Marc のぷーたろー日記 -2ページ目

「フラワーショップ・ミステリー 〜血塗られた花〜」('16)

 

平穏な町ニューチャペルを舞台に、元弁護士で生花店主のアビー・ナイトが殺人事件の謎に迫るミステリシリーズの第1作です。主演はブルック・シールズ、共演はブレナン・エリオット、ボー・ブリッジス、ジェームズ・ケイド、ロン・レア、フルヴィオ・セセラ他。

 

日本で言うところの2時間サスペンス。

 

ご都合主義全開で予測可能なプロットにしろ、登場人物のキャラクター造形にしろ、とことん陳腐。

 

しかし、それ故に難しいことを考えずに気楽に観られるし、扱われる事件自体は残酷ですが、映像としては極めて穏やかな作りなので、中学生くらいの子供と観ても安心と言えるかもしれません。

 

それはともかく、主演のブルック・シールズが往年の輝く美貌を維持、とまでは言わないまでも、良い歳の重ね方をして年齢相応の美しさを見せているのは注目に値するでしょう (^^)v

「DROP/ドロップ」('25)

 

マッチングアプリで知り合った男性と初顔合わせのディナーに出掛けたシングルマザーが、スマホに届く匿名脅迫メールに翻弄されていくさまを描いたシチュエーションスリラーです。主演はメーガン・フェイヒー、共演はブランドン・スクレナー、ヴァイオレット・ビーン、ジェイコブ・ロビンソン、リード・ダイアモンド、ガブリエル・ライアン他。

 

難しいことを考えなければ、それなりに楽しめる娯楽映画だとは思えるけど、犯人たちの目的と手段のバランスがあまりにも変で、いくらなんでも無理がある。

 

犯人たちの目的が分かった瞬間に一気に醒めちゃった…。

「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」('24)

 

後の米国大統領ドナルド・トランプの青年実業家時代を再現したドラマ映画です。主演はセバスチャン・スタン、共演はジェレミー・ストロング、マリア・バカローヴァ、マーティン・ドノヴァン、トム・バーネット他。

 

Wikipedia「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」

 

「モンスター」を描いた映画としては分かりやすいし、面白い。

 

でも、あまりに分かりやす過ぎて嘘っぽく見えちゃったのも事実。

 

実際はそんな単純な話じゃないでしょ。

 

と言いたくなる映画でした。

「Vienna Blood/ヴィエナ・ブラッド 〜ウィーン世紀末事件簿〜」('19 - '24)

 

 

 

 

1900年代のウィーンを舞台に、若き英国人神経科研修医とウィーン警察の警部が謎多き殺人事件の捜査に挑むミステリーシリーズ全4シーズン全22話です。主演はマシュー・ビアード、ユールゲン・マウラー、共演はルイーズ・フォン・フィンク、ジェシカ・デ・ゴウ、ルーシー・グリフィス、シャーリーン・マッケンナ、コンリース・ヒル、アメリア・ブルモア他。

 

シーズン4で完結してしまったのは悲しい…。

 

と本気で思ってしまうほどには充分に楽しめました (^^)v

 

ただ、純粋にミステリとして観るとちょっと凡庸。

 

主人公のコンビは王道の「ホームズ&ワトソン」タイプだし、謎解きとしてもちょっと強引なご都合主義が目立つし。

 

それでも、1900年代のウィーンを再現した美術や衣裳はゴージャスだし、ロケシーンも美しく、まさに眼福。

 

また、シリーズ完結から数年後に起きることになる第一次世界大戦に繋がる社会の不穏さ、さらにその後に台頭するナチスの萌芽などを背景に盛り込み、当時のオーストリアにおけるユダヤ人や移民の不安定な立場を描いているのも興味深い。

 

そして何より、主人公2人のキャラクターの魅力と、彼らを演じる2人の俳優のハマりぶりが素晴らしく、永遠にこの2人の活躍を観ていたいと思ってしまうほど。

 

それだけに、シーズン4で完結してしまったのは本当に残念ですが、その後のオーストリアがあまりに不穏過ぎるので、物語をこれ以上続けるのが難しいのは理解できますけどね。

 

とにかく、ミステリ好きにはちょっと物足りなさはあるかと思いますが、娯楽作品としては充分にお勧めできます (^^)v

「青い目の殺人鬼」('12)

 

2003年に米国で実際に起きた事件をもとに、夫を惨殺した妻の裁判を描いたサイコスリラーです。主演はサラ・パクストン、共演はジャスティン・ブルーニング、リサ・エデルスタイン、マイケル・グロス、W・アール・ブラウン他。

 

確かに異常で不可解な事件。

 

そんな事件に対して、何らかの解を示すのではなく、事件の不可解さを不可解なまま表現しているのは良いと思います。

 

妻の正当防衛は認められるのか?

 

過剰防衛ではないのか?

 

妻の言動の不可解さは演技なのか?

 

それとも、本当に錯乱しており、責任能力はないのか?

 

本当に分かりません。

 

それでも、ここまで極端ではなくても、近しい事件は、いつどこで起きてもおかしくないのではないか、とは思わされました。

「アメリカン・フィクション」('23)

 

アフリカ系の登場人物を型にはめて描くエンターテインメント作品が多い米国の風潮に抵抗して、あえて典型的なアフリカ系の登場人物を描いたアフリカ系作家の数奇な運命を描いたコメディです。主演はジェフリー・ライト、共演はトレイシー・エリス・ロス、エリカ・アレクサンダー、スターリング・K・ブラウン、イッサ・レイ他。

 

Wikipedia「アメリカン・フィクション」

 

公開当時から興味があったのものの、機会がなく、これまで観られずにいたのですが、ようやく観ることができました (^^)v

 

めっちゃ面白かった (^O^)

 

黒人差別の問題を「逆」から描いた作品で、その皮肉の効かせ方が見事。

 

また、風刺や皮肉としては敢えて現実離れしたエピソードにする一方で、黒人に限らず、親の介護や家族の問題などはリアルに描く、そのコントラストもいい。

 

どちらかと言えば「名脇役」のイメージだったジェフリー・ライトの個性や魅力を活かしているし、純粋に娯楽映画としても楽しめるのがグッド!

 

お勧め (^^)v

 

「ウーマン・トーキング 私たちの選択」('22)

 

人里離れた村で自給自足の共同生活を送る宗教コミュニティの中で性的暴力に直面した女性たちが、今後について白熱の議論を繰り広げた末に決断を下すさまを描いたドラマ映画です。出演はルーニー・マーラ、フランシス・マクドーマンド、クレア・フォイ、ジェシー・バックリー、ベン・ウィショー他。

 

Wikipedia「ウーマン・トーキング 私たちの選択」

 

演技派女優らの競演で、同じキャストの舞台劇で生の演技を観てみたいと強く思わされました。

 

とにかく、観ていて「悲痛」としか言いようがありませんでした。

 

21世紀の今もこういうコミュニティは存在しますし、ここまで極端でなくても、信仰の名の下に洗脳され、抑圧されている人々が数多く存在する事実に思いを寄せる人が、この映画をきっかけに1人でも増えることを祈るばかりです。

「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」('25)

 

往年の人気ドラマ「スパイ大作戦」をトム・クルーズ主演で映画化した大ヒットシリーズの第7弾です。共演はヘイリー・アトウェル、ヴィング・レイムズ、サイモン・ペッグ、イーサイ・モラレス、ポム・クレメンティエフ、アンジェラ・バセット他。

 

Wikipedia「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」

 

トム・クルーズが主人公を演じるのは最後とされる本作。

 

過去作への振り返りもたっぷりあり、フィナーレらしい作品に。

 

いつもながら、手に汗握るハラハラドキドキ感を味わわせてくれ、観終わった後には爽快感がある、娯楽作品としては充分な出来でした。

 

が、これもまたいつものことですが、中身は本当に薄く、「味わい」と呼べるものは皆無なので明日にも内容は忘れちゃいそうです (^^;;;

 

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「ハイ・ローラーズ」('25)

 

ジョン・トラヴォルタが伝説の泥棒を演じたクライムアクション「キャッシュアウト」('24) の続編となるシリーズ第2弾です。共演はジーナ・ガーション、ルーカス・ハース、クエヴォ、デミアン・カストロ、アレックス・ハート、ダニー・パルド他。

 

「キャッシュアウト」は独特のカメラワークは印象的でしたが、それ以外はあまりに雑で、お世辞にも良い出来とは思えませんでしたし、そもそも面白くもありませんでした。

 

それなのに、続編が作られたのには本当に驚きましたが、「キャッシュアウト」を面白いと思った人がそれなりにいたのでしょう。

 

で、全く期待しないで観たのですが、前作同様、カメラワークが良かっただけ。

 

相変わらず、脚本は雑、編集も雑。そして面白くない。

 

でも、3作目も作る気満々のエンディング…。どうなるんでしょうね。

 

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「ロボット・ドリームズ」('23)

 

動物が人間のように暮らすニューヨークで出会った、犬とロボットの友情を描いた、スペインとフランス合作のアニメーション映画です。

 

Wikipedia「ロボット・ドリームズ」

 

友情よりは恋愛に近い描写なので、切ないラブストーリーとして強く心が揺さぶられました。

 

それにしても、主人公のドッグは何で生計を立ててるんだろ?