戦争の嵐①(The Winds of War)
(第1部)激動のヨーロッパ・運命の旅立ち
監督 ダン・カーティス
出演 ロバート・ミッチャム、アリ・マッグロー、ジョン・ハウスマン、ポリー・バーゲン、ベン・マーフィ、デヴィッド・デュークス、ラルフ・ベラミー、ヴィクトリア・テナント、ジャン=マイケル・ヴィンセント、リサ・アイルバッハー、ピーター・グレイヴス
1939年、アメリカ海軍のビクター・ヘンリー中佐(ミッチャム)は駐在武官として妻のローダ(バーゲン)を伴ってベルリンに着任した。その当時、ヒトラー(ギュンター・マイスナー)は陸海空三軍の司令官を首相官邸に呼び、ポーランドへの侵攻について作戦を計画するよう命じていた。また、その頃ビクターの次男バイロン(ヴィンセント)はイタリアで知り合ったジャストロー博士(ハウスマン)の娘ナタリー(マッグロー)の供としてポーランドに向かったのだが・・・・・
長いドラマなので5回にわたってお伝えします。第1回はポーランド侵攻で終了するので、戦車とか装甲車は出ません。その後もあまり出ませんが(笑)。ドイツ軍の高級車が出るくらい。どちらもメルセデスでしょうか。
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ヒトラーを演じたのはギュンター・マイスナー。ヒトラー役を数回演じています。そのあたりは「エースの中のエース」の記事を参照してください。ヒトラー役は彼とマイケル・シェアードが双璧か。
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空軍司令官ゲーリングを演じたのはラインハルト・コルデホフ。別名はルネ・コルデホフと言って、「地獄に堕ちた勇者ども」に突撃隊のコンスタンチン役で出ています。
外相リッベントロップを演じたのは、戦争映画の悪役で有名なアントン・ディフリングです。軍人でない役は珍しいかも(彼は外相なのにSSに所属してますが)。「テレマークの要塞」「暁の七人」などに出演。
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陸軍総司令官フォン・ブラウヒッチェ将軍を演じたのは我らがウォルフガング・プライス。さすがの貫禄です。「遠すぎた橋」のルントシュテット元帥役など戦争映画のドイツ将校役での出演多数です。
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左は海軍総司令官のレーダー提督(ライナー・ペンケルト)。レーダーは1939年4月に元帥になっており、こちらは正しいです。ちなみに戦争前に元帥になったのはレーダーとデーニッツの2人だけだそうです。戦争映画では他に「モリツリ」などに出演。
次回は主役のビクターなどヘンリー家の方々などについて書きます。