プロフェッショナル [Blu-ray]
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紛争に揺れる1970年代の北アイルランドを舞台に、引退した伝説の殺し屋が凶悪なテロリストたちと死闘を繰り広げるさまを描いたハードボイルドアクションです。主演はリーアム・ニーソン、共演はケリー・コンドン、ジャック・グリーソン、キアラン・ハインズ、デズモンド・イーストウッド、コルム・ミーニイ他。
→ Wikipedia「プロフェッショナル (2023年の映画)」
「プロフェッショナル」なんてチープなタイトルとジャケット写真のせいで、いつもの「リーアム・ニーソンが無双するアクション映画」かと思っていたら、北アイルランドの田舎町を舞台にしたアイルランド映画だけあって、かなり趣が異なっていました。
ハリウッド映画的痛快な爽快さは全くありませんが、「味のある」映画でしたし、中でも、極悪非道の女ボスの極端な二面性は印象的でした。
それだけに、邦題を含め、日本でのプロモーションはもうちょっと何とかならなかったのかなぁと残念でなりません。
元秘密組織の工作員で、米国の片田舎で静かな隠居生活を送っている養蜂家が冷酷非道な巨悪と戦う姿を描いたアクション映画です。 主演はジェイソン・ステイサム、共演はジェレミー・アイアンズ、エミー・レイヴァー=ランプマン、ジョシュ・ハッチャーソン、ミニー・ドライヴァー他。
清々しいまでに頭を空っぽにして観られる映画。
観終わった瞬間に内容なんて忘れちゃいそうだけど、それでいいんです (^^)v
とりあえず、ジョシュ・ハッチャーソンの悪役はちょっと新鮮で良かった (^^)
予期せぬ毒キノコ騒動をきっかけに、ひとり暮らしの老婦人の意外な過去や娘との確執、家族の絆を超えた人と人との繋がりの大切さが浮き彫りになるさまを描いた、フランソワ・オゾン監督によるドラマ映画です。主演はエレーヌ・ヴァンサン、共演はジョジアーヌ・バラスコ、リュディヴィーヌ・サニエ、ピエール・ロタン、ソフィー・ギルマン他。
確かに「意外な過去」ではあったし、「いい映画」だとは思うのですが、娘の頑なな姿が年齢の割にあまりに子供染みていて違和感。映画では描かれていない「何か」があるとしか思えず、そこが気になって仕方ありませんでした。
それでも、主人公の親友の息子のキャラクターが印象的で、主人公の孫との父子のような、でも孫の方は少し別の感情を抱いているように匂わせている微妙な関係の描き方は、フランソワ・オゾン監督らしいなと感じました (^^)
1977年に米国のあるテレビ番組の生放送中に起きた惨劇を、封印されたマスターテープというスタイルで描いたホラー映画です。主演はデヴィッド・ダストマルチャン、共演はローラ・ゴードン、フェイザル・バジ、イアン・ブリス、イングリッド・トレリ他。
予想以上に面白かった (^O^)
ただ、ファウンド・フッテージのはずだったのに、ラストで違う形式になってしまったのはちょっと引っかかる。このオチに持っていくには仕方ないし、他に表現のしようがなかったのは分かりますけど、できれば最後の最後までファウンド・フッテージで通してほしかったなぁと。
シェイクスピアの同名戯曲をフランコ・ゼフィレッリ監督が映画化したドラマ映画です。主演はメル・ギブソン、共演はグレン・クローズ、アラン・ベイツ、ポール・スコフィールド、イアン・ホルム、ヘレナ・ボナム=カーター他。
既に30歳を過ぎていたメル・ギブソンがハムレットを演じることに若干の違和感はありましたが、従来のハムレットのイメージと異なる、野生味のあるハムレットは意外に悪くなかったです。
また、キャストも映像も充実しており、シェイクスピアの「ハムレット」を観たことがない初心者向けの導入版としてはちょうどいい映画だと思います。
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愛する人を亡くした遺族のため、故人になり代わってその役を演じる、謎のサービス代行集団「アルプス」のメンバーである救急救命士や看護師、新体操選手らの行動をシニカルに描いたドラマ映画です。主演はアンゲリキ・パプーリァ、共演はアリアーヌ・ラベド、アリス・セルヴェタリス、ジョニー・ヴェクリス他。
ヨルゴス・ランティモス監督作品らしい世界観は好み。ストーリーも大まかには納得が行く。
が、ところどころに差し込まれる「女性に対する男のヘンタイ的加虐願望」がノイズになって、その度に気持ちが冷めてしまう。
2011年の映画公開当時なら、そこまでのノイズとは感じなかったのかもしれませんが、今の時代に観ると、どうしても気になってしまうのです。
ギリシャの海辺のリゾート地キネタを舞台に、ホテルで働く女性、カメラマンの男性、警察官の3人が謎めいた奇妙な行動を繰り広げるさまを描いたドラマ映画です。出演はエヴァンジェリア・ランドウ、アリス・セルヴェタリス、コスタス・ヒコミノス他。
ヨルゴス・ランティモスの単独監督による長編劇映画第1作ということで、彼らしさは確かに感じましたが、それだけ。
ゆらゆら揺れるカメラワークのせいで、めまいがして内容が頭に入って来ず…。
苦痛でしかありませんでした。
何度死んでも生き返られる「夢の仕事」に就いたはずが逆に生き返るたびに過酷な環境に置かれることになる男を描いたポン・ジュノ監督によるSFアクション映画です。主演はロバート・パティンソン、共演はナオミ・アッキー、スティーヴン・ユァン、トニ・コレット、マーク・ラファロ他。
設定も面白いし、役者もいい(特にマーク・ラファロ)。
映画としても充分に面白いし、間違いなく楽しめた。
が、観終わった後に本当に何も残らなくて、明日にも内容を忘れちゃいそう…。
何でだろ?
ゴシック小説の古典「フランケンシュタイン」を英国の作家アラスター・グレイがポストモダンに改作した同名小説を原作とし、天才外科医によって奇跡的に死の世界からよみがえった美女がこの世で新たに生き直していく様子を、痛切な皮肉とブラック・ユーモアで描いたファンタジーコメディです。主演はエマ・ストーン、共演はマーク・ラファロ、ウィレム・デフォー、ラミー・ユセフ、ハンナ・シグラ、マーガレット・クアリー他。
面白かった (^o^)
原作は未読なので比較はできませんが、少なくともこの映画は完全にヨルゴス・ランティモス監督の世界で、おぞましくも可笑しく、そして痛快ですらある物語にすっかり魅了されてしまいました。
特に良かったのは、物語の冒頭では2人の科学者のイカれぶりを描きながら、その後に登場する「真っ当に見える男たち」がことごとくクズなので、最後には2人の科学者が相対的に「まとも」に見えてしまうところ。これは巧い (^^)v
性描写もグロテスクな描写も多いので万人にお勧めできる作品ではないですが、耐性のある方には積極的にお勧めしたいです (^^)
それにしても、マーク・ラファロのこういう役はちょっと新鮮 (^O^)
実話をもとに、1990年代にテロ組織「バスク祖国と自由」に潜入した女性警官の運命を描いたスペインのアクションサスペンスです。主演はカロリーナ・ユステ、共演はルイス・トサル、ビクトル・クラビホ、ナウシカ・ボニン他。
観る前は「実話をもとにしているとは言っても、所詮はB級アクション映画でしょ?」と舐めてかかっていたのですが、驚くほどリアルで説得力のある内容でした。
主人公がこんな危険な任務を積極的に引き受けた背景はよく分からなかったのですが、彼女の内面の揺れ、葛藤もしっかり描かれており、大変観応えのある作品でした。
ただ、ルイス・トサル扮する上司が、主人公に対して父親のような感情を抱いているように見せながら、主人公を「女」として見ているようにも感じられてしまうところが少しあって、そこはちょっと気持ち悪かったな…。そこはもっと「父性愛」に徹した描き方をして欲しかったです。