戦争のはらわた2・戦場の黄金律(1978・米、西独) | まなぶんの戦争映画辞典

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これまでに見た戦争映画について、戦車などの軍用車輌、ヒロインの写真で紹介していきます。また、ナチス役などの個性的な俳優についても紹介します。BD、DVD、VHSで保有している全ての戦争映画を掲載するのが目標。コメントお待ちしています!

戦争のはらわた2・戦場の黄金律(BREAKTHROUGH)

 
監督 アンドリュー・V・マクラグレン
出演 リチャード・バートン、ロバート・ミッチャム、クルト・ユルゲンス、クラウス・レーヴィチュ、ヘルムート・グリーム、マイケル・パークス、ヴェロニク・ヴェンデル
1944年、ストランスキー少佐(グリーム)やシュタイナー軍曹(バートン)たちは東部戦線の激戦を切り抜け、西部戦線に移動していた。ホフマン将軍(ユルゲンス)たち反ヒトラー派は、ヒトラーを暗殺し戦争を終結させる計画を立てていた。シュタイナーはホフマンの命を受け、アメリカ軍のロジャース大佐(ミッチャム)に計画を告げるため最前戦へ赴くのだが・・・
オープニングクレジットでは「風雪の太陽」の戦闘シーンが流用されています。手前にいるのは改造タイガー戦車。
続いて「戦争のはらわた」のT34/85の戦闘シーンも流用されます。かなり手抜きですマクラグレン監督(笑)。
このシーンは新撮です。手前のキューベルワーゲンとホルヒ1a。ホルヒは「戦争のはらわた」にも出てましたが比較的珍しいです。
ケッテンクラートが2輛登場。大砲を牽引しているのは珍しいですかね。
米軍戦車役はM47パットン。結構な数が登場します。手前左がロジャース大佐(ミッチャム)。ロバート・ミッチャムは「眼下の敵」「史上最大の作戦」など戦争映画への出演多数。
中央が主役のシュタイナー(バートン)。名優ですが、なぜこの作品に?やはりコバーンの方がいいですね。左は「戦争のはらわた」に引き続き登場したアンセルム(ディーター・シドール)。
米軍のウェブスター将軍(スタイガー)。彼も戦争映画の常連です。「夜の大捜査線」でアカデミー主演男優賞を取っています。
本作はドイツ軍役者が充実しています。左はホフマン将軍(ユルゲンス)。「眼下の敵」でミッチャムとダブル主演。右は悪いSS将校役のギュンター・メイスナー。「レマゲン鉄橋」「風雪の太陽」など悪役ばっかり(笑)。いい人役は「怪盗軍団」くらいか。
右はストランスキー(グリーム)。やはりマクシミリアン・シェルの方が・・・。左はベルガー大尉(ホルスト・ヤンセン)。
キストナー大尉役でヨアヒム・ハンゼンが出ています。「撃墜王アフリカの星」「レマゲン鉄橋」などに出演。
悪いドイツ兵ケッペルを演じたのはウェルナー・ポチャス。「地獄のウォータイム」のディートリッヒ役が私の中では有名(笑)。
ヒロインのイベット(ヴェンデル)。プロデューサーのハルトヴィツヒの奥さんというのは「戦争のはらわた」のときに書きました。色っぽいシーンがあります。他の出演作は「将軍たちの夜」「バーバレラ」など。
 
(寸評)
一応「戦争のはらわた」の続編ですが、あまり評判がよろしくない作品です。まあ続編として見なければ内容的にはまあまあ見れる作品です。俳優陣が無意味に豪華だしね(笑)。
(評価)☆☆★(5点満点)      *VHS