★2019年5月3日(金)に掲載したブログのアップデート版です★
(1981年西武ファンブックより)
昨シーズン3割を打った実績が大きな自信となっている。
プレーをするのが楽しくてしようがないと思えるほどだ。
自ら特打ち、特守を申し出るほど欲も出てきた。
ライオンズを背負うにふさわしい選手に成長した。
西武在籍:3年目(23歳)、背番号34
一軍成績:124試合、431打数117安打、打率.271(リーグ25位)、6本塁打、51打点、5盗
前年打率.301、本塁打18本をマークしたが、1981年はいずれの数字もダウン。
しかし、124試合に出場し規定打席にも到達。
右翼手のレギュラーとしてチームを支えた。
前年1980年8月に続いて、1981年5月にも1ヶ月で2本の満塁弾を放ち、満塁の場面での無類の勝負強さを再び見せ付けた。
【1981年当時の記事写真とコメント】
3割打者としての自信が体中からみなぎっている
『ついに3割を打った。』前々からいつかは3割を打つ素質があると認められていたが、プロ入り5年目にして、大打者への登竜門である、3割の壁を破ったのである。
立花の練習する姿を見ていると、野球をするのが面白くてしょうがない、といったふうに感じられる。
本人は「130試合にフル出場するのが目標です」というが、もちろん今シーズンも連続3割を狙っていることはいうまでもない。
攻走守とも、常に全力を出し切ってのプレーぶりは見ていても気持ちがいい。
「お客さんの声援ですか、よく聞こえますよ。期待されてるなと思うと燃えてくるんです」
見た目には静かなる男と映る立花だが、今年は燃える男として、ぜひとも連続3割を達成させてほしい。