今日の一杯~開華 大吟醸~
年に一度の市民検診の前日。
いくら仕事が忙しく疲労困憊でも酒は飲めぬ。。
そしてその日、お客様からお中元でこちらが届く。。。
【開華 大吟醸】
毎年美味しく頂いておりますありがとうございますm(__)m
とは言うもののその日はがまんがまん。
そして翌日、万を辞して頂きます。
この日も妻は次女の子守のため買い物は私が担当。
『食べたいものを買ってきて良いよ』
との言葉を頂き今宵の宴が始まります。
ホヤ酢(2種)、カツオの漬け焼き、大根とベーコンの煮物、とんぺい焼き、きゅうりとくらげの中華和え,、
そして、鯵たたき。
まず一杯。
ぬぉー!!
やはりこの独特の香り、品のあるまろやかで甘さを感じるような風味は他に味わったことがない。
去年も飲んだが変わらずぶれることなく美味い!!
今まで自分が飲んだ宮城の酒では味わったことのない味だ。。。
さてさて、昨夜飲めなかった分を飲まねばいけないので食べるのも昨夜の分も頂きますwww
まずは酒との相性が分からないとんぺい焼きから。
はて、【とんぺい焼きと】は何だ??
『広島風お好み焼きの焼きそばないバージョン??』
と答えたら『違う』とのこと。
まぁ、良いや。
ということでパクパク。
おお、薄焼き卵の中にもやしとベーコンととろけるチーズが入っているのか!!
ソースとマヨネーズの味も相まって普通に美味い。そしてやはり『お好み焼き』のようなんだが、、、
これが【とんぺい焼き】か。。。
では次にほやをば頂きます。
実は今夜のほやは2鉢あります。それはなぜかとたずねたら、、
ひとつは子供に食べさせるためポン酢入りを用意したのだ。
というものの実際食べさせたら、どうも口に合わなかったようで私と妻で頂いた(^^;
今年は既に4,5回ほやを食ってるぞ!!
なんて幸せなんだ。。。
と、いろいろ食べるが(テーブルが狭いため)置き場の都合で登場していなかった【鯵たたき】を出してきます。
では、一緒についてきたたれをつけてパクパクと。。
あぁ、こういうものを家で食べられるなんてすばらしい。
スーパーで買うものとしては高価だが、
私にとって居酒屋などにいかなければお目にかかれない料理の1つだ。
たまには良いよね!?
そして、名誉挽回とばかり長男が食べたいとのこと。
青魚の刺身。食えるのか??
と、恐る恐る口に運び、、モグモグ、、、
美味しい!とのこと。
それは良かったが、という事は食い尽くされるということでもあるのでほやと一緒に手早く頂くことに。。。
ゆっくり晩酌したいが、子供との時間を優先だ。。
しかし、料理撮影中に子供が『自分を撮れ』とせがんできた。
日本酒を飲むたび写真を撮るので子供の教育(食育?)にはあまり良くないかなぁ・・・
で、『どーだ、箸でつかめるぞ』とドヤ顔。
いつもより飲む量が少ないが、ガバガバ飲む酒でもない。
子供たちが食べ終わるのとほぼ同時くらいに飲み終わり今宵の宴は終了。
しかし酒も肴も満足満足。
数年前は時間をかけてたくさん酒を飲みたかったが
今は『少しでもいい、短時間でも良いからおいしいお酒と魚を食いたい』
という思考回路になってきた。
年をとったということか。。。
『美味しい酒、良い酒は次の日残らない。』というが、
『飲みすぎる必要がない酒』なのではないだろうか??
最近つくづくそう思うDANKI店長であった。。。
第一酒造株式会社
〒327-0031
栃木県佐野市田島町488番地
TEL (0283)22-0001
FAX (0283)24-6168
今日の一杯~乾坤一 純米吟醸 鈴風~
天気のいい店舗休日の月曜日。
日中は野暮用を済ませ、洗車などの肉体労働(?)をしたからかのどが渇いた。
ビールでも飲もうとディスカウントストアに入るも店内の涼しさからかキリッとした冷酒を飲みたくなり、
そそくさとそのお店を後にし市内のこだわりの酒屋さんにてこちらを入手。
私『乾坤一を飲もうかと思って。。。』
店員さん『ではこちら乾坤一の【夏酒】はいかがですか??』
私『ではそうしましょwww』
早速今夜の宴はこちら
秋刀魚の塩焼き、ところてん、筋子おろし、チクワのチーズ枝豆焼き。
そして、キーマカレー。
では頂きます。
今朝方妻から買い物を頼まれ夕飯はキーマカレーにすると話を聞いていた。
それを聞いて『カレーにも合う【キレ】のある酒は乾坤一だ!!』
と、指名買い。
そしてレア度も手伝い一升瓶の夏酒。(四合瓶で良かったのだが一升瓶しかなかったのだ(涙))
まず、ゴクリと一杯。
うん、乾坤一独特の風味はしっかり残りつつサラリとしたのど越しだ。
夏酒というのをはじめて飲んだが飲み口がよく、どんどん飲みたくなる。
おおっと、せっかく冷やした酒なんだ、一升瓶は冷蔵庫へ入れておこう。
では秋刀魚を頂こう。
秋刀魚を今時期食べるのは違和感があるがそれだけ冷凍技術が発達したということ。
喜ばしい限りだ。当然うまい。
ところてんは夏の風物詩(!?)
私の実家でも出るし妻も好きな一品。
しかし、子供たちの食いつきは悪い。
ラーメンとかうどんとかそんな間隔で啜ったようだがところてん独特の風味はまだ分からなかったか。
さてさて、本命のキーマカレーが登場した。
酒飲みの私はご飯なし。カレーとは言え子供でも食べれるよう辛味はほとんどない。
多少あるがナスやピーマンなどと一緒に炒められたひき肉のうまみに子供たちもお代わりするほどだ。
キーマカレーのルー(?)だけ食べる私にもちょうど良い味付け。
そして乾坤一の風味、キレと合わないわけがない。
もっとこってりして辛いたカレーなら普通の乾坤一のほうが良いだろうが、
うまみたっぷりのキーマカレーにはこれでよい。
一升瓶で買うと飲みすぎると当ブログではよく書いているが、
やはり気をつけねば。。。
・・・
後日、以前酒屋さんに勤めていた事のあるお客様から
『夏の日本酒の売上はビールに負けちゃいますからねー』とのこと。
日本酒の夏の売上が下がる原因はビールを買うお客様が多いと聞いた。
確かに日中暑く汗をかいた日にはビールを飲みたくなるが、
このような夏酒があると『ビールじゃおなかが一杯になっちゃう』というニーズにこたえられそうだ。
また一つ美味しい日本酒の飲み方を覚えた気がする。
有限会社大沼酒造店
〒989-1305
柴田郡村田町村田字町56-1
TEL:0224-83-2025
FAX:0224-83-5689
今日の一杯~勝山 縁-EN(えん)-~
店舗休日のある日、栗駒市周辺をドライブしながら立ち寄った酒屋さんで手に入れたこちらのお酒。
【勝山 縁-EN-】
仙台市に構える宮城でも老舗であろう酒蔵勝山酒造の酒だ。
いつか飲みたい飲みたいと思いながら、
なかなか県北(大崎市)ではお目にかかれないので購入には至らず。
四合瓶で1,700円ちょっとと比較的強気な値段設定だがレア度には変えられない。
そして、最近は晩酌頻度、量とも減らしている関係もありこの日は完全に『飲みたいモード』だ。
帰宅途中、妻から『今夜夕飯何食べたい』と連絡が来る。
私『日本酒買った。。。』
しかし、妻が帰宅するも買い物をして来なかった模様。
どう言う料理が出るものかと少々不安を感じつつも、
『これも家庭料理』といつものように子供たちの遊び相手をしながら晩酌の準備をしていると。
コチラ
手前から、アジの南蛮漬け、シシャモ、テリーヌ、刺身こんにゃく。
そして野菜炒め。
どうやら冷蔵庫にストックはあったようだ。ありがとう!!
ということで、今宵の休日に乾杯www
コク、コク、、、コクン。。。
いわゆる【特別純米系】の味を強く感じる。。。
その中でも舌にピリリと残るのが強いかな?しかしながら酒の辛味というのは人それぞれだとか。
また、酒の保存状態、鮮度によっても味や風味は変わって来るだろうから
ある意味この酒は『フレッシュ』ということだ。
当然美味い!
さてさて、2,3日前に妻が調理していた『アジの南蛮漬け』を食おう。
おぉ、だいぶ味がなじんで程よくまろやかだ。
縁の下の力持ちというべきか、亭主関白を支える妻のような味だ。(我が家のことではなく酒のことだ)
さあさあ、酒を飲むなら刺身をば頂かなければ!!と、いつもとは違い今回はこんにゃくの刺身。
ずいぶん久しぶりだ。
妻と結婚したてのころはなぜか頻繁に出た記憶があるが最近めっきりご無沙汰だった。
味付けは醤油かドレッシングとのことだが、いやいややっぱり刺身には醤油でしょうwww
うん、これまた最近の日中の暑さを忘れさせるキンと冷えた刺身は美味い。
それと反するように今夜の晩酌の中にあって勝山はややヤンチャと言うか、派手な印象を受ける。
野菜炒め、テリーヌそしてシシヤモを食してもその印象は拭えず、
この酒に合う肴は何なんだ!!と思わずグビグビ飲んでしまった。。。
そんなことをしていると娘がシシャモを手に取り、かぶりついている。(写真参照)
いい酒飲みになるぞ!!
今宵の宴は、遊び呆けている旦那(酒)を寛大な妻(料理)が見守っている!?
そんな雰囲気を醸し出していた。
それぞれ別のパートナーが合うのではないだろうか??
と、子供の食事終了と共に晩酌の時間が終了するDANKI店長の晩酌の旅は続くのであった。。。
仙台伊澤家 勝山酒造株式会社
宮城県仙台市泉区福岡字二又25番地1号
TEL:022-348-2611
FAX:022-348-2614