西武ライオンズタイムマシーン(第54回):1981年 立花義家 | はっきりいってライオンズびいきでした。~西武ライオンズの記憶~

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1979年~2008年までの西武ライオンズを中心にプレイバック!
古き良き、そして青き「ライオンズブルー」の懐かしの選手や、思い出の名場面などを私が所有している当時の野球カードや記事などを紹介しながら振り返っていきます!

★2019年5月3日(金)に掲載したブログのアップデート版です★

 

(1981年西武ファンブックより)
昨シーズン3割を打った実績が大きな自信となっている。
プレーをするのが楽しくてしようがないと思えるほどだ。
自ら特打ち、特守を申し出るほど欲も出てきた。
ライオンズを背負うにふさわしい選手に成長した。

 

西武在籍:3年目(23歳)、背番号34
一軍成績:124試合、431打数117安打、打率.271(リーグ25位)、6本塁打、51打点、5盗

 

前年打率.301、本塁打18本をマークしたが、1981年はいずれの数字もダウン。

しかし、124試合に出場し規定打席にも到達。

右翼手のレギュラーとしてチームを支えた。

前年1980年8月に続いて、1981年5月にも1ヶ月で2本の満塁弾を放ち、満塁の場面での無類の勝負強さを再び見せ付けた。

 

【1981年当時の記事写真とコメント】

3割打者としての自信が体中からみなぎっている
『ついに3割を打った。』前々からいつかは3割を打つ素質があると認められていたが、プロ入り5年目にして、大打者への登竜門である、3割の壁を破ったのである。
立花の練習する姿を見ていると、野球をするのが面白くてしょうがない、といったふうに感じられる。
本人は「130試合にフル出場するのが目標です」というが、もちろん今シーズンも連続3割を狙っていることはいうまでもない。
攻走守とも、常に全力を出し切ってのプレーぶりは見ていても気持ちがいい。
「お客さんの声援ですか、よく聞こえますよ。期待されてるなと思うと燃えてくるんです」
見た目には静かなる男と映る立花だが、今年は燃える男として、ぜひとも連続3割を達成させてほしい。