Marc のぷーたろー日記 -901ページ目

「約婚式」

韓国ドラマでは定番の「約婚式」。日本で言うところの「結納」を派手な披露宴にしたようなものだと思うのですが、これって実際にはどれくらい行なわれているものなのでしょうか? 余程のお金持ちでないとやらないという話は聞いたことがありますが、韓国での「結婚」のうち、どれくらいの割合で「約婚式」が執り行われているのでしょうか?

何故そんなことが気になったかと言うと、韓国のメディアを見ていると連日のように報道される芸能人の結婚の話題に (僕の知る限りでは) 一度も「約婚式」のことが出て来たことが無いからです。

芸能人の結婚の場合は、まず「結婚 (= 結婚式、披露宴)」をいつ行なうのかを発表。そして式が近付いて来たところで、韓国では一般的な「結婚写真」の事前公開。そして式当日を迎える、という流れがほとんどです。結婚発表の前に「約婚式」をしているのかも知れませんが、そういった話も聞いたことがありません。

「約婚式」はもはやドラマの中だけのものになりつつあるのでしょうか…。

「上流階級」でしか行なわれないというのであれば、実際に財閥の御曹司であるイ・ソジンさんとか、名門貴族の息子のリュ・シウォン君が結婚するときには「約婚式」は行なうのかな? (^^)

Opera でストリーミング動画の保存

(2010-05-02 追記)
このページに書かれている Opera を使ってダウンロードする方法は現在ではほぼ使えません。flv をダウンロードするならば Firefox というブラウザにアドオンとして DownloadHelper を追加するのが最も簡単な方法だと思います。

Firefox ダウンロード
DownloadHelper



以前「Mac でストリーミング動画の保存  」というタイトルの記事で、MacOS X 標準ブラウザ Safari で flv ファイルをダウンロードできると説明しました。しかしその後、その記事で紹介した方法ではダウンロードできないものが多いことが分かりました。

そこで今回は Safari ではなく、Opera というブラウザのキャッシュ機能を使って flv ファイルをダウンロードする方法を紹介します。

Opera 公式サイト

なお、以下に紹介した方法は、メニューや保存方法など Mac を前提に書いてありますが、基本的にこの方法は Windows 版の Opera でもほぼ同様に使えます。

flv ファイルのダウンロード方法
  1. Opera を起動する
  2. ダウンロードしたい動画を表示する前にキャッシュを削除しておく
    (1)「Opera」→「環境設定...」
    (2)「詳細設定」タブを選択
    (3)「履歴」を選択
    (4)「ディスクキャッシュ」を「今すぐ削除する」
  3. ダウンロードしたい動画を表示
  4. 「ツール」→「詳細ツール」→「キャッシュ」
  5. 「アドレス」から拡張子が .flv のファイル名を含む URL を探し、その URL 上で control キーを押しながらマウスクリック
  6. 「リンク先を保存...」で保存
  7. 保存されたファイルの拡張子が flv でない場合は flv に変更

お試しください (^^)v

「フィーリング (ヌッキム!)」('94) 主題歌

DVD では差し替えられてしまった「フィーリング (ヌッキム!)」('94) のオリジナル主題歌をようやく聴けました。ソン・ジチャンさんとキム・ミンジョンさん 2人のアイドルデュオ「ザ・ブルー」による「君とともに」です。

シウォン君のファンの皆さんなら既にご存知と思われる以下のサイトで聴けました。

http://my.dreamwiz.com/rsiwon/about.html

上部のメニューから「Data」→「Multimedia」と選択し、左脇のメニューから「DRAMA」を選択してください。そこで表示された一覧の一番上「드라마 타이틀동영상」(ドラマタイトル動映像) の右にあるオレンジの [TV] をクリックすればシウォン君出演ドラマの一覧のウィンドウが開きます。上から
フィーリング (ヌッキム)
プロポーズ
この世の果てまで
純粋
折鶴
真実
秘密
美しき日々
その陽射が私に…
君に出会ってから
彼女は最高
ウェディング
となっていて、それぞれのドラマのオープニングを観ることができます。

「フィーリング」の主題歌を聴いての感想ですが…







舘ひろしさんの「泣かないで」を思い出してしまったのは僕だけ? (^^;;;

「♪クデヨ~♪」が「♪泣かないで~♪」のような感じで (^^;;;

「泣かないで」とまで言わないまでも、なんだかその系統の「ムード歌謡 (?)」って感じで、あんまり「アイドル」っぽくはないかな、というのが僕の感想です (^^)

「米国」?「美国」?

韓国語でアメリカ合衆国のことを「美国 (미국 = mi guk)」というのは何故だろうと思っていました。というのは「米国」と書いても韓国語の発音では「미국」となるので全く同じなんです。なのに何故敢えて「美国」なのだろうと疑問に感じていたのです。

ちょっと調べてみたら以下の経緯までは分かりました。

国名の漢字表記は主に中国から来ているのですが、中国で「アメリカ」を漢字で表記する際には「亜米利加」だけでなく「亜利加」とも書くのだそうです (むしろ「亜美利加」の方が一般的とも聞きます)。つまり、日本では前者の「亜米利加」の表記から「米国」と表記するようになり、韓国では後者の「亜美利加」の表記から「美国」と表記するようになったということになります。

中国では「美」を「メイ」と発音するそうなので、「米」でも「美」でもどちらでも良かったのでしょうが、日本では「美」は「ミ」や「ビ」と発音するので、日本人の発する「アメリカ」の音からすると「亜美利加」よりは「亜米利加」の方がしっくり来ます。その結果、日本では「亜米利加 → 米国」が残ったのであろうということは容易に想像できます。一方の韓国では「米」も「美」も「 = mi」と発音するので、どちらでも良かったのだと思われますが、だとすると韓国では何故「美」の方が一般化したのでしょう? 中国では「亜美利加」の方が一般的だから、単に中国に倣ったということ?

結局のところ、謎は解けず (^^;;;

韓国での漢字の読み方 (頭の r 落ち)

韓国語での漢字の読み方は基本的に 1通りですが、「金」のように苗字で使う場合は「 (kim)」と発音し、それ以外では「 (keum)」と発音するというように、複数の読み方をする漢字もあります。また他にも熟語の頭で使われるときとそうでないときで読み方が変わる漢字があります。それは「 (r, l)」で始まる漢字です。

分かりやすい例として「料 ( = ryo)」と「理 ( = ri)」という漢字を見てみましょう。まず、これらの漢字が使われる熟語の例として以下のものを見てください。

資料 (자료 = cha ryo)

料理 (요리 = yo ri)

理事 (이사 = i sa)

ご覧になって分かるように「料」も「理」も熟語の頭で使う場合は「 (r, l)」が落ちて「 (子音なし)」になり、それぞれ「 = yo」と「 = i」となっています。

この規則も重要です。忘れずに覚えておきましょう (^^)v

またこの他に頭の「 (r, l)」が「 (n)」になる場合もありますが、それについては後日改めて。

(2006-12-06 追記)
韓国での漢字の読み方 (頭の r → n)

先週の「味対味」のゲスト

先週 10/29 放送の「味対味」を改めて観直してみて、ゲストに見覚えのある二人を発見!

味対味20061029ゲスト

この二人、誰か分かりますか? (^^)










左側の女性は「ユラ母@プロポーズ 」「シニ母@真実 」でおなじみのキム・チャンスクさん。

右側の男性は「折鶴」('98) でウナク (シウォン君) のバイト先 (ハナマート) の上司モ・チュンボ役のキム・ジョンギュンさんです。「イマリジョ」が口癖の面白いマネージャですね (^^)v

この回のゲストでは歌手兼俳優のホン・ギョンミンさんが目立っていたので全く気がつきませんでした (^^;;;

それにしても「味対味」ってゲストが毎回興味深いです♪

韓国での漢字の読み方

久しぶりに韓国語ネタを (^^)v

以前の記事で「韓国では漢字一文字につき読み方はほぼ 1通り、多くて 2通りくらいしかない」という説明をしました。またその同じ記事でも紹介したように熟語は日本と韓国では同じものが多いので、漢字の読み方を理解するだけでも韓国語の「語彙」が増えると思います。そこで今回は日本語の読み方との対比をしてみたいと思います。

基本的に韓国での漢字の読み方は日本での漢字の音読みに近いと思って良さそうです。例えば、新 ( = sin)、信 ( = sin)、薬 ( = yak)、約 ( = yak)、束 ( = sok)、準 ( = jun)、備 ( = bi) などのように日本語と同じ発音の漢字は数多く存在します。

また日本語と発音は違うけれど、日本の音読みで同じように発音する漢字同士は韓国でも同じように発音することが多いです。いくつか例を挙げてみましょう。

エイ (永, 英, 栄, 映, 詠)
(yeong)

エキ (駅, 役, 易)
(yeok)

カイ (会, 回, 悔)
(hoe)
※「会」も「回」も日本語で「エ」と発音することがありますよね。「一期一会」「回向院」とか。

カイ (海, 解)
(hae)

カン (館, 官, 管, 観)
(kwan)

ケン, ゲン (賢, 県, 現, 玄, 弦)
(hyeon)

ゲン (元, 原, 源)
(won)

ショ (書, 署, 緒)
(seo)

ゼン (全, 前)
(jeon, cheon)

ゼン (善, 膳, 禅)
→ 선 (seon)

タイ, ダイ (大, 台, 代, 対, 帯, 隊, 貸)
(tae, dae)

ダイ (第, 題)
(je, che)

トウ, ドウ (東, 棟, 銅, 胴, 動, 童)
(tong, dong)

ヨウ (羊, 洋, 陽)
(yang)

いかがでしょうか? もちろんこれが全てではありませんし、例外も多いのですが「感覚」は掴めましたか? (^^)

ところで、ハングルでは「ツ」の音が存在しないことはご存知の方も多いと思いますが、韓国での漢字の読み方の特徴として、日本の音読みで「ツ」と発音する部分が「 (r, l)」と発音されることが多いようなのです。例えば以下のような漢字があります。

シツ, ジツ (室, 失, 実)
(sil)

ジュツ (術, 述)
(sul)

テツ (鉄, 哲, 徹, 撤)
(cheol)

他にも「活 → (hwal)」「察 → (chal)」などがあります。単なる「ツ」の「 (r, l)」への置き換えではないので分かりにくいかも知れませんが、こちらについてもイメージは掴めましたでしょうか?

さていかがだったでしょうか?
こういった方向での韓国語のマスター方法もあるということで紹介してみました (^^)v

「折鶴」('98)

リュ・シウォン主演 「折鶴」 DVD-BOX 1
リュ・シウォン主演 「折鶴」 DVD-BOX 2
リュ・シウォン主演 「折鶴」 DVD-BOX 3

視聴開始時の記事


リュ・シウォン君が '98年に主演した全54話の長編ドラマです。共演はシウォン君の前作「純粋」('98) に引き続きミョン・セビンさんです。
純粋 」も「折鶴」も同じ KBS のドラマ。「純粋 」が終了したのが '98/10/05 で「折鶴」が始まったのが '98/10/31 ですから間に 1ヶ月もあいていません。聞くところによると当初主演はペ・ヨンジュンさんの予定だった とのこと。役のイメージとしてはペ・ヨンジュンさんの方が確かに合っている気もしますので、シウォン君が主演することは急に決まったのかも知れませんね。その事実があるにしてもシウォン君とセビンちゃんのコンビは当時の「ゴールデンカップル」だったのでしょう。画面上での「しっくり感」は抜群だと思います (^^)v
週末連続ドラマとして放送された作品ですが、同じ週末連続ドラマ「君に出会ってから」('02) と同様に、家族や親戚等の登場人物が多く、週末の夜を家族で楽しめるようなホームドラマの要素が含まれています。

ドラマは、レーサーを夢見る孤児で貧しい青年ウナク (シウォン君) とピアニストを目指している裕福な家庭のお嬢様ナヒョン (ミョン・セビンさん) の運命の愛を中心に 2人を取り巻く友人や家族、親戚などの姿が描かれています。
DVD のジャケット写真や数々の宣伝文句を見ると、カーレーサーと 2人の女の三角関係を描いたラブストーリーと思われるかも知れませんが、カーレーサーとしてのシウォン君はそんなに登場しませんし、いわゆる「三角関係」の要素は終盤にしか描かれていませんので、宣伝のイメージでこのドラマを観ると期待を大きく裏切られると思います (^^)
孤児のウナクは貧しいながらもレーサーを夢見ながらレースカーのメカニックとして働いている。目下の目標は、実の弟のように可愛がっているウンサン (ソ・ジェギョンさん) の心臓病の手術代を稼ぐこと。日々の生活は決して楽ではないが、それでも孤児院時代からの親友ピルスン (パク・ヨンウさん) やクァンモ (イ・サンインさん) とともにつましいながらも幸せな生活を送っていた。ある日、出場予定だったレーサーの代役としてレースに出ることになったウナクは、テストドライバーとして密かに訓練していた成果を見せて初出場ながら優勝を飾る。デビュー戦で優勝し、レーサーとしての成功、そして明るい未来が目の前に現実のものとして見えてくるウナク。

一方、ナヒョンはピアノ科の学生。裕福な家庭で仲の良い両親の愛を受けて何不自由なく幸せに育って来た。間近に控えたニューヨーク留学に胸をときめかせ、ピアニストとして活躍することを夢見ていた。

本来出会うことのない、境遇の全く異なるウナクとナヒョン。それぞれに夢と希望に胸を膨らませ、幸福なときを過ごしていた。しかしある交通事故をきっかけに 2人の運命は大きく狂わされて行く…。

ストーリーは、ウナクとナヒョンの 2人を中心に、交通事故をきっかけに生活が一変してしまうナヒョンの家族や親戚、そしてダンサーを目指すことになるウナクの親友ピルスンとダンサーのセリ (ソン・ユナさん) など数多くの登場人物たちによる様々なエピソードの積み重ねで展開して行きます。

とにかく登場人物が多いのですが、それらの役を演じる俳優さんたちも今から見るとかなり豪華。まずは以下の出演者一覧をご覧になっていただくとその豪華さが分かると思います。

「折鶴」出演者一覧

ドラマ全体への感想として正直なことを言えば、メインであるウナクとナヒョンの物語以外のサイドストーリーが多過ぎて散漫な印象をうけました。これは全54話を「一気観」してしまったせいもあるかも知れませんが、ウナクとナヒョンの「いいシーン」の後に急に全く別のエピソードが入るといったことの連続で、観ている者の感情に冷水を浴びせるようなことも多々。確かにウナクとナヒョンの物語の後半部分はあまりに重苦しく、それだけでは視聴者が辛いということもあるので、息抜きとして (明るめの) サイドストーリーが入るのも悪くはありません。が、量が多すぎるのです。言い換えると、ウナクとナヒョンの物語に絞れば恐らく普通のミニシリーズ同様に全20話以下で済むはずの内容をサイドストーリーで「水増し」して全54話にしたような印象があるのです。もちろん、1つの交通事故によって多くの人々の生活が変わってしまう、その状況をつぶさに描写することで、事故の重大さ深刻さを表現しているとも言えます。ただそれならば、もう少し構成を工夫して「散漫」な印象を与えないように、つまり視聴者の感情を冷めさせないような流れを作って欲しかったです。

そしてもう 1点、とても気になるのは冗長な演出。もったいぶった演出が多いんです。例えば、電話やポケベルが鳴ってもなかなか取らない、取ってもなかなか話し始めない、直接顔を合わせての会話でもなかなか話し始めない、話し始めてもわざわざ持って回った言い方をするなどドラマの演出としてはありがちですが、そればかりだと観ていてイライラします。大げさだと思われるかも知れませんが、ほぼ全てこのような演出の繰り返しなんです。そのため、なお一層「水増し」している印象を与えてしまっています。また他にも「冗長な演出」としては (過去の放送回の使い回しの) 回想シーンの濫用。撮影スケジュールが厳しい韓国ドラマではありがちではありますが、これも「水増し」感が否めません。

一方、これだけ「水増し」している割に、ウナクとウンサンの実の兄弟のような強い結びつきを示すシーンがあまりない上に、ウナクやピルスンたちの孤児院時代からの苦労を描いたシーンが全くないというのは、とてもバランスが悪いです。ここでこそ「回想シーン」として、孤児院時代の様々なエピソードや孤児院を出てから苦労して働いて来たウナクたちの姿、またウンサンが孤児院に預けられてからウナクがどれだけウンサンを「弟」として愛して来たかが分かるエピソードやシーンを入れて欲しかった…。これらのシーンがないためにウナクたちがウンサンの手術費を稼ぐために必死に頑張っている姿の説得力が薄まってしまい、せっかくの感動的なシーンも少し冷めた目で見てしまいました。これは本当に残念。

ということでこのドラマ。全54話はとにかく長過ぎました。僕が脚本や演出を担当するならもう少し枝葉を切り落として、全30話くらいにしたと思います。

ところでこうやって悪い点ばかりを挙げましたが「では、つまらなかったのか?」というとそうではありません。むしろ「面白かった」です。おかげで全54話を一気に観てしまうという無茶までしちゃいました (^^;;;

何が一番良かったかといえば、これだけの長編でありながら、いわゆる「悪役」が 1人もいなかったこと。イライラする登場人物はいっぱいいましたが、はらわた煮えくり返るような悪役はいませんでした。ですので比較的「気持ちよく」ウナクとナヒョンの運命の愛に陶酔することができました。
イライラキャラはかなりいっぱい (^^;;;

あまりに世間知らずで頼りない上に愚かで浅はかなナヒョン母 (イ・ギョンジンさん=ソンジェ母@美日々、ジウン母@火の鳥)、エラそうなことばかり言うくせに世間知らずで娘と孫に甘過ぎるナヒョン祖母 (サ・ミジャさん)、エラそうに他人を批判するくせに全く頼りにならないスケコマシのプロゴルファーのナヒョン叔父 (キム・サンジュンさん)、末っ子で甘やかされて育ったせいか小学校高学年なのに言動が幼稚園児並みのナヒョン弟ジョンヒョンなど、これらの人物にはかなりイラッとしましたね (^^;;;

あっ、それからセリ (ヨンヒ) 役のソン・ユナさんの演技も序盤から中盤にかけては「演技過剰」でちょっと鼻につきました (^^;;; 終盤はかなり良かったですけどね (^^)
内容としては、最初の数話を観ただけで結末まで全て読めてしまうくらいひねりの無いストレートさも (同時に欠点でもありますが) 僕にとっては楽しめました。'70年代に観た山口百恵ちゃんの「赤いシリーズ」とか、 '80年代の大映ドラマのノリですね (^^)v

最後に主演のシウォン君について。

前作の「純粋 」のジヌが「究極のソフトナムジャ」であったのに比べると、ウナクは随分とワイルド系の役だったと思います。序盤では、仲間のケンカに (仲裁するのではなく) 積極的に参戦しちゃったり、酔っぱらって立ちション (!) したりなんていうシーンもありましたし、中盤から後半にかけて、自分の不運さ不幸さに自暴自棄になって暴れるシーンもあったり。でもそんな既存イメージと異なるのはわずかで、基本的にはいつもの「真面目で礼儀正しい優しい青年」役です。

ところで「折鶴」が放送された '98年は「この世の果てまで 」「純粋 」と立て続けに主演ドラマが大ヒットし、まさに旬の俳優だったシウォン君。「折鶴」のシウォン君にはその「ノッテいる」人気俳優特有の輝きが溢れていたと思います。またこの作品はアジア各国だけでなくハワイにも輸出されて人気を博し、シウォン君を「国際スター」にした記念すべき作品。その意味でもシウォン君のファンは絶対に観るべきドラマだと思います。

どうでもいいことですが、ウナクを見ていてどうしても気になってしまうことが (^^;;; ウナクは昼も夜も寝る間も惜しんで働き詰めの生活。クァンモと二人で住んでいる倉庫には当然シャワーすらありません。なのでウナクは入浴はおろかシャワーすら浴びていないはず。なのにいつも「髪の毛はつやつやのさらさら」。汗まみれで働いているはずなのに、いつも「すっきり爽やか」。そもそもの上品過ぎる顔立ちとも相まって、どうしても「貧乏で苦労しているようには見えません!」でした (^^;;;

ただ「折鶴」を観ていて、改めてシウォン君は「キレイな顔」をしているということに気付かされました。細かいようですが、あくまで「キレイ」であって「美しい」とか「美形」という意味ではありません (^^;;; 「清潔感のある」と言い換えてもいいかも知れませんね。貧乏ったらしい服装をしていても「こぎれい」。下品な振る舞いをしてもどことなく「爽やか」。まぁ、はっきり言ってしまうと貧乏人の役は似合わないんでしょう (^^;;;

そして本当にくだらないことですが、ウナクとクァンモの住んでいる倉庫内に洗濯物が干してあるシーン (第26話)。ピルスンが頭に引っ掛けてしまうのは 2枚のパンツ。どちらもブリーフで一方は「グンゼ」のような白いパンツ。そして一方は緑と黒の横縞のビキニパンツっぽいブリーフ。キャラクターから言って、恐らく白いパンツはクァンモだと思うのですが、そうなるともう一方の緑と黒の横縞パンツはウナクということに…。う~む、ウナクはあんな真面目でおとなしそうな顔してパンツだけはイケイケ? と変なところで「意外なものを見た」という気がしてしまいました (^^;;;

更にくだらないことですが、「脱がない男」シウォン君らしいシーンも紹介しておきます (^^;;;

職場で肩を痛めたウナクが家でクァンモに湿布を貼ってもらうシーン (第13話)。何故かウナクはランニングシャツを着ています。ランニングシャツを着た状態で肩甲骨付近に湿布を貼ってもらうなんてありえないと思いませんか? (^^;;; まぁ、うつぶせの状態で貼ってもらった後、仰向けになるシーンなので乳は見せないシウォン君としてはシャツを着ていないわけにはいかなかったのでしょうけどね (^^;;;

「折鶴」関連記事

「折鶴」('98) 視聴完了!

先週で大きな仕事が片付いて今週はほとんどオフ状態。ということで「韓ドラ一気観」好きの僕は、かねてからたまったままになっていた「折鶴」全54話を一気に観てしまいました (^^)v

さすがに疲れた (^^;;;

そして今、頭の中には「♪サラガニ~ダ~♪」がこだましています <--- ヤバいです (^^;;;

ということで後ほど改めて「感想」を記事にします (^^)v

韓国ドラマのジャガイモ君

女優さんに対しては徹底して「美形」を求める僕ですが、「美形」男優にはあまり関心はありません (当たり前?) まぁ、もちろん「ラストダンスは私と一緒に」('04) を観てチソン君みたいな顔に生まれたかったものだ…と思ったりする「憧れの美形顔」というのは多々ありますけどね (^^;;;

男優さんの場合は、演技や役のキャラクターを優先するので、気がつくと結構「ぶちゃいく (= ジャガイモ君)」系が気に入ってしまうことが多いみたいです (^^)
世界中のシウォン君ファンを敵に回してしまうことを覚悟で言ってしまえば、僕が最初にシウォン君に興味を持った「美しき日々」('01) のときのシウォン君だってかなり「ぶちゃいく」系だったでしょ? (^^;;;
そんな「ぶちゃいく」好き (?!) の僕が今お気に入りなのは、先日の記事でも紹介した「折鶴」('98) のクァンモ (イ・サンインさん) と「勝手にしやがれ」('02) のボクス (ヤン・ドングンさん)。どちらのドラマも視聴中なので最終的にこの「愛すべきキャラ」がどうなるのかは分からないのですが、今のところはかなりお気に入りです (^^)v

クァンモとボクスの二人は「ジャガイモ君」であることを除くとキャラに共通点はあまりないんですが、とにかく観ていて「可愛くて可愛くて仕方ない」って感じなんです (^^) けなげだし、いい奴だし、茶目っ気たっぷりだし (^^)v

ということで「折鶴」も「勝手にしやがれ」も今一番楽しみに視聴しているドラマ です♪