★2020年6月5日(金)に掲載したブログのアップデート版です★
西武ライオンズ カルビープロ野球チップスカード【通算303枚目】
カルビー1984年 No.83(表面)
カルビー1984年 No.83(裏面)
★2019年5月3日(金)に掲載したブログのアップデート版です★
(1981年西武ファンブックより)
昨シーズン3割を打った実績が大きな自信となっている。
プレーをするのが楽しくてしようがないと思えるほどだ。
自ら特打ち、特守を申し出るほど欲も出てきた。
ライオンズを背負うにふさわしい選手に成長した。
西武在籍:3年目(23歳)、背番号34
一軍成績:124試合、431打数117安打、打率.271(リーグ25位)、6本塁打、51打点、5盗
前年打率.301、本塁打18本をマークしたが、1981年はいずれの数字もダウン。
しかし、124試合に出場し規定打席にも到達。
右翼手のレギュラーとしてチームを支えた。
前年1980年8月に続いて、1981年5月にも1ヶ月で2本の満塁弾を放ち、満塁の場面での無類の勝負強さを再び見せ付けた。
【1981年当時の記事写真とコメント】
3割打者としての自信が体中からみなぎっている
『ついに3割を打った。』前々からいつかは3割を打つ素質があると認められていたが、プロ入り5年目にして、大打者への登竜門である、3割の壁を破ったのである。
立花の練習する姿を見ていると、野球をするのが面白くてしょうがない、といったふうに感じられる。
本人は「130試合にフル出場するのが目標です」というが、もちろん今シーズンも連続3割を狙っていることはいうまでもない。
攻走守とも、常に全力を出し切ってのプレーぶりは見ていても気持ちがいい。
「お客さんの声援ですか、よく聞こえますよ。期待されてるなと思うと燃えてくるんです」
見た目には静かなる男と映る立花だが、今年は燃える男として、ぜひとも連続3割を達成させてほしい。
★2018年9月30日に掲載したブログのアップデート版です★
(1981年西武ファンブックより)
小柄な体でキビキビと動く守りは華麗さが感じられる。
今シーズンは石毛、大原とのポジション争いが見もの。
バットを短く持って、シャープに振り切るバッティングは相手投手にとってはイヤな存在。
【1981年の行沢久隆】
西武在籍:3年目(28歳)、背番号8
打撃成績:97試合、226打数58安打、打率.257、4本塁打、22打点、3盗塁
1981年は、新人・石毛宏典が加入し、遊撃手のポジションを追われる形になったが、スティーブを三塁手から一塁手へコンバートしたチーム事情もあり、三塁手としての出場機会が増えた。
三塁手として67試合の出場が最多だったが、遊撃手として23試合、二塁手としても7試合に出場し、内野ならどこでも守れるユーティリティプレイヤーとしてチームを支えた。
8月9日対ロッテ戦で正真正銘の満塁本塁打を放った。
【1981年名場面】
8月9日(日) ○西武8-3ロッテ●
今度は「ホンモノ」行沢満塁1号
3回裏、西武は4-3と逆転に成功し、なお続く一死満塁の場面で行沢がロッテ・梅沢から満塁本塁打を放った。
「真ん中のストレート。グランドスラムなんて初めてです。」とコメントを残した行沢。
だが、行沢は、日本ハムのルーキー時代の1976年(昭和51年)4月29日、近鉄戦(後楽園)の8回一死満塁で高木からプロ入り「初ヒットが満塁ホームラン」の一撃を放ったものの、喜びのあまり一塁を回ったところで前の塁の走者・服部を追い越しシングルヒットに訂正された幻のアーチを放っている。
「今度は慎重に走りました」とも。
5年越しでの正式なプロ入り初の満塁本塁打となった。
(西武球場:観衆三万一千人)
写真:1981年(昭和56年)8月10日付 報知新聞
【当時の記事写真とコメント】
同じ東都大学の先輩として「石毛には意地でも負けたくない」と張り切る行沢選手
正遊撃手を争う行沢、自信の守備はライバル二人(大原、石毛)には絶対に譲れない。
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★2018年9月23日に掲載したブログのアップデート版です★
(1981年西武ファンブックより)
左右に打ち分けるバッティングのうまさは定評がある。
3割を打った実績を生かせば、レギュラーポジションを獲得するチャンス。
ファイトを外に出して、開幕からガンガン飛ばしてもらいたい。
【1981年の鈴木葉留彦】
西武在籍:3年目(30歳)、背番号6
打撃成績:67試合、108打数24安打、打率.222、1本塁打、15打点、1盗塁
【主な出来事】
7月11日(土) 対阪急・後期1回戦
鈴木葉は、7番・一塁手として先発出場。
4-4の同点で迎えた5回表一死満塁の好機に山田久志の内角ストレートをライトスタンドへのグランドスラム。
シーズン1号となるこの満塁本塁打が決勝弾となり西武が勝利。
鈴木葉に勝利打点が記録された。
○西武11-6阪急●(西宮球場:観衆1万6千人)
翌日の報知新聞の見出し
【当時の記事写真とコメント】
コンスタント打ってレギュラーの座をめざす鈴木選手
フィールディングにかけては、決して土井にヒケをとらない。
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