戦争の嵐②(1983・米・TV) | まなぶんの戦争映画辞典

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これまでに見た戦争映画について、戦車などの軍用車輌、ヒロインの写真で紹介していきます。また、ナチス役などの個性的な俳優についても紹介します。BD、DVD、VHSで保有している全ての戦争映画を掲載するのが目標。コメントお待ちしています!

戦争の嵐②(The Winds of War)

(第2部)ワルシャワ陥落・恐怖の脱出

 
バイロン(ヴィンセント)とナタリー(マッグロー)は戦火の中ポーランドからの脱出を試みるが、ユダヤ人を見つけ出そうとするSSやゲシュタポが待ち受けていた。かろうじて脱出した2人はベルリンに立ち寄り、両親のビクター(ミッチャム)とローダ(バーゲン)と束の間の再会をする。ワルシャワの陥落を知ると、イタリアに戻るのだが・・・・・

チラリと登場する左の装甲車は「ネレトバの戦い」に出ていた「ネレトバ型ハーフトラック(土器手司さん命名)」でしょうか?車体側面の処理が似てる気がします。
ドイツ軍のトラックの車列です。多くは戦後型のトラックのようですね。3番目はオペル・ブリッツかも。
キューベルワーゲンも登場。暗いシーンなのが残念。
こちらはオペル・ブリッツの本物で間違いなさそうです。
ベルリンでナタリーが乗っていた乗用車です。BMWの小型車ですね。
右のポーランド軍のトラックなんか味があります。車種などは不明です。
日本版のVHSには出てきませんが、謎の改造ドイツ戦車が登場しているようです。パッケージ写真の後ろにチラリと映っています。「殺しのプロット 独裁者を消せ」に出ている戦車と同じようです。完全版の日本語版DVD出ないかな。
ここからはヘンリー家の方々の紹介。まずは主役のビクター・パグ・ヘンリー役のロバート・ミッチャム。浮気する悪い旦那役です。名優なので説明不要ですね。戦争映画への出演は「史上最大の作戦」「アンツィオ大作戦」「眼下の敵」「戦争のはらわた2・戦場の黄金律」など。
ビクターの妻、ローダ役はポリー・バーゲン。浮気する悪い奥さん役です(笑)。当時53歳ですが、若い頃の写真を見るとすごい美人です。「ブラボー砦の脱出」「恐怖の岬」などに出演。
次男バイロン役のジャン=マイケル・ヴィンセント。テレビシリーズ「超音速攻撃ヘリ エアーウルフ」の主人公のストリングフェロー・ホーク役で有名ですね。他の代表作は「ビッグ・ウェンズデー」「世界が燃えつきる日」など。
海軍パイロットの長男ウォーレン役はベン・マーフィー(右)。出演作は「空爆特攻隊」「宇宙からのツタンカーメン」など。
長女のマデリン役はリサ・アイルバッハ。かわいいお転婆な女の子を好演。代表作は「愛と青春の旅だち」「ビバリーヒルズ・コップ」など。
ポーランドのSS士官役でアーサー・ブラウスが出ていました。「戦争のはらわた」のツォル役が印象に残ってますが、他にも「脱走特急」「勝利への脱出」などに出ています。
ソ連との秘密条項について知らされていなかった陸軍の3人(ブラウヒッチェ、ハルダー、ルーン)も活躍。次回どうなっちゃうんでしょうか。
次回は主人公たちを取り巻くサブキャラなどを紹介します。