大崎市にある理容室 床屋ダンキ経営:阿部万亀雄 -35ページ目

今日の一杯~森泉 純米古酒~

 

妻の母から頂いた【森民酒造】の酒をいつ飲もうかと思っていたある朝のこと。

 

子供のリクエストで今夜は【ピザ】とのこと。

 

クリスマスでもないのにピザとはなかなかハイカラな夕飯になりそうだな。

 

ということで今夜飲むぞ!!


で、紙に包まれていて銘柄までは分からなかったが空けてビックリ!!

 

 

平成24年物の【古酒】とのこと。

 

ピザで飲もうとした理由は森民酒造の甘みと酸味の強い個性の強い風味にピザが合うか検証するためだ。

 

そうだったのだが、さらに【古酒】となると、、、、

 

『より合いそうな感じがするwww』

 

と心の中でほくそ笑んだ今宵の宴の始まり始まり~♪

※既に子供たちが出来立てのピザを食べ始めていた。。。

 

ピザのほかは大学芋、レンコンの金平、もやしのナムルにイカのから揚げ。

 

子守をしながらのピザの製作はなかなか大変なこともあり今夜は大学芋とから揚げは惣菜だ。

 

では頂きますwww

 

 

白いお猪口に入れているため酒の色が良く分かる。

 

古酒だからなのか比較的濃い色をしている。

 

まず、コク、コク、キュッwww

 

エエェ~ッ!!

 

何だこれは!!【梅酒】じゃないか!!

 

いや、癖の強い【白ワイン】の様でもある。

 

もりいずみの甘みと酸味の個性を3年寝かすとこうなるのか。。。


やはり、これは、、ピザと合うかもwww

 


で、ピザをモグモグ。

 

 

あぁ、できたてのピザは生地がモチモチして甘いねぇ。

 

ベーコンやチーズ、コーンなど子供の喜ぶ食材が乗っているが

 

これを食べるとピザの主役は生地だと感じる。


そして酒をゴクリと一口。

 

うん、本当に梅酒か白ワインのようだ。。。

 

洋食系のコッテリ料理のお供にいいかもww

 

さて、コッテリといえばコチラ【大学芋】も和食のコッテリ料理か!?

 

 

近所の鶏卵店で売っている大学芋。肉を買わずなぜ大学芋!?

 

いやいや、これがうまい。

 

チーズもとろとろしているが大学芋に使われているであろう【水飴】も

 

とろとろしているので子供は大好物。

 

外側はカリカリとろとろ、そして中はふわっと舌でもつぶせる柔らかさはなかなかうまい。

 

今夜はダイエッターには少しばかり抵抗のある料理だらけのような気もするが我が家には無関係www

 

そんな中心のオアシスは、もやしのナムルとレンコンの金平。

 

これだけでも十分酒は飲めるが【もりいずみ】に対するにはちょっと役不足。


今回飲んだ酒を含め森民酒造の酒は他の蔵の酒と比べ甘さと酸味の強さを感じる。

 

恐らく昔からこのような味を作り出しているのかもしれないが、

 

たくさんの酒を飲み尽くした人、もしくは【古酒】好きな人にはたまらない日本酒なのかも知れない。

 

自分としても食中酒としての日本酒の新たなアプローチを発見できたのは収穫だ。


あぁ、いつもながら日本酒はおいしゅうございますなぁ。

 

 

森民酒造店
〒989-6433
宮城県大崎市岩出山字上川原町15
TEL.0229-72-1010

今日の一杯~七福神 亀萬歳~

ある日の朝、

 

妻が昨夜から仕込んでいた【さばの味噌煮】は『食うなら今夜でしょ!!』

 

と仕事中も勝手に妄想し、営業後帰宅してそそくさと晩酌の準備を始める。

 

盛岡に勉強会に行った帰り駅の売店で見かけ即購入した酒はコチラ。

 

 

【七福神 亀萬歳】

 

勉強会最終日と言うこともあり打ち上げに参加し

 

ほろ酔い気分で購入したので購入理由は不明だが、

 

商品名に【亀】と【萬(万)】がついていることと、

 

【きもと】仕込という名前で買った気がする。

 

詳しい経緯は酔っていてあまり覚えておりませぬ。。。

 

純米酒で1,700円声は少々高めの値段設定だったが購買意欲が酔いでより高まったのだ。

 

と、前置きは非常に長くなったが今宵の宴の始まり始まり~♪

 

妻『今夜は【たこ焼き】だよ』

 

私『(えぇー!?!?!?)』

 

と、心の中で絶叫しつつも

 

『(たこ焼きのあまりの)みずダコの刺身もあるよ』との

 

アナウンスで飲酒モードも復活。

 

では、、、改めて、今宵の宴の始まり始まり~♪

 


たこ焼き、みずダコ刺身、タンドリーチキン、切り干し大根、ほうれん草とえのきのお浸し

 

頂きまーすwww

 

 

まず一杯。コク、コク、キュッ。。。

 

おぉ、思いのほか軽い口当たり。よく味わうと『酒』を感じるほどの控えめな印象。

 

【山廃仕込】に通ずる生々しさと言うべきか、口の中で馴染んでいくような感覚がある。

 

おおっと!子供に食い尽くされてしまうので早く刺身を食わねば!!

 

 

早速たこの刺身を一口。

 

 

やっぱりみずダコだからかみずみずしく弾力はあるがかみ切りやすく食べやすいぞ。

 

次にたこはたこでもたこ焼きを。

 

 

我が家では最近立て続けにたこ焼きを作っていることもあり

 

焼きあがり、味ともに安定している。

 

【白だし】を入れるとある程度味は安定するが、

 

焼き上がりはたこ焼き好きの妻の努力の結晶だ。

 

切り干し大根の煮物やおひたしは当然安定感抜群。

 

 

 

長女がおひたしを食べたのにはびっくりした。やっと食べれるようになったか。。。

 

 

 

しかし、煮物は『さつま揚げ以外』食べた。

 

旨みを吸われたさつま揚げはいらないってか!?

 

美味い所を知っている模様。。。

 

で、実は私(晩酌する人)以外にはおつゆがあり調理前に味のバランスを聞かれたのだ。

 

『にらとトマトって合うかなぁ』

 

うーん、、、一緒に食べたことの無い組み合わせだなぁ。

 

と思いつつ最初に食べた妻の答えは

 

『まずくないんだけど、混ざってない感じ、それぞれ別な味がする』とのこと。

 

そんな事を言われては食べたくなる。

 

 

と言うことで頂きます。

 

おぉ、妻の言うとおりだ。トマトのうまみが火を通されたことで増幅しているが

 

にら独特の風味は強烈に残っており【水と油】のような印象。

 

まずくは無い。と言うよりは味が合っていないといった感じか??

 

でも個人的には嫌いじゃない。面白い料理だ。


と、飲み進めているうちに気づいた。

 

この酒、、、『好きwww』

 

常々言っていることだが私の日本酒の好みは、

 

『料理と如何に合う酒か?』と言うこと。

 

一口目の印象はいわゆる北陸地方(だと思う)独特の『さらりとした水のような酒』。

 

二口、三口と飲んで行っても飽きることなく飲み続けることができた。


特に個性が強い部類ではないと思うし、特別な華やかな余韻を残すわけでもなく

 

逆にそれが魚介類やこってりしていない料理との相性の良さに繋がっているのか??

 

美味い!!

 

詳しいことは分からないが、

 

以前から良く飲んでいる【山廃仕込】の酒や【生酛(きもと)仕込】の酒は

 

ほかの酒と比べ手の込んだ仕込み方のようだ。

 

私の味の評価はそれらの名前による先入観は否定できない。

 

ただ、日本酒の面白いところは『ほかにもいろいろな味がある』ところ。

 

そして自分にとってそれらを味わうことが楽しいと言うところ。


これからも飲みすぎに注意し体にも財布にも(!?)優しい【酒のたしなみ】を

 

していきたいところだ。

 

・・・

 

そして、翌日は念願の(?)【さばの味噌煮】を頂いたとさ。。。

 

 

 

味噌煮以外は前日の残りのおひたしと切り干し大根、

 

そしてエビと舞茸のオリーブ煮、砂肝の漬け。

 

どれもおいしゅうございました。

 

あ、、、

 

 

離乳食もやってますwww

 


菊の司酒造株式会社
〒020-0885
岩手県盛岡市紺屋町4-20
TEL:019-624-1311
FAX:019-624-6592

今日の一杯~榮川 純米吟醸~

確定申告の手続きにある程度目処がつき多少気が休まった日の夜。

酒を飲みたいが『確定申告が終わるまでは我慢だ』と決めて用意していた酒はコチラ



【榮川(えいせん) 純米吟醸】

そして、夕飯前に妻に献立を聞いたら【たこ焼き】とのことwww

実は数週間前から妻にたこ焼きを食べたい、食べたいと話していたのだがそれがよりによって今日とは。。。

しかしいつもながら『それに合わせて飲めるのが晩酌の醍醐味』である。

結婚当初、子供が生まれるまでは妻がもともと好きだったこともあり結構たこ焼きを作っていたが、

長男が生まれてからはご無沙汰だった。

念願のたこ焼きは【燗】をつけて日本酒を飲もうwww

そして今宵のメニューはコチラ



たこ焼き、茄子の炒り煮、つぼみ菜の胡麻和え。

ではいただきます。

先ずはキュッと一口。



今シーズン初の燗酒は勇み足で上げてしまったため温いというより少々冷たく感じた。

少し失敗。

しかしここでこの酒が【吟醸酒】であることに気づく。

本来吟醸系の酒は冷でいただくもの。

まぁ、こんなイレギュラーも晩酌の良いところwww

もう少しお燗して再度キュキュッ。

おぉ、最初飲んだ少し冷たい状態から比べて吟醸系の香りが『フッ』と消えスッキリした飲み口になったな。

いわゆる『食中酒』的な存在だ。

さてさて、たこ焼きをいただこう。



妻自身も久しぶりのたこ焼き調理。1回目はかなりてこずっており

うまく丸くならなかったものもあったが外見は関係ない。

外で食べるたこ焼きには基本的にソースやマヨネーズ鰹節などかけてあるが、

今回は私の希望で【素】のたこ焼きにした。

たこ焼き調理中、子供たちの食欲はヒートアップ!!

1回目が焼きあがると同時に『いただきます』の挨拶をwww



では私も1口パクパク。。

うん、だしが効いて紅生姜の塩っけもあいまりいいお味www

最近一般的になりつつある外側『カリッ』、内側『とろーり』としたたこ焼きとまでは行かないまでも

 

家庭で食べるには十分な食感だ。

キャベツが入っているのが妻のオリジナル。

シャキシャキしたキャベツも火が通っていくらか甘くなっている。

そして子供たちも絶賛。

はじめこそ出来立てで熱く食べにくそうだったが少しさめた頃には2つ3つと口に放り込んでいた。

次につぼみ菜の胡麻和えを。。。モグモグ


 

この時期に青物の野菜を食べれるのは嬉しいものだ。

茄子の炒り煮はいつもながら長男の鉄板のおかず。長女も残さず食べた。



副菜だけでは当然物足りなく感じるものだがたこ焼きをおかずにご飯を食べる子供たちを見て

『大阪でも普通にいけるなwww』と感心した次第だ。

今はどうか分からないが一昔前関西人はたこ焼きやお好み焼きをおかずにご飯を食べると言うことを聞いたことがある。

まぁ、私もその口なので問題ない。

しかし、最初の意気込みでは四合瓶を飲み干すと思っていたが、

燗酒ということもあり燗付ける手間や

小さなお猪口での飲酒ではなかなか酒が進まず少々残ってしまった。

最近、酒の飲み方を変えた関係で今後は飲む頻度は減るだろうが

その分しっかり(?)晩酌を楽しむとしよう。

16穴のたこ焼き器で計5回たこ焼きを焼いてくれた妻に感謝!!


 

やはり何度か焼いていると上手くなってきたwww

 


それでも量的にはちょっと足りないくらいだったか??

またやるぞ!!


榮川酒造株式会社
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