Marc のぷーたろー日記
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

「テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ」('24)

 

詐欺で大金を奪われた老女が、お金を取り返そうと犯人の居場所へ乗り込んでいくさまを描いたコメディ映画です。主演はジューン・スキッブ、共演はフレッド・ヘッキンジャー、リチャード・ラウンドトゥリー、パーカー・ポージー、クラーク・グレッグ、マルコム・マクダウェル他。

 

Wikipedia「テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ」

 

いくらなんでもそんなに上手くいくわけないだろw

 

とツッコミながら気楽に観られるコメディとしてよく出来てる (^^)v

 

でも、老後を考えなければならない「お年頃」となった自分にとっては、主人公がただただ羨ましい…。

 

頼りないけど、お婆ちゃんが大好きな孫がいつも味方でいてくれるし、その孫ほどではないにしても、娘夫婦もちゃんと心配して気にかけてくれるし。

 

高齢になれば、思い通りに身体が動かせなくなるとか、いろいろ悔しいことや悲しいことは当然あるでしょうし、この物語のように悪い連中に騙されたりすることもあるでしょうけど、それでも「理想の老後」を描いた物語として、コメディとして楽しめるだけでなく、心に響くものがある映画でした。

「リトル・マーメイド」('23)

 

アンデルセン童話「人魚姫」を原作としたディズニーアニメ「リトル・マーメイド」('89) を実写映画化したファンタジーミュージカルです。主演はハリー・ベイリー、共演はジョナ・ハウアー=キング、アート・マリク、ノーマ・ドゥメズウェニ、ハビエル・バルデム、メリッサ・マッカーシー他。

 

Wikipedia「リトル・マーメイド (2023年の映画)」

 

「リトル・マーメイド」('89) はとても有名ですが、観ようとはこれっぽっちも思いませんでした。だって、切なく悲しいエンディングが魅力である人魚姫の物語をディズニーらしいノーテンキで陳腐なハッピーエンドに「改悪」することは観なくても分かりましたから。

 

そんなわけで、この実写版にも興味はなかったのですが、写真で観たハビエル・バルデムのハマりぶりに興味を持ち、それだけを目的に観てみました。

 

ハビエル・バルデムは確かにハマってるグッド!

 

それ以外は論外。

 

予想通りのディズニーらしい陳腐なストーリーには呆れるしかありませんでしたが、世の中には「ハッピーエンド至上主義」な人も少なくないので、ディズニーの主たるターゲット層向けにはこれでいいんでしょう。

 

でもはっきり言うと、ここまで本質的な部分を変えてしまうのは、翻案ではなく、原作に対するただの「冒涜」。商業主義丸出しのディズニーの作品はそんなのばかりですが、原作の関係者はもっと怒っていいと思う。

「アラジン」('19)

 

「千夜一夜物語」の「アラジンと魔法のランプ」を原作としたディズニーアニメ「アラジン」('92) を実写映画化したファンタジーミュージカルです。主演はメナ・マスード、共演はナオミ・スコット、ウィル・スミス、マーワン・ケンザリ、ナヴィド・ネガーバン他。

 

Wikipedia「アラジン (2019年の映画)」

 

20世紀のファンタジーアニメを21世紀に実写でリメイクするとこうなるという典型例で、いろいろ鼻につくところはあるものの、「ウィル・スミスのワンマンショー」と思えば充分に楽しめます。

 

ただ、ミュージカルシーンで、アニメーションなら許容範囲の演出(表現)をそのまま実写でやられると違和感しかないので、そこはもうちょっと考えたほうが良かったんじゃないかなぁと思います。

「エイリアン:ロムルス」('24)

 

リドリー・スコット監督によるSF映画の金字塔「エイリアン」('79) から始まったシリーズ第7作で、第1作と第2作の間の時代を舞台に、放棄された宇宙ステーションでエイリアンと遭遇した若者たちの死闘を描いたSFホラーです。主演はケイリー・スピーニー、共演はデヴィッド・ジョンソン、アーチー・ルノー、イザベラ・メルセド、スパイク・ファーン、アイリーン・ウー他。

 

Wikipedia「エイリアン:ロムルス」

 

「エイリアン」シリーズのスピンオフとしては充分な出来ですし、1作目へのオマージュとともに対となる構成になっているのもグッド!

 

娯楽SFアクションホラーとして充分に楽しめました (^^)v

 

ただ、「エイリアン」以降、同様の作品が数多く作られているので、それらの過去作と比べて、取り立てて新鮮味があるわけでないので、明日にも内容は忘れちゃいそうです (^^;;;

 

関連記事

「Naked As We Came」('12)

 

死期の迫った初老女性の屋敷で彼女の世話をしている「庭師」の青年と、その女性の娘と息子を描いたドラマ映画です。出演はベンジャミン・ウィーヴァー、カーマイン・アラーズ、ライアン・ヴィジラント、ルー・マクウィリアムズ他。

 

Wikipedia「Naked as We Came」

 

「いい話」だとは思います。

 

母と娘、母と息子、姉と弟、それぞれの間にある「しこり」のようなものは、いずれも類型的ではあるものの、現実的ではあります。

 

そんなわだかまりを抱えた家族3人に、1人の「他人」が混ざることで、家族間の関係に変化が生まれるのも、これまた類型的ですが、理解はできますし、その変化を「いい話」として描きたかった意図も分かります。

 

ただ、息子と「庭師」の青年の関係だけは、物語上の必要性が非常に乏しく、そこは同年代の同性同士の単なる「共感」で良かったんじゃないかと思えてならないのです。

 

この2人の「蛇足」とも言うべき関係が思いっきりノイズになっていて、映画全体が散漫でピンボケな内容になってしまっているように感じてしまったのは残念。

「さらば、わが愛/覇王別姫」('93)

 

激動の中国近代史を背景に、京劇の世界で生きる2人の役者の愛憎を描いた、チェン・カイコー監督による大河叙事詩です。主演はレスリー・チャン、チャン・フォンイー、共演はコン・リー、リゥ・ツァイ、グォ・ヨウ他。

 

Wikipedia「さらば、わが愛/覇王別姫」

 

大昔に観て以来、本当に久しぶりに観てみました。

 

昔、初めて観た時に最も印象に残ったのは、主人公2人が10代の頃、初めて「覇王別姫」を演じた頃の一連のエピソード。演じる子役のハマりぶりと説得力のある演技が強く胸に迫りました。

 

今回も同様に、そのエピソードには心を打たれましたが、映画全体に対しては前回とはちょっと違った感想を抱きました。

 

前回は、主人公が「時代に翻弄された」部分が強く印象に残ったため、主人公に対して「気の毒」という感情を抱くととともに、文化大革命のおぞましさや愚かさに強い憤りを感じました。

 

今回も確かに文化大革命に対する怒りの気持ちは変わらなかったものの、主人公の「愛する人と舞台に立って完璧な演技を披露すること以外に興味も関心もない」純粋さを全面的に肯定することができなかったんですよね…。もちろん、その純粋さを否定してしまっては物語として成立しないことは頭では分かっているんですけどね…。

 

主人公のあまりの「純粋さ」を素直に受け入れられる気分じゃなかったのでしょう。また別の機会に観れば、素直に受け入れられるのかもしれませんけどね。

 

いずれにせよ、中国の20世紀の歴史を背景にしたスケールの大きい、格調高い切ないラブストーリーとして大傑作であることに変わりはなく、まだ観たことがない人には積極的にお勧めしたい作品ではあります。

「フライト・リスク」('25)

 

小型飛行機を舞台に、司法取引した証人と保安官補とパイロットの攻防を描いた、メル・ギブソン監督による航空サスペンスアクションです。出演はマーク・ウォールバーグ、ミシェル・ドッカリー、トファー・グレイス他。

 

Wikipedia「フライト・リスク」

 

ほぼ「密室を舞台にした3人芝居」で、娯楽映画としてはそれなりに楽しめますが、取り立てて出来がいいとは思えず。登場人物たちが物語に合わせて都合よく動いている不自然さは終始否めませんでした。

 

そして何より不思議なのは、この脚本がハリウッドの脚本プロジェクト「ブラックリスト」で発表され、高く評価されたことで映画化が決まったこと。

 

そこまでの出来の脚本???

 

どこを取っても既視感しかない凡庸なプロットで、この脚本のどこが良いと評価されたのか全く分かりませんでした。

「リンリー警部の事件簿」('25)

 

米国の推理作家エリザベス・ジョージによる人気小説「リンリー警部」シリーズを原作とし、貴族の称号を持つリンリー警部が、たたき上げの巡査部長ヘイヴァースとコンビを組んで難事件に挑むさまを描いた英国産のミステリーシリーズ全8話です。主演はレオ・スーター、共演はソフィア・バークレー、ダニエル・メイズ、マイケル・ワークアイ、ニーヴ・ウォルシュ他。

 

刑事ドラマとしては悪くない。オチへの持って行き方に物足りなさを感じるところはあるものの、充分に楽しめる。

 

が、主人公2人のキャラクターが設定の割にキャラクターとしての面白みに欠けるというか、イマイチ魅力が足りないのが残念。

 

それにしても、ダニエル・メイズって、こういう役がハマるのは確かなのだけれど、同じような役ばかりでちょっと気の毒な感じ。

「時を超えたクリスマス」('15)

 

遠い地で憧れの仕事に就くか、故郷で理想の男性と結婚するかの選択で悩む若き心理学者の女性が不思議な御者に導かれて3年後の人生を体験することになるさまを描いたテレビ映画です。主演はエロイーズ・マムフォード、共演はマイケル・スタール=デヴィッド、クリストファー・ロイド、ウィリアム・シャトナー、テス・アトキンス他。

 

毎年クリスマスシーズンに米国で放映されるロマンティックコメディとしては充分な出来で、家族で安心して気楽に観られるのはいいんですが、「そんなに簡単に問題が解決するなら、最初から悩む必要なんてなかったじゃん!!」としか思えないのは👎

 

もちろん、21世紀の作品としては「妥当な結末」であり、その結末自体は悪くないのですが、主人公が人生の岐路に立って悩むという物語の根幹部分に説得力が皆無だったのは致命的。

 

雑な脚本だなぁとしか思えませんでした。

「ロイヤル・クリスマス:恋する家庭教師」('15)

 

ふとしたことから、クリスマスの時期にヨーロッパ某国の王女の家庭教師として働くことになったアメリカ人女性を描いたテレビ映画です。主演はダニカ・マッケラー、共演はルパート・ペンリー=ジョーンズ、エリー・ボタリル、パヴェル・ダグラス、デボラ・ムーア、アレクサンドラ・エヴァンス他。

 

10年前の映画なので古臭さは否めませんが、いかにもアメリカ人が好きそうなシンデレラストーリー。

 

設定を聞いただけで、誰もが完璧に結末まで予想できてしまう陳腐なストーリーで、意外性も新鮮味も皆無。

 

それでも、クリスマスシーズンにアメリカの一般家庭で家族揃って観るにはちょうどいい内容で、同じような内容のテレビ映画が毎年作られ続けていることを考えれば、充分に及第点は取っています。

 

ただ、内容よりも主演のダニカ・マッケラーの化粧のケバさが気になって仕方ありませんでした。清貧で心優しいキャラクターという設定に全く合っておらず、何故ここまでケバいメイクをする必要があったのか本当に謎。

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>