今日も来たよ
昼過ぎに2回目の散歩に行きました。若葉が芽吹き、木々の間を吹き抜ける風が心地よかったです。ソメイヨシノの若葉の間から小さな実がちょこんと顔を覗かせていました。今月初めには淡く柔らかな色の花が咲いていたのが、あっという間に花が散り、若葉が生い茂りました。八重桜は、そろそろ見納めです。ヤマザクラから1か月近く、散歩中に花見を楽しむことが出来ました。まなは休憩所に行く気満々でした。休憩所からチラッと売店を眺めていると、優しいおばさんが出てきました。「まなちゃん、来てくれたんやね〜」と、おばさんに首周りを撫でて貰い、まなは気持ち良さそうにグーンと身体を伸ばしていました。おばさんはクールネックが冷たいのに驚いていましたが、冬と違い、青系の色でハーネス、クールネック、リードをまとめているね、まなちゃんは青もよく似合うとベタ褒めでした。通りかかった人達にも、たびたび声をかけられたねおばさんに一言告げた後、別の場所に向かいました。まなは礼拝室の前に来ると耳を動かし少し離れた所で立ち止まりましたが、間もなく眼鏡のおじさんが礼拝室から出てくるのが見えました。あ、おじさんがいるねおじさんはニコニコしながら、まなの傍に来て背中を撫でてくれました。「まなちゃん、散歩やね」私「こんにちは。先程は案内をされていたんですね」「今日は予約が立て続けでね」おじさんは事務所に戻り、また窓口で受付を行い、案内に行くそうです。おじさんが「またね👋」と事務所に戻るのを見届け、まなに帰ろうなと声をかけているとグレーの帽子のおじさんがやって来ました。おじさんはトイレ掃除を終えて、水洗い場の清掃に来たところでした。「こんにちは」私「こんにちは。お疲れ様です」おじさんが水洗い場の清掃をするのを見て、まなが近くで見つめていましたが、これからの時期は水が悪くなるからねと苦笑いでした。「綺麗にしていただき有難いです」と御礼を言うと、おじさんは「仕事やからね」と言いながらも、表情が優しく嬉しそうでした。まなは依然として帰る気なしでした。まなが頻りに南の方を眺めていると、フン、フ〜ンと鼻唄が聞こえてきました。鼻歌の主は花に詳しいおじさんでしたが、おじさんは何かの歌を気持ちよさそうに口ずさんでいたね。おじさんが来るのを見て、まなが傍に歩み寄りました。「また会うたな」私「こんにちは。お疲れ様です」おじさんは「来たんか〜」と言いながら、まなの首周りを撫でてくれたね。おじさんが池の畔のオオデマリの生育を気にしていて、昨日、今日に撮った写真を見せると「枝先まで花がついとるな。今週初めに見たけど、花の色が白うなって見頃やな」と、おじさんは満足そうでした。花をよく見てくれて有難うと、御礼?を言われましたが、おじさんが「またな、バイバイ👋」と倉庫に向かうのを見届け、家に帰りました。今日も優しい人に会えて良かったね。