杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」 -21ページ目

右太ももの軽い肉離れ(?)を起してから、

しばらくスクワットとインターバルダッシュはお休み。

 

それでもほかの部位の筋トレは継続して、

今日はインターバルダッシュを再開した。

 

「また太ももがピキッってなったらどうしよう……」

という恐怖を抱えながら、恐る恐る速度を上げる。

 

さすがに全力ダッシュはしなかったが、

少しスピードを上げて走るぶんには全く大丈夫。

 

あと数日もすれば完全回復している気がする。

次回からはスクワットも復活だ!!

 

そしてちょっとまとまった量(1kg)のプロテインを購入。

 

 

アルプロン ホエイプロテイン100 1kg【約50食】ココアミルク風味(WPC ALPRON 国内生産)

 

 

調べてみた限りでは、これが一番安いらしい。

 

味は「ココアミルク風味」。

 

プレーン味の方が安いのだが、

僕は甘いのが好きなのでこちらに。

 

筋トレをするモチベーションのひとつに、

「美味しいプロテインを飲む!」

というのがあるのだ。

 

これが不味いとモチベーションが下がるおそれがある。

 

さて、

「どうせ3日坊主だろ」と思ってた筋トレが、

驚くべきことにまだ続いている。

 

まだ1ヵ月も経っていないけれど(笑)。

 

できれば温かい目で見守っていただければと思う。

 

続かなかったらそっとフェードアウトするので、

その時はぜひ、これまでのこと全て

「なかったこと」にしていただきたい。

①.「直感が大事だ」とよく言われる。

②.「そうだよな」と多くの人が同意する。

③.「とはいえ……」とついつい直感よりも理屈を優先させてしまう。

④.結果、「やっぱ直感に従っとくべきだったな……」となる。

⑤.①に戻る

 

この①〜⑤のループを特に実感するのは、

美容院に行った時である。

 

美容師さんが髪を切り、

最後に鏡を持ってきて後頭部のあたりを映しながら、

「これぐらいの長さでいいですか?」と聞いてくれる。

 

瞬間的に、

「あれ、ちょっと思ったより長いな……」と思う。

 

でも、手間をかけさせるのが申し訳なくて、

「もうちょっと短くしてもらっていいですか?」

のひとことが言えない。

 

そこで脳がいろんな言い訳を発明する。

 

「いや、案外こっちの方が似合ってるんじゃないか?」

「前も実はこれぐらいの長さだったような気が……」

「ちょっと長かったとして、だから何なんだ?」

「まあ、ええんとちゃう?」

 

……で、結局、

「あ、大丈夫です」

となって終了。

 

ところがこの場合、120パーセントの確率で、

「やっぱり短くしてもらっとけばよかったーー!!」

となる。120パーセントの確率で、だ。

 

思うに、僕らは直感に従うことに慣れていないのだ。

 

問題と解答の間に「考える」というプロセスを

挟むクセがついているのだ。

 

最初にそう思ったことは、だいたいそうなのだ。

 

そうじゃないこともあるけど、

その時も「そうじゃなかった!」と直感的に気付くのだ。

 

たとえばサッカーなどのスポーツをしている時のように、

瞬間的なひらめきを大事にしながら、

一日を過ごしてみるのはどうだろう。

 

もしかすると、

一日が48時間ぐらいに感じられるかもしれない。

 

荏原中延にある辺境の喫茶店「隣町珈琲」

 

知る人ぞ知るサロン的喫茶店ですが、その夜の顔である「火鉢バー」を知る人はほとんどいないのではないでしょうか。

 

さまざまな食材を、七輪を使って自分で焼いて食べられる、なかなか希有なバーなのです。

 

その「火鉢バー」で、パラダイスビアの試飲会が行われます。

 

「パラダイスビア」と言えば、そう、ヤギサワバルで出しているクラフトビール。今回のイベントでは瓶ビールでの提供となりますが、一緒に鹿島神宮のご神水、鹿嶋パラダイスで採れた自然栽培野菜なども楽しめる予定です(野菜は当日手に入れば!)。

 

今回は不思議なご縁もあって、ヤギサワバルの本の編集者として杉原も少しだけお話させていただくことになりました。「編集者」という肩書きをいただいたのは人生で初めてです。プロの方々にはなんだか申し訳ないです(笑)。

 

下記は、火鉢バーのママからの案内文です。よければぜひ足をお運びくださいませ。

 

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炭火が恋しい季節になりました。
今夏はお休みをいただいていた火鉢バー、いよいよ始動します。
2018ー19秋冬炭火シーズンスタートを飾るのは自然栽培の麦と鹿島神宮のご神水で作ったクラフトビール「Paradise Beer」の試飲会。自然栽培とは肥料も使わない本当に自然な栽培法。そんな究極の麦で作ったビール、現在、東京では一箇所でしか飲めません。そんな究極のビールの試飲会。言い出しっぺは隣町珈琲と火鉢バーの常連でもあるビールマニアの伊藤屋小ジョッキさん。彼も交えて、トーク&飲み会形式で、クラフトビールや自然栽培、都内で唯一Paradise Beerが飲める「ヤギサワバル」の話など、飲んだ勢いでお客さんも交えた”飲みトーク”を繰り広げたいと思います。

食事については、お惣菜も用意しますが、今回、炭火であぶるものはみなさんで好きなものをお持ち寄り下さい。室内開催なので、脂が落ちて煙が出るものは避けてくださいね。一応、外にも七輪は用意できますので、少量なら脂の出るものも焼けますが、できれば煙の出ないものをお願いします。

【詳細】
■「October Beer Fes 2018 Paradise Beer 試飲会」

●日時:2018年10月20日(金)19:00〜(開場:18:30)

●場所:隣町珈琲

●入場料:3,500円

●内容
<飲食>
ParadiseBeer
少しずつ3種+瓶ビール1種1本
鹿島神宮のご神水
お惣菜
七輪の炭火
(炙りものはお好きなものをお持ち下さい。
 なるべく脂の落ちないものをお願いします。

 脂が落ちると煙が出ます。)

<トーク>
*伊藤屋小ジョッキのクラフトビール解説
*火鉢バーママの自然栽培の話
*編集者・杉原学のヤギサワバルの話 
などなど、飲食・歓談の合間に数回トーク時間を設けます。
お客さまも交えたラフなトークです。

●お申込み
参加ご希望の方は「参加予定」ボタンをクリックするか、隣町珈琲(03-6451-3943)までお問い合わせください。予約が完了となり、清算は当日現金にてお支払いただきます。複数分の予約をご希望の方は、隣町珈琲にお電話にてお申込みください。
また、キャンセルの場合は、隣町珈琲にお電話をいただくか、Facebookからお申込みいただいたお客様は「参加予定」を「不参加」にしてください。
※「興味あり」ボタンは予約になりませんのでご注意ください。


■隣町珈琲Facebookページ

https://www.facebook.com/events/1114558972051391/

水面を手で勢いよく叩くと、

水しぶきが上がる。

 

そのシーンを録画して、

スローモーションで再生すれば、

全く同じ水しぶきが上がるシーンが、

スローで再生されるだろう。

 

だが、それと全く同じ動きを、

ゆーっくり、ゆーっくりと実際にやってみると、

当然ながら、水しぶきは上がらない。

 

つまり、

 

「<遅い動き>を

 <速い動きのスロー再生>で

 再現することはできない」。

 

ゆったりしたテンポのバラードの曲を、

速いテンポで演奏すると、

全く別の曲になってしまう。

 

ある曲を録音して、

早送りやスロー再生で聴くと、

音程まで変わってしまう。

 

このように「速度」は、

ある意味で絶対的に重要な要素である。

 

何かと速さが求められる時代だけれど、

バラードのテンポひとつとっても、

「ゆっくりでなければならない」

ものがあることは明らかだろう。

 

にもかかわらず、

僕らはその明らかなことを、

けっこう無視しながら生活している。

 

あるバンドの、

50分の音楽CDがあったとする。

 

そのバンドのファンであるAさんは、

50分かけてそのアルバムを1回聴き終えた。

 

同じバンドのファンであるBさんは、

そのアルバムを3倍速の早送りで聴いて、

50分の間に3回聴いた。

 

翌日その二人が会ったとき、

Aさんが「私、きのうアルバム1回聴いたよ!」と言い、

Bさんは「え、たった1回?私は3回聴いたよ!」

と言ったとする。

 

これをもって、

「AさんよりもBさんの方がより熱心なファン」

だと結論づけようとしたら、

誰だって「おいおい!」となるだろう。

 

しかしその「数字」しか見なかったならば、

「さすがはBさん、本当に好きなんですね!」

ということになってしまいがちなのだ。

 

「時間」というものを

数値化してしまうことによって、

普通に考えればありえないような、

無茶なロジックが成立してしまう。

 

「1回より3回の方が上」という、

実に単純な話である。

このとき、その「実質」は考慮されない。

 

思うに、人生にも、

それを味わうにふさわしい「速度」

というものがあるような気がする。

 

もしそういうものがあるのだとしたら、

おそらく現代の僕らはテンポを速くしすぎて、

それを充分に味わうことができていない。

 

実に味わい深いスローバラードの名曲を、

早送りで聴く愚を犯しているのではなかろうか。

 

経済だってそうで、

会社の利益を増やすのに躍起になって、

自然の生産力をはるかに上回る速さで

自然を収奪し破壊してしまっている。

 

そして売り上げという「数字」を見て歓喜する。

そういうことを実に無邪気にやっていたりする。

 

しかし、ものごとにはそれぞれ

「ちょうどよい速さ」というのがある。

 

同じ行為であっても、

その速さを変えるだけで、

善悪が逆転してしまうことだってある。

 

「本当に今のままでいいのか?」

というような切実な問いは、

一度立ち止まってみなければ、

たぶん考えることすらできない。

 

数字そのものに意味はない。

先日のブログでも書いたように、

十条銀座商店街の竹島書店が閉店した。

 

それにショックを受けていたら、

なんと東十条駅前の井上書店も閉店したらしい。

 

いずれにせよ、どちらの書店も

長きにわたっておつかれさまでした。

 

特に竹島書房では拙著もたくさん

自分で買わせていただきお世話になりました(笑)。

 

Twitterで統さんという方が、

「十条界隈はもう本屋はないのか…悲しみ」

つぶやいておられるが、本当にその通りで、

街から本屋がなくなるのは悲しい。

というかけっこう困る。

 

こうなってくると、

「いよいよ自分で本屋をやるか……」

という妄想がふくらんでくる(笑)。

 

もちろん、大手チェーン店のように

新刊をことごとく揃えるのは無理だし、

僕の性にも合わないだろう。

 

かなり偏ったコンセプトの方が

むしろ面白いかもしれない。

 

名前はついさっき思いついた。

 

「時間堂書店」である。

 

僕の専門が時間論なので、

時間論の本を中心に哲学書を充実させたい。

 

新刊も中古も両方扱えたら最高。

 

カフェスペースも作って、

そこでさまざまなセミナーもやりたい。

 

著名な哲学者を呼んでの哲学講座、

作家を呼んで文章講座をやるのもいい。

 

関係ないけど弾き語りのライブもやる

(自分がやりたいだけ)。

 

講座やライブの後はそのままそこで歓談して、

コミュニティスペースとしても機能する。

 

あと同時に、出版事業もやりたい。

実はこちらはもうすでに走り始めていて、

すでにチラシも完成している(笑)。

 

 

出版や本づくりをお考えの方はぜひご相談ください〜。

 

それはさておき、

本屋さんはとても夢がある。

 

みなさまオープンが実現した際は

ぜひお立ち寄りください。

 

今のところ全妄想です(笑)。

いつもトレーニングは午前中にやっている。

 

とはいえ、さすがに起きてすぐにやるのはケガのもと。

 

だから早くとも起きてから

1時間は経ってからやるようにしている。

 

しかし今日は午前中に用事が入っていたため、

ついその禁を破り、

起きて30分くらいで筋トレを始めた。

 

いつものメニューを終えて、

外に出てインターバルダッシュ。

 

坂道を一気に駆け上がろうとしたその瞬間。

 

筋トレで疲労しきった大腿部が悲鳴をあげた。

 

「ぶっちゃけやっべ!」

 

……というわけで、今は湿布を貼って療養中(笑)。

 

 

 

 

やっぱりよくないとわかっていることはやっちゃいけない。

 

しかしとりあえず試してみるところが

僕のいいところであり悪いところでもある(笑)。

 

というわけで、

下半身のトレーニングは

しばらくお休みになる可能性あり。

 

メジャーリーグで活躍しながら、

ひじの靭帯を痛めた二刀流の大谷翔平選手と

ほぼ完全に同じ状況だと言えるだろう。

 

一緒に頑張ろう!

30日に柳沢の神輿を担ぐことになり、

足袋を買うため久々に十条銀座商店街に行った。

 

ついでに竹島書店に寄ろっかな……と思ったら、

なんとお店のシャッターが下りていた。

 

まさか……。

 

足袋を買うついでに、店のおばちゃんに聞いてみた。

 

「竹島書店のシャッターが下りてたんですけど、もしかして……」

 

「そう、閉店しちゃったのよ」

 

「えー。それけっこう困りますよね?」

 

「そう、困ります(笑)」

 

どういういきさつで

閉店になったのかは全く知らないが、

さすがにちょっとショックだった。

 

家が近かった時は、

Amazonで買える本でも急ぎでなければ

竹島書店で取り寄せていたのだが、

やっぱりちょっと離れてしまうと、

なかなかそうもいかなくなる。

 

「お茶屋さんがある商店街はいい商店街」

と山田五郎氏が言っていて、

十条銀座にもそのお茶屋さんがあることを

頼もしく思っていた。

 

でも、本屋がない商店街は、

やっぱりちょっと寂しい。

 

ちなみに跡地には靴屋さんが入るそうだ。

 

うーん、本屋さん、復活せえへんかなあ……。

 

それとも自分で小さい古本屋でも始めるか……(笑)。

筋トレを始めてから、

明らかに食事への意識が変わった。

 

これまではお昼の時間になっても、

それほどおなかがすいていなかったら、

「まあいっか」と食べずにいることもあった。

 

しかし、筋トレを始めた今は違う。

 

「俺はおなかすいてないけど、

 俺の筋肉がエサを求めている……」

 

という具合に、

きちんと栄養になりそうなものを

決まった時間に食べるようになったのだ。

 

これは一種の「自己の客観視」である。

 

自分のことを客観的に見ることは意外にむずかしい。

 

そのせいで、

「本当は規則正しい生活をした方がいい」

とわかっていたとしても、

「まあいいか」とほったらかしてしまう。

 

ペットを飼っている人はよくわかるのではないか。

自分の健康よりも、ペットの健康の方に

力を入れている人はけっこういると思う。

そして自分のことは棚に上げてしまいがちなのである。

 

しかし筋トレをして筋肉に意識が向くと、

自分の中に「筋肉」という他者が発生する。

 

そしてこの「他者」の世話をやくことが、

結果的に自分の世話をやくことにもなり、

自分の生活の質が向上するのだ。

 

そしてその筋肉は、一種の「自然」でもある。

いくら強い意志を持っていたとしても、

「超回復」には必ず一定の時間が必要だ。

 

それは、どんなに頑張っても天気は変えられないし、

自然災害はいずれやってくることと同じだ。

 

筋トレは人間の「内なる自然」に気付かさせくれる。

 

それは自然と人間のつながりを回復させる

大きな契機になるはずだ。

今日も午前中に筋トレ&インターバルダッシュを終えた。

 

せっかくなので体重も記録しておこうと思う。

 

少し前まではおよそ65キロで、

今のところそんなに変わっていない(笑)。

 

さっき計ってみたら64.4キロ。

まあ誤差の範囲である。

 

そして筋トレ後のお楽しみはプロテイン

 

いや、たぶん僕くらいの軟弱トレーニングごときでは

そもそもプロテインなど不要なのだろうが、要は気分だ。

 

というわけで、いろんな種類を買ってみた。

 

本日は、

ホエイプロテインスーパーブレミアム(フルーツミックス風味)

 

 

 

味のほうだが、

 

「おいしいか?」と聞かれれば、「おいしくはない」

「まずいか?」と聞かれれば、「まずくはない」

 

でも、「妙薬口に苦し」というように、

美味しすぎると、ありがたみもなくなる。

 

実に絶妙なところを突いてくる。

 

こんなふうに思えるのも、

筋トレによって精神が

ポジティブになっているからかもしれない。

 

今なら、たとえ誰かに

 

「このチキン野郎!!」

 

と言われたとしても、

 

「え、遅筋野郎?

 俺の遅筋をそんなに賛美してもらえて光栄。

 じゃあ今度は、速筋を集中的に鍛えようかな

 

と思える。

 

相手が何を言うのも自由であるように、

その言葉をどう受け止めるのかは、

受け取る側の自由なのである。

 

筋トレは、そんなことも教えてくれる。

きのうの夜。

 

買い物をして帰宅し、郵便受けを開けてみたら、とんでもない危険物が投函されていた。

 

「こんな危険なものを……しかも……このタイミングで……!!」

 

俺の心が完全に見透かされているかのように思われた。

 

体の中を戦慄が駆け抜けた。

 

その危険物が、コレである。

 

 

 

 

誰かが俺の「筋トレ日記」ブログを見て投函したのか?

 

……いや、もしかすると、これが噂の「引き寄せの法則」というやつではないのか。

 

一瞬誘惑に負けそうになったが、何とかこらえることに成功し、そのチラシをクシャクシャにして、ゴミ箱に投げ入れた。この強い意志も、始めたばかりの筋トレの成果なのかもしれない。筋トレ万能すぎだろ。