ヒックとドラゴン (字幕/吹替) (2025)
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少年とドラゴンの種族を越えた友情と大冒険を描いた同名のCGアニメーション映画を実写映画化した冒険ファンタジーです。主演はメイソン・テムズ、共演はニコ・パーカー、ガブリエル・ハウエル、ニック・フロスト、ジュリアン・デニソン、ジェラルド・バトラー他。
→ Wikipedia「ヒックとドラゴン (2025年の映画)」
元のアニメーション映画は未見。
それでも充分に楽しめましたし、児童文学が原作だけあって、子供と安心して観られるし、子供と一緒に観たら楽しいだろうなと思える映画でした。
ただ、ドラゴンとの友情と謳いながら、原題「How to Train Your Dragon」が示すように、結局はドラゴンをペットとして「飼い慣らす」だけとも見えてしまい、このあたりの人間の傲慢さはいかにも西洋文化らしいなと思いながら観ていました。
南米チリの異才監督コンビ、クリストバル・レオンとホアキン・コシーニャが、実写とストップモーション・アニメ、影絵、人形など、多彩な手法を組み合わせて描いたファンタジックなドラマ映画です。主演はアントーニア・ギーセン、共演はフランシスコ・ビセラル・リベラ、ハイメ・バデル、マルセロ・リアピス、アルバロ・モラレス他。
この監督コンビの出世作(?)である「オオカミの家」('18) と基本的に感想は同じ。
自分のような凡人では到底思い付かないような映像をイメージできるセンスは本当に素晴らしいと思います。
が、あまりに凝りまくった映像を1時間以上も見せられ続けるのは視覚的にもキツいものがありますし、映像のインパクトが強すぎてストーリーが全く頭に入って来ない…。
ただ、「オオカミの家」に比べると映像のバリエーションが多い分、こちらの方が飽きにくかったことは確かです。
とにかく、この監督コンビの「才能」は認めますし、作品も嫌いではないのですが、あまり積極的に観たいとは思わないです。
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妻子持ちの冴えない中年男性が、魅力的な隣人との友情を執拗に追求する中で、冷えかけている妻との関係を維持しようと奮闘する姿を描いたブラックコメディです。主演はティム・ロビンソン、共演はポール・ラッド、ケイト・マーラ、ジャック・ディラン・グレイザー、ダニエル・ロンドン、リック・ワーシー、ジョシュ・セガーラ、ラファエル・スバージ、ジョン・グレイザー他。
本国米国ではかなりの高評価。それは何となく分かるのですが、主人公のキャラクター造形にしろ、ストーリーにしろ、全てが自分の生理合わず、ただただ視聴が苦痛でしかありませんでした。
ここまで徹底して「not for me」な映画に出会うのはなかなかないです。
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そもそも、メラニー・グリフィスの声と喋り方で「タフな女刑事」役ってのが無理がありすぎ。役者が違えばもうちょっとマシな出来になったかも知れないけれど、それでも、ミステリサスペンスとしても、ラブストーリーとしても、超正統派ユダヤ教コミュニティという特異な世界を舞台にした物語としても、全てが中途半端なのは救いようがない…。
褒められるところが本当に何もありませんでした。
1920年代のアルゼンチンを舞台に、老富豪との新婚生活に飽きた若妻が自殺した女性になりすましたことで辿る数奇な運命をタンゴのリズムに乗せて描いたサスペンス映画です。主演はマチルダ・メイ、共演はヴィンセント・ドノフリオ、イーサイ・モラレス、フェルナンド・レイ、パトリシオ・ビッソ他。
不思議な世界観の映画。
舞台劇っぽいとも言えますが、色彩にしろ、ライティングにしろ、「悪夢」を見ているような気持ちに。
また、マチルダ・メイの美しさも印象的でしたが、何と言っても、いまや個性派俳優の代表格とも言えるヴィンセント・ドノフリオが悪魔的な魅力を持った二枚目役を違和感なく演じているのには心底驚きました (@o@)
とにかく、世界観にしろ、ストーリーにしろ、デカダンな空気を味わわせてくれるアート作品を充分に堪能させてもらいました (^^)v
訳あって周囲に秘密にしていた恋人が不慮の爆発事故で急死して取り残された美大生の女性を描いたアイスランドのドラマ映画です。主演はエリーン・ハットル、共演はミカエル・コーバー、カトラ・ニャルスドッティル、バルドゥル・エイナルソン、グンナル・フラプン・クリスチャンソン他。
ストーリーそのものよりも、映像の印象が強い映画でした。
特に、ある建物を下から眺めるシーンの浮遊感は見事としか言いようがなく、短いシーンですが、このシーンを観られただけで、この映画を観た甲斐はありました。
藤本タツキさんの同名読み切り漫画を原作とし、2人の少女の漫画へのひたむきな思いを描いたアニメーション映画です。声の出演は河合優実さん、吉田美月喜さん、森川智之さん、坂本真綾さん、斉藤陽一郎さん他。
原作が公開された当時、SNSで話題となっていたので読んだのですが、正直なことを言うと、初見の時にはちょっとピンと来なかったのです。ただ、心に引っかかるところはあり、改めて読み返してみたところ、そこで初めて腑に落ち、心が強く動かされたのでした。
そんな原作をどんな風に映像化したのかと思っていたら、予想以上に「そのまま」映像化されていてビックリ。原作に対してそのまま色、音声、音楽をつけて動かしたようなイメージ。原作への敬意を強く感じます。とても良いアニメ化。
その一方で、原作は「漫画を題材にした漫画」であることに意味があるとも思えるので、原作未読の方にはまず原作を読んでから、この映画を観て欲しいです。