカ」と言いますよね。でも韓国では「アメリカ」よりも「美国」を使うことが普通なのだそうです。同様に「英国 (영국, yeong guk) = イギリス」「豪州 (호주, hoju) = オーストラリア」「泰国 (태국, taeguk) = タイ」なども一般的に使われているようです。



他にも様々な気になる漢字表現がありますが、今回はこれくらいで (^^)v

「漢字」好き

これまでの韓国語関連の記事をご覧になっている方の中には「なんでそんなに漢字にこだわるの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるのではないかと思います。

そうです!
思いっきり「こだわって」います v(^O^)v

実は僕は子供のころから分厚く大きな「漢和辞典」を読むのが大好き♪ ← かなり変な子供でした (^^;;;

難しい漢字を見るとそれだけでワクワクしちゃうんです♪ いずれは漢字検定試験なんかも受けてみようかと思ってます (^^)v

そんな僕にとって、韓国語の多くが「漢字語」、しかも日本語と使い方がほとんど同じということを知ってからは、大人になってから少し冷めてしまっていた「漢字熱」が激しく再燃!

僕って本当に「漢字」好きなんだと再認識しています (^^)
フジテレビ CS で放送している「韓タメ! DX」の「漢字で覚える韓国語」のコーナーも大好き♪
ということで「漢字大好き♪」の僕がお勧めする「漢字」で学ぶ韓国語の本です (^^)v

市吉 則浩
日本人だからできる!漢字で覚える韓国語

検索性がちょっと悪くて使い勝手はあまりよくないですが、よくまとまっていて「漢字好き」にはたまらない内容です♪

「あげる」=「くれる」

韓国語を勉強して、面白いというよりもむしろ「えっ、どうして?」と思うことがよくあります。そんな中で僕が一番驚いたのは「(~して) あげる (or やる)」と「(~して) くれる」が同じであるということです。
「あげる (or やる)」と「くれる」の違いを確認します。「あげる (or やる)」は相手 (受ける側) のために自分 (または自分側の誰か) が何かをする (与える) ことであり、「くれる」は自分 (または自分側の誰か) のために誰かが何かをする (与える) という意味です。つまり「自分 (また自分側の誰か)」が与える側になるか与えられる側になるかの違いです。
何か物を「あげる (or やる)」「くれる」も、何かを「してあげる (or やる)」「してくれる」も全て韓国語では「주다 (juta)」と表現します。日本人にはこの原形「주다」よりも、「くれる」の意味での丁寧な命令形「ください」の意味である「주세요 (juseyo)」の方が耳に馴染んでいるかも知れませんが、とにかく「あげる (or やる)」と「くれる」が全く同じなんです。

もちろん何か物を「あげる (or やる)」「くれる」はいずれも英語なら等しく give になるということを考えれば、同じでもおかしくはないのかも知れません。しかし日本語と同様、韓国語も敬語表現が存在する、すなわち自分 (話者) と相手の関係などによって表現が異なってくる言語であるにも関わらず、「あげる (or やる)」「くれる」が同じであるということが不思議に思えるのです。

このあたりに韓国人の「与えること」「与えられること」に対する日本人との感覚の違いがあるのかも知れませんね (^^)

韓国男性は意外に恥ずかしがり屋さん?

韓国ドラマを観ていると特に必要もないのに必ずと言っていいほど出てくる主演男優たちの裸体。韓国男優は「モムチャン」が当たり前、女性視聴者のためのサービスショットとは言え、これだけ出てくると「韓国の男は露出狂か?!」と日本人の男としては思ってしまいます (^^;;;
「天国の階段」('03) でのサンウ君の無駄に長い「全裸シャワーシーン」の衝撃は今でも忘れません。あれだけ男の全裸をじっくりなめるように写した映像をお茶の間に延々と見せるなんて、日本のドラマじゃありえないでしょ? 同じ男として異常に恥ずかしいシーンでした (^^;;;
ところがそんな「露出過多」の一方で意外なのは韓国のコメディでの定番シーン。主演男優の「パンツ一チョ」姿をヒロインが見てしまって、「わー」「きゃー」となるシーン。これって必ずと言っていいほどありますよね? そのときの主演男優の演技は大体同じ。驚くと同時に両手で「胸を隠す」んですね。ところがこれ、同じ男としてはとっても違和感があるんです。まず「パンツ一チョ」姿をふいに女性に見られたら、胸なんかどうでも良くて「パンツ」姿、つまり「下」を隠すと思うんですよ。なのに韓国ドラマでは必ずと言っていいほど「胸を隠す」。

そこでふと思い出したのは、以前、記事にも書いた「韓国の海水浴」 。韓国では男性も海水浴のときにはランニングシャツを着るのが普通とのこと。理由は日焼け防止、美肌維持らしいですが、それだけが理由ではないような気がするのです。

韓国は昔の日本以上に「男女の区別」が明確にある国。まさに「男女七歳にして席を同じうせず」の文化、倫理観がありますよね。高校などでの「男女別学」も多いみたいですし。そう考えると、たとえ上半身だけとは言え、男が裸体を女性の目にさらすことは「はばかられるもの」という考え方が実はあるのかも知れません (もちろんそれ以上に女性が裸体を男性の目にさらすことははばかられるんでしょうけど)。

そこで韓国の芸能マスコミの報道を思い出してみてください。「たかが」主演男優の上半身裸のシーンがあるというだけで「ドラマ○○でスター△△が露出演技!!」みたいな感じで報道されることが多いと思いませんか? でも日本だったら男優の裸、それもたかが上半身裸程度で話題になんかならないですよね? なので、こういう韓国の報道を見るたびにあまりのばかばかしさに呆れるやら笑っちゃうやら (^^;;;

でも韓国のメディアが、男優が上半身裸になるだけでこれだけ大騒ぎするってことは、韓国の方たちにとってはそれだけ「スゴいこと」なのでしょう。そう考えると実は韓国の男性は「(日本人の男と比べると) 恥ずかしがり」で、上半身裸を (女性を含む) 公に見せることは「相当に勇気の要ること」なのかも知れません (^^)
そういう感覚が韓国に本当に存在するかは分かりませんが、もしそうだとすると、シウォン君が頑に「乳を見せない」というのも分からないではない。まぁ、シウォン君の場合は見せたくても見せられない身体だからという理由もあるでしょうけど (^^;;;
バカバカしい話題で恐縮ですが、かねてより気になっていたもので (^^;;;

韓国語の特徴?

独学で韓国語を勉強していると、韓国語の独特の言い回しなどでいろいろと気になるところが出てきますよね。そこで最近僕が面白いなと思ったことをいくつか (^^)v


1. 「忘れない」は「覚えている」?

日本語では忘れずにずっと覚えている状態を言うときに「覚えている」というよりは「忘れない」という言い方をすることが多いですよね。例えば「ずっとあなたのことを忘れない」とか「忘れないでね」とは言っても「ずっとあなたのことを覚えている」とか「覚えていてね」とはあまり言わないと思うのです。

ところが韓国の映画やドラマ、歌の歌詞などを見ると、このような場合「기억 (記憶, kieok) 하다 (hada) = 覚える」という表現を使い、「잊다 (itta) = 忘れる」の否定形「안 잊다 (an itta) or 잊지 않다 (icchi anta) = 忘れない」はあまり使われていないんです。先ほどの例で言えば、日本語なら「忘れないで」と言う状況では、韓国語なら「기억해 (kieok hae) = 覚えて (いて)」と言い、「잊지 마 (ijji ma) = 忘れないで」とは (僕の知る限り) あまり言わないみたいなんです。もちろん 「잊지 마 (ijji ma) = 忘れないで」と言うときも全くないわけではないみたいですけどね。


2. 「分かる」の否定形は「分からない」ではない?

日本語では「分かる」の否定形は「分からない」ですが、韓国語では「알다 (alda) = 分かる」と「모르다 (molda) = 分からない」で全く別の言葉を使います。つまり「안 알다 (an alda) or 알지 않다 (alji anta)」のような「알다 (alda)」の否定形は使わないんですね。韓国では「分からない」という状態を「否定的なもの」と捉えない感覚がここにあるようです。


他にもいろいろとありますが、基本的に非常に酷似した日本語と韓国語の間での、このような違いに日本人と韓国人の「気質」の違いのようなものが現れているのかも知れませんが、まだ僕にはそこまでは分かりません (^^;;;

コーラは昭和30年代生まれの人の飲み物?

ひっじょーにくだらないことなのですが、実はかねてからの持論があります。ちゃんと調査をしたわけではないので、あくまで仮説ですが、僕の身の周りの人たちを観察していて気がついたことがあるのです。

それがタイトルにある「コーラは昭和30年代生まれの人の飲み物」であるという説です。

もっと正確に言えば「コーラを日常的に且つ積極的に飲む習慣があるのは昭和30年代生まれ」だけなのではないか、と僕は考えています。

昭和30年代生まれと言うと今は年齢が大体 40代ということになりますが、その年代の方たちは子供の頃からコーラが身近にあり、飲む習慣が大人になってもそのまま残っている人が多いように思えます。

一方、昭和40年代以降に生まれた人たち (僕もこちらに入る) は、確かに物心ついたときから身近にコーラはあるものの、子供時代には既に「コーラは身体に悪い」と言われており、更には「骨が溶ける」などといった迷信まではびこっており、親も飲ませないようにしていましたし、子供たちも日常的に飲むことはなかったと思います。そのため、たとえ子供時代にはある程度コーラを飲んでいた人でも、大人になると「身体に悪い」という潜在的にすり込まれた意識で「コーラを飲む習慣」がつかなかったのではないかと思われます。

皆さんはどう思われますか?

皆さんの周りの方々を観察してみてください。20代や 30代でコーラを積極的に飲む人は少ないと思いませんか? それに対して 40代の、特に男性は夏場は必ずと言っていいほどコーラを飲んでいませんか?

また、10代の子たちは「ミネラルウォータ」や「お茶」は飲むけれど、コーラってあまり飲んでいないでしょ? (^^)

「ウェディング」('05) DVD BOX 2 の誤訳

jun41 さんのサイト「ウェディング マニア(韓国ドラマ "Wedding") 」でも話題になっていたので自分でも確認してみたのですが、つい先日発売されたばかりの DVD BOX 2 第12話のスンウのセリフの日本語訳に明らかな「誤訳」があります。

アミューズソフトエンタテインメント
ウェディング BOX2

誤訳があるのは第12話のシーン5、朝の寝室でのスンウとセナの会話におけるスンウのセリフです。因みにこのシーンはテレビ東京などのテレビ放送ではカットされています。

このシーンは、第11話の最後でスンウを許したセナがとても幸せな、それでいて恥ずかしそうな表情でベッドで目覚めたところから始まります。セナの様子とベッドでセナの隣が空いていることを合わせて考えると、第11話のあとセナとスンウがベッドを共にしたことが容易に推測できます。

久しぶりにスンウと「愛し合って」幸せいっぱいのセナに対して、深刻な表情のスンウが身支度を整えて寝室に入ってきます。スンウは昨夜のことをまず謝ります。恐らくスンウとしては「つい」ベッドを共にしてしまったという意識があったのでしょう。しかし、この一言でセナの表情は凍り付きます。ここはセナとスンウの心のすれ違いをよく表わしているシーンです。

そして問題の「誤訳」があるのは、このシーンの最後のスンウのセリフです。

KBS のサイトで公開している台本と実際のセリフ、日本語訳など調べられた範囲で並べてみます。


[実際のセリフ]
(※韓国版 DVD の韓国語字幕でも確認済)
어젠 내가 여기서 잤지만
(和訳: 昨日は僕がここで寝たけど)

[KBS 公開台本]
어제는 내가 여기서 잤지만
(和訳: 昨日は僕がここで寝たけど)

[韓国版 DVD 英語字幕]
I slept on this bed with you last night but...

[日本版 DVD 日本語字幕]
昨日は僕が床で寝たけど

[日本版 DVD 日本語吹替]
昨日は床で寝たけど


こうやって比較すると、韓国版 DVD の英語字幕が最も分かりやすいですね。

このセリフを言っている時、スンウはちょっと目線を下の方に向けます。その目線の先が「ここ」を指しているのだと思われますが、ベッドに腰掛けている状態ですから、目線の先は「床」ではなく「ベッド」です。

何故「床」と訳されたのかが理解できません。韓国語のセリフでは「床」の「ゆ」の字も言っていないのに。また、もしスンウが「床」で寝たのだとしたら、何故セナはあんなに幸せそうに目覚め、そしてスンウの無神経な謝罪の言葉で表情を硬くしたのでしょうか? この和訳を担当した翻訳者の能力とセンスを疑います。

ということで DVD の日本語訳が必ずしも正確ではないという典型例です。こういう誤訳がまかり通っているとなるとますますオリジナルの韓国語で理解しなければドラマを正しく理解できないということになりますね。

「Ryu Siwon Japan Live Tour 2006」DVD

徳間ジャパンコミュニケーションズ
Ryu Siwon Japan Live Tour 2006

勢い (って何の勢い?) で買っちゃいました (^^;;;

明らかに女性ファンを意識した「ジュエリーボックス」仕様のケースに若干ひきつつも 3枚の DVD を視聴しました。


Disc1 (ディスクには LIVE と記載,137分)

武道館の最終公演 (と思われる) のライブ映像。トークなどを極力省いて基本的に歌を中心に編集されています。ドルビーデジタル 5.1ch のサウンドは迫力がありますし、映像も深みのある発色でなかなかキレイ。ただ異常にシウォン君のアップ (しかも超ドアップ!) が多いです (^^;;;

それにしてもシウォン君、歌が本当に上手になりましたね (^^)v リップシンクの曲もありますし、そもそも「上手く行った」ものを集めて編集してあるのだと思われますが、 (Ketchina さんによると 全て最終公演の映像らしいです) それでもかなりの上達ぶりだと思います。後はビブラートが出せるようになれば「プロ歌手」のテクニックとしては一応 OK かな (^^)v
残念だったのは「好きです好きです」が CD よりキーをかなり低くしていたこと。この曲はサビの高音が魅力なのに…。まぁ、ツアーで喉を痛めていたとか理由はあるんでしょうけどね。とにかくもう少し喉を鍛えた方がいいと思います (^^)
また映像とライブを融合したり、「ミュージカル風」の演出にマジックを織り込んだりするなど、「ショー」としての工夫も凝らされており、ある程度「ファンミーティング」のノリはあるものの、出来の良いステージなのではないかと思います。シウォン君の日本語による MC もなかなかグッド!
最近、なにかと批判される韓流スターの「ぼったくり系ファンミーティング」などとは雲泥の差。比較になりませんね (^^)v
ところで、このライブ DVD を観ていて初めて気がついたのですが、シウォン君って…

「幼児体型」

なんですね (^^;;; まぁ、シウォン君のキャラクターイメージには合ってますけど (^^)v

そして、シウォン君自ら「苦手」と言っているダンスについては…

ブーケ1大変よくがんばりましたブーケ1

と褒めてあげていいのではないでしょうか? (^^)


Disc2 (ディスクには MAKING 01 と記載, 88分)

「メイキング映像」としては、練習風景やリハーサル、ライブで使用した映像の撮影風景やシウォン君本人による衣装の解説などがありました。また他にも各地方のライブでのトーク (アドリブ?) や観光地巡りの映像なども収録されていました。ライブでのトークについては、実際にライブをご覧になった方から「あれが入ってない」「これが入ってない」との不満の声が出そうですが、そこそこ楽しめる内容かと思います (^^)


Disc3 (ディスクには MAKING 02 と記載, 37分)

これ、なかなか面白かったです (^^)v

DISK1 ではカットされていた (と思われる)「東京タワー」のコント (?) やライブで使った映像をはじめ、「ボーナス映像」として打ち上げの模様などが収録されているなど、かなり楽しめる内容でした (^^)

この「東京タワー」の小芝居を見て思いましたが、シウォン君は日本語も上手になりましたね (^^)v もうちょっと頑張れば、最近日本で活躍中のコメディアン・へリョンさんのように日本の番組にレギュラー出演できるんじゃないですか? (^^)



勢いで買ってしまった DVD ですが、買って損はありませんでした。もちろん実際にライブ、特に地方のライブをご覧になった方には「なんで○○が入っていないの?」とか「△△も入れて欲しかった」といった不満の残る出来かも知れませんが、僕のようにライブに行っていない者としては充分にエンタテイメントとして楽しめる DVD でした (^^)v