大崎市にある理容室 床屋ダンキ経営:阿部万亀雄 -12ページ目

今日の一杯~大沼屋 特別純米 辛口原酒~

今週末も妻にお願いし日本酒を買ってきてもらった。

2本買ったうちの1本、冷蔵庫から適当に掘り出した酒がこちら、、

 



【大沼屋 特別純米 辛口原酒】

過去に何度も飲んでいる、そして『【今日の一杯】のきっかけを作った酒』と言う言葉にとどめ、多くは語るまい。

妻曰く『ごくごくスタンダードな酒を買ってきた』とのこと。

とは言えである。。。確かこの酒は特定の酒店にしか卸していない数量限定の酒なのではなかったか?

そんな今夜のつまみはコチラ。

 

 

鯛のかぶと煮、肉巻き、夏野菜の揚げびたし、おからの煮物、パクチーサラダ。

ではいただきます。コク、コク、キュッ

 



おぉ、やはり『強い』!!

最近、度数は強くともフルーティーでジュースのような飲みやすい日本酒が多かった。

こちらは全くその逆。『ドンッ』と口の中に広がる衝撃は【キレ】と称するものなのだろうか。

何だか、いろいろ寄り道して浮気をした(いろんな酒を飲んできた)けど

結局元カノ(大沼屋)に戻ってきたという表現がぴったりな酒だ(苦笑)。

さてさて、今夜のトピックスは鯛のかぶと煮なのだ。

 



最近のDANKI店長の食生活は【魚を摂ること】

どうやら魚の脂と言うのはやはり体に良いらしく、口から摂取しなければ得られない栄養(成分)のようだ。

とは言え肉類と比べ魚介類はコスパが悪く調理の手間もかかる。

しかし、背に腹は代えられぬ。値引き品を買ってきて自宅で鱗や内臓をさばき食べりることにした。

特に【アラ】の部分は破格なのである。

 



鯛の頭と背骨が入っておりそれぞれに多少なりとも身がついているので旨味的にはバッチリであろうと想定している。

昨シーズンはあら汁として食したが酒の肴や1品のおかずとして頂きたかったのでかぶと煮にしてみた。

結果、、、当然のごとく鱗と血合いの処理に相当時間や手間はかかったが十分満足する味となった。

 



そして当然のごとく日本酒にバッチリ合うのだ。

魚の身を食べようと思うとかなりガッカリするが『骨をしゃぶりつくそう』と思って食べると

宝探しのように掘り起こして骨に付いている身や脂、目の周りの肉などを見つけることが出来る。

いやー、本当にかぶと煮だけで日本酒が飲めるね!!

と言っても他のおかずも食べるよ。

 



妻の作るパクチーサラダは安定のお味。今回は少々とうがらしを入れすぎたようで

辛い物を食べる頻度が減ったDANKI店長には刺激が強すぎた。

しかし、パクチーの風味は『こういう料理』とある意味割り切って食べることが出来るようになってきた。

良いことだ、と思っている。

夏野菜の揚げびたしは実家からの頂き物。ナス、オクラ、パプリカが入っている。

 



小さい頃は茄子しか入っていなかったが良く食べたものだ。

今シーズン、実家の畑は成りが遅く、9月末の時点で何とかオクラ、ピーマンが収穫でき、

ナスなんかはまだまだこれからと言った出来の遅さだ。

ほんの少しにんにくが効いており、仕事柄たくさん取ることはできないものの良いアクセントになっている。

肉巻きは次女のリクエスト。

 



たまたまなのだろうがこの肉巻きもよく実家で食べたものだ。

さて、追加で筑前煮を頂こう。

 



煮物好きのDANKI店長が食べたくて作ったものだ。

毎週作ると毎日食べることになり飽きてしまうので2週から4週に1回くらい作りたいものだな。

そんなこんなであっという間に食べつくし飲みつくす、週末のお楽しみとなった。

そして久しぶりに深夜まで布団じゃないところで寝ていたのは反省点である。


有限会社大沼酒造店
宮城県柴田郡村田町大字村田字町56番地の1
TEL 0224-83-2025
FAX 0224-83-5689


 

今日の一杯~純米吟醸  玲瓏~

先日妻が買ってきた日本酒は3本ある。

暑い夏も終わり秋雨前線と台風の影響はあるが朝晩は涼しく、日中も過ごしやすい天気となってきた今日この頃。

それでも冷蔵庫の中はすっきりしたほうが良いwww

『さぁ、、飲もう(^^)』

 



【純米吟醸 玲瓏】

こちらは周辺の酒屋でもなかなか扱っていない名取市閖上にある酒蔵の一品。

酒店の店主曰く甘い香りにも何種類かあり、この酒は『バナナの香り』だとか。と、妻が言っていた。

楽しみで仕方がない。

そんな今夜は週末なこともあり妻の料理お休みの日。

妻子は【夜マック】にするというが、DANKI店長は最近マック食を控えているので近所の魚屋から刺し盛りを買ってきてくれた。

 



ありがたや。

と言うことで、今夜のつまみは刺し盛りのみ!!男気溢れる晩酌と言うべきかぜいたくな晩酌と言うべきか。

実は妻子帰宅前に朝取りの枝豆、オクラ、モロッコインゲンを茹で、

 

お客様から頂いたミニトマトをつまみに腹ごしらえをしていたのだ。

 

 



では、いただきます。コク、コク、キュッ

 



うん、これぞ純米吟醸。芳醇な香りを楽しみつつ米の旨味もしっかり感じて食事を華やかに彩る雰囲気だ。

酒店曰くのバナナの香りを探ってみるとフルーティーとは違うコクが強め、

 

しかしとろみは無い甘みがバナナの香りなのかと想像する。

さて、はじめはタコを頂こう。モグモグ。

 



スーパーで売っているものと比べるとコキュコキュとして歯ごたえはあるがしっかりかみ切ることのできるタコだ。

種類が違うのか、茹で方、加工の仕方が違うのか、鮮度の問題か?何なのだろう。

お次は写真はぶれてしまったが定番のマグロをパクパク。

 



あぁ、最近乗除も含め子供たちが刺身を食べるようになってきたためマグロを食す機会が減っていた。

一人我が物顔で刺身(マグロ)を食べることが出来て幸せな限りだ。

もちろん今夜の子供たちは夜マックで大喜びな訳だが。

こちらはイナダかな?脂の乗りがいい塩梅で酒が進む進む。

 



実はサーモンは久しぶりに食べる。

 

 

長女を含め妻も食べることのできる数少ない刺身なので、

DANKI店長の前に残っていることは少ない。。。

そしてなんと、アワビもあるのだ。なんと幸せ。

 



子供の頃はアワビは高級食材と思っていた。

もちろん今でもそうなのであろうが、昨今イカやサンマなどかつての大衆魚が高騰していることを考えると

時代や環境が変われば魚種によって価値も変わってくるのだろう。

食べ、飲み進めていくうちにこちらの酒は何気に【主張が強い】と感じてきた。

アルコール度数は15度なのでごく普通。

この酒の名前【玲瓏】の意味は『玉などが透きとおっているさま。また、明るく光り輝くさま。』だそう。

初めは透き通ったい飲みごたえもだんだん光り輝くように主張が強く感じてきたということか。

名前のごとき日本酒だな。

 



甘エビは本当に久しぶりの有頭エビだ。

好みはあるとは思うがDANKI店長は引き抜いた頭の中に少し醤油を垂らしてしゃぶりたい方だ。

週末、日曜日、夕飯早く、夜マックとくれば、我が家の方程式はゲーム大会となる訳だ。

今夜はトランプゲームに終始しばばぬきやら753やらやって楽しく週末を終えるのであった。

 





有限会社 佐々木酒造店
〒981-1213
宮城県名取市閖上1丁目7 230-E10
TEL 022-398-8596
FAX 022-398-8511

 

今日の一杯~萩の鶴 夕涼み猫~

お盆の墓参り巡りも終盤を迎え、妻の父方のお墓参りからの帰宅ついでに

築館の酒屋さんに行って購入した酒を、もう、、飲みたくて飲みたくて、、、

栗原の酒屋さんなだけに主に栗原登米方面の酒は圧倒的に豊富だ。

いろいろありすぎて悩んだ結果選んだのはコチラ。

 



【萩の鶴 夕涼み猫】

宮城県の酒を物色中、

ラベル買いをしようと思ったこの酒を、ちょうど店員さんにお勧めされたのでこれ買うしかないとなったわけだ。

今日は妻が不調ではあるが火曜日と言うことでカレーを用意したので飲むことにしたのだ。

そんな今夜のつまみはコチラ。

 



鶏手羽のカッチャトーラ、枝豆、トマト、漬けにんにく、モズク酢。

えっ!?カレーは無いの??

と言うツッコミに関してはあとでお話ししよう。

 



ではいただきます。コク、コク、キュッ

おぉ、お店で聞いていた通り炭酸が効いている。

日本酒を飲んで炭酸が効いているという表現はどうかと思うが、炭酸が強めの日本酒であることは間違いない。

萩の鶴はDANKI店長の好みの日本酒上位に食い込む銘柄なだけに間違いなく好きな酒だ。

若干樽の香も楽しみつつ品のあるコク、旨味が食事を楽しくしてくれる。

さて、お楽しみの枝豆をパクパク。

 



こちら実家で朝取りしてもらった枝豆を当日蒸かしたのも。

お恥ずかしながら人生で初めて枝豆を下ごしらえした。

枝豆を枝からもいで塩で産毛をこそぎ取ってよく洗って水切って蒸し布にくるんで20分蒸してみた。

見た目が茶色っぽくイマイチだが妻によると【茶豆】だからこんな色なんだとか。

お味はバッチリ。甘うまで美味い。

お次はにんにくをモグモグ。

 



こちらも実家に行った際、母が作っていた【ニンニクの白だし漬け】をアレンジしてみた。

 

このニンニクもせっかく蒸し器を出したのだからと蒸してみたのだ。

煮干し出しに昆布だしを合わせ醤油とみりんで味付けするシンプルなものでも美味いが

どうも白だしを使うと旨味の広がりが違う。より多くのうまみ成分が入っているのだろうと勝手に納得している。

お次はモズク酢を頂こう。

 



こちら黄金のモズクとの品名だが、妻曰く昔食べていたモズクはこんなだったとのこと。

酸味が控えめで食べやすいモズク酢だ。

DANKI店長の実家ではモズクが出た記憶が無く、

学生時代大手居酒屋チェーン店に行ってモズク酢を食べた記憶をたどると

ひじきくらいの太さのものだったような気がする。

産地はいろいろあるのだろう。

さて、メインのカッチャトーラを頂こう。

 



かッチャトーラとは猟師風の料理とのことで肉類を焼いた後、香草類と一緒に煮込んだ料理のことのようだ。

実は今回カレーを作るうえで参考にした料理なのだ。

鶏手羽に下味をつけて皮目をしっかり焼き色付けてから煮込んでいる。

 



時間としては炒めから煮込み完了まで1時間くらい火を入れたが、

身離れが良く柔らかく仕上がったのは個人的には満足な点だ。

 



最近マイブームの【グルテンフリー】料理として小麦粉、醬油を使わずに作ってみた。

ついでに言えば砂糖も使わなかったので非常にすっきりした仕上がりだ。

カッチャトーラに入っているトマトの酸味と炭酸の効いた日本酒との相性は思いのほか良いと感じる。

『洋風肉料理には赤ワインがー!!』とか言われそうだが、何のなんの日本酒で十分すぎるほど楽しい食卓となるぞ!



トマトはスーパーで売っていた宮城県産のもの。

調理してカチャトーラに使おうと思ったが時間の関係でトマト缶を使ったためそのまま切っておかずとして出した次第。

トマトは長女が最近苦手としているがきゅうりとともにそのまま食卓に出す機会の多い食材だ。

茹で卵は前日妻が用意してくれた余り物。

 



カチャトーラと違って手をかけない料理があるのも家庭料理の1つ。

何の変哲もない固茹で卵だ。DANKI店長は最近生卵~半熟卵を避けているのだ。

で、実は今夜のカレー料理はこのかッチャトーラをカレー風にアレンジしたものとなった。

『いかに市販のカレールーを使わずに子供たちに美味しいと言ってもらえるカレーを作れるか?』

そんなテーマで毎回カレーを作っている。

 



決め手は出汁と旨味をどの食材で取るかを考えて少し余計かと思えるくらい煮込んだり、

旨味のある食材をチョイスしたりしている。

今回初めてセロリ入りカレーとなったがセロリを全く食べない次女も完食してくれたので

次回以降も機会があれば入れてみようwww

夕飯中、妻もモゾモゾ起きてきて酒を手伝って(?)くれたので当然ながら今夜も4合瓶が空っぽだ。

いつもながら個性豊かな日本酒が多くなっており良いことと思いながらも、

長く愛されている酒を飲むとホッとするDANKI店長がいるのも事実だ。



萩野酒造株式会社 
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宮城県栗原市金成有壁新町52番地 
電話 0228-44-2214