暁の7人(Operation Daybreak)
監督 ルイス・ギルバート
出演 ティモシー・ボトムズ、アンソニー・アンドリュース、アントン・ディフリング、マーティン・ショー、ジョス・アクランド、ニコラ・パジェット
1942年のハイドリヒ暗殺計画(エンスラポイド作戦)を描いた作品。ヤン(ボトムズ)とカレル(アンドリュース)の二人を中心に物語は展開します。昨年(2018年)、同じテーマの「ハイドリヒを撃て!」が公開されています。
戦車はリディツェ村の虐殺シーンでT34改造タイガー戦車が出演。よくできた改造ですね。プリンツ・オイゲン師団ってウィキで見たらこの時期はバルカン半島にいたようですが、大丈夫なのかな?
正面から迫力あるアングルです。ロストク中尉は実在の人?
sdkfz222モドキも登場。普通車からの改造っぽいですが、ちょっとイマイチなところに愛着がわきます。
OT810ハーフトラックも登場。複数出てきます。
ハイドリヒの車輌はメルセデス320カブリオレ。ちゃんとナンバーは「SS-3」になっています。
オペルブリッツもチラリですが登場。ソフトスキン車輌も多数登場して当時のプラハの雰囲気がよく出ています。
こちらのポンプ車はプラガRNというチェコ製です。
左は同じプラガRNのバスタイプ。右のバスも良い感じ。
ヒロインはアンナ役にニコラ・パジェット(左)。主役のヤン(ボトムズ)と恋に落ちちゃいます(やめとけばいいのに)。東欧系ではなくイギリス人(カイロ生まれ)。日本(横浜)にも住んでいたようです。右の子は自転車娘ジンドリスカ役のパヴィア・マチェウスカ。三つ編みのおさげが可愛い(笑)。
ナチスの紹介は当然ハイドリヒ役のアントン・ディフリング。悪いナチス将校をやらせたら右に出るものはいない悪相です。戦争映画の出演は「荒鷲の要塞」「風雪の太陽」「テレマークの要塞」など多数。
(寸評)
悲しい物語ですが、雰囲気、脚本が素晴らしい良作です。写真はスカパー!で放送されたときのものですが、ブルーレイの高画質で見たいところ。
(評価)☆☆☆★(5点満点) *DVD
(双葉)☆☆☆★★(4点満点) ※ギルバート監督は通俗作品ばかりだが、今回はすこぶる上出来。→通俗って007シリーズのことか?