テレマークの要塞(1965・英、米) | まなぶんの戦争映画辞典

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これまでに見た戦争映画について、戦車などの軍用車輌、ヒロインの写真で紹介していきます。また、ナチス役などの個性的な俳優についても紹介します。BD、DVD、VHSで保有している全ての戦争映画を掲載するのが目標。コメントお待ちしています!

テレマークの要塞(THE HEROES OF TELEMARK)

 
監督 アンソニー・マン
出演 カーク・ダグラス、リチャード・ハリス、ウーラ・ヤコブソン、マイケル・レッドグレーヴ、デヴィッド・ウェストン、アントン・ディフリング、エリック・ポーター
1942年のノルウェー。テレマークにある重水工場でナチスドイツが原爆製造に着手したと判断した英国軍参謀本部は、奇襲部隊による工場破壊計画をを実施することになった。指揮するのはレジスタンスのクヌート(ハリス)で、彼はオスロ大学のロルフ・ペデルセン博士(ダグラス)らと共に工場に潜入を図るのだが・・・
この作品、戦闘シーンは小火器中心ですが、ドイツ軍司令部のシーンなどで装甲車やソフトスキン車輛がたくさん登場します。
このシーン最高です。中央にハンバースカウトカー(3両?)。オペルブリッツなどのトラック多数。左にはシュヴィムワーゲン、右奥にはキューベルワーゲン。手前には4連装の対空砲に大型の対空砲がいます。いつかジオラマで作りたいです。
大型のやつは88ミリか105ミリ砲でしょうか?本物ですかね。詳しい方コメントお願いします。
冒頭のシーンのハンバーMkⅣです。暗くて見ずらいです。後方にスタッフカーが続きます。
一瞬登場する謎の装甲車。名ブログ「映画の中の戦車」の土器手さんはソ連のBA64の改造で633爆撃隊に出演したのと同じではないかと分析されていました。土器手さんのホームページ復活してほしいです。
これはオペルブリッツの1.5ですが、通信傍受車輛ってのは珍しいですね!
メルセデス500Kです。かなりの高級車輛でフォルムが美しいですね。ピカピカだし。
これはメルセデス230。170も出ますが写真数制限のため割愛。乗っているのはフリック少佐(ディフリング)。
イギリスのシーンでハンバースナイプが出ています。1/72のプラモが出てるので作らなきゃ。
主役の二人、左がペデルセン博士(ダグラス)。カーク・ダグラスは超名優なので説明は省略。「パリは燃えているか」のパットン将軍は似てなかった(笑)。「OK牧場の決闘」のドク・ホリデイはカッコよかった。右はクヌート役のリチャード・ハリス。ハリーポッターシリーズで有名ですが、私は「ワイルド・ギース」が好きかな。「ナバロンの要塞」もありますね。
ヒロインはペデルセン博士の元妻でレジスタンスのアンナ役のウーラ・ヤコブソン。スウェーデンの女優さんであまり知られていませんが美人さんですね。結構好きなタイプ。
もう一人、シグリッド役のジェニファー・ヒラリーが可愛かったので貼りました(笑)。右はクヌート(ハリス)。
悪いナチス役はフリック少佐(ディフリング)。珍しく親衛隊ではなく国防軍です。騎士十字章をぶら下げてますが、よく見ると柏葉剣付きです。1942年の少佐でそんなやついねーよ(笑)。ディフリングは悪いナチス役の常連で、他に「荒鷲の要塞」「風雪の太陽」などに出演。「風雪の太陽」のDVDどこか出してください。
右はドイツ軍の軍曹役のビクター・ボーモント。悪いナチス役の常連で、出演作は「ナバロンの要塞」「荒鷲の要塞」など。
 
(寸評)
オープニングのテーマ曲(マルコム・アーノルド)が素晴らしく引き込まれますが、戦闘シーンがこじんまりとしているので、アクション好きには物足りないかも。それでもやっぱり1960年代の戦争映画は面白いですね。DVDも出てましたが廃盤でBSで放送された映像を使いました。BDで出て欲しい作品です。
(評価)☆☆☆★(5点満点)    ※テレビ 
(双葉)☆☆☆★ ※クライマックスの派手な見せ場が楽しい→だね~!