バラの消毒と薬害の話(バラの家) | ママの薔薇のブログ

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手作りの小さな庭で咲く薔薇♪
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日常の出来事も♫

こんにちは♪

 

今日は、

先週参加した、

バラの家実店舗「バラ塾」の

お話を少し。

 

今回の講師は、

木村裕治先生でした。

 

 

丁寧に、皆の質問にも、

答えてくださるので、

バラ塾って、いいですね!

 

どなたかの質問は、

ちょうど私も、

疑問に思っていた事ばかりでした(*^.^*)

 

私は、聞き間違えも多いので、

行ける方は、

バラ塾に参加して、直接聞いてね。

 

 

今回のバラ塾で、習ったことは、

●4月初めにやるソフトピンチの事

●バラの消毒の事

●新苗の植え付け方

●花後の剪定のこと

 

が、主な内容だったのですが、

 

ソフトピンチの事は、

3月にも一度習いました。

 

  まだ、見てない方は

  こちらを見てねclick→★

   

ブラインド(蕾が付かなかった芽)や、

ボーリング(蕾のまま咲かない)

しやすいバラも、

4月初めの、ソフトピンチは、

した方がいいそうです。

 

(ボ-リングしやすいバラは、花が咲くまで、

肥料もあげないで)

 

今年植えたばかりの苗や、

元気のない苗、

ルシファーなど、繊細なバラ程、

ソフトピンチした方が良いそうです。

 

あっ!これも書いておかなくては!

一期咲きのつるバラは、

蕾がついてからの、

ソフトピンチは、しないそうです。

咲かなくなってしまうから。

 

 

↑我が家の「ブルーランブラー」

陽当たり悪い場所に植えているんです。

今日の、ブログ一枚目の写真は、

上の方の枝です。

 

✿ ✿ ✿ ✿ ✿  

 

●バラの消毒の事も、

3月に、一度習いましたね♪

 

3月には、うどんこ病などの、

予防効果のある薬を、

と、いうお話でした。

 

  3月の消毒のお話は、こちら→★

 

4月以降、

うどん粉病、黒点病などの、

病気が出てしまったら撒く、

治療薬の事や、

 

虫に効果のある殺虫剤も

教えて頂きました。

 

薬剤散布は、葉の下からの散布が7割、

上からが、3割だそうですよ。

 

 

3月に習った事の他に、

バラゾウムシには、

スミチオン

ベニカR乳剤

 

●花が咲くと、

その中に居る、小さな虫「スリップス」は、

 

甘い香りが好きなので、

消毒の時、黒砂糖を、

500倍に希釈して、

殺虫剤

(オルトラン・スミチオン等)に

一緒に混ぜると良い。

(黒蜜でも良い)

 

 

チュウレンジハバチには、

ベニカR乳剤

サンヨール

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

簡単に散布できる、

スプレーボトル剤は、

 

○ベニカXファインスプレー、

 

○ベニカJスプレー、

これは、毛虫にも効いて、

2~3Mの距離飛ぶので、

上の方にいる虫に届くそうです。

 

 

ハダニに効く薬剤は

3月のバラ塾では、

まだ、教えて貰って無かったかも?

 

ハダニは、梅雨入りが、

近づいてくると出てきます( ゚Д゚)

 

 

 

●ハダニに効く薬剤、

(私が使っている物も含めて)

○コロマイト、

○ダニ太郎、

〇ダニサラバ

〇バロック

〇ダニコング

〇カネマイト

 

 

 

 

ダニは、耐性がつきやすいので、

色々な系統の薬を、

ローテ-ションで、使う。

(一回ごとに、薬剤の系統を変えて)

 

ハダニの薬剤の系統はこちらclick→★

 

 

もし、ハダニが出てしまったら!!

 

ダニは、すぐ増えるので、

薬剤は一週間に一回では止まらないので、

3日おきに、3回くらい散布する。

 

薬害が出ても、

ハダニは止めたい。

(他の全部のバラにうつるので)

 

ハダニは、挿した支柱や、

鉢の縁などにもついているので

その辺りにも薬剤散布

そばの、雑草などにも散布する。

 

 

 

普段から、自然由来のものとして

(私が使っている物))

 

○アーリーセーフ

〇粘着くん(でんぷん由来)

〇葉っぱ乳剤(なたね油由来)

〇初期なら、ベニカマイルドスプレー

  等を使っても良い。

 

葉をコーティングして、ダニを窒息死させる。

物理的になるので、

使用回数の制限無い。

 

 

 

 

 

 

 

※私は、去年、ごく初期のハダニなら、

スプレーボトル剤の、

ベニカマイルドスプレーが、

かなり効く、と思いました。

水あめ成分で、窒息死させます。

 

卵がかえった頃、もう一度散布。

 

毎日使っても、

水あめ成分なので、安心です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

ニームはどうですか?

と質問する方がありました。

 

散布すると、

ハダニは減るそうですが、

完璧には、駆除できないそうです。

でも、薬剤を使いたくない人には

良いかも。

 

 

 

薬剤は、説明書の規定どうりに、

希釈して、散布するのですが、

 

   薄め方はこちらからclick→★

 

 

散布後、雨などで、落ちないよう、

展着剤も一緒に入れると、

いいそうです。

 

展着剤の種類

〇アビオンE

〇ダイン

 

木村さん、お勧めは、

「アビオンE」、という展着剤です。

 

蝋のような成分なので、

薬害が出にくいからだそうです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

展着剤の「ダイン」は

乳剤には、

入れない方がいいんですって。

すでに、同じような働きの、

界面活性剤が入っているから。

 

 

「ダイン」は、葉っパに浸透して、

展着させるので、

多すぎると、薬害が出ることが。

(多すぎなければ、大丈夫♪)

 

 

↑(アンジェラは、蕾がいっぱいです)

 

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

薬害の話(((( ;°Д°))))

 

薬害って?

薬剤散布後、2~3日すると、

葉が黒ずんだり、

縮れたりするもののことです。

 

 

○バラの消毒は、

殺菌剤、殺虫剤など、

幾つかを、混ぜて、

散布してもいいそうですが、

 

混ぜる薬剤を、

増やせば増やす程、

薬害は出やすくなるそうです!

 

でも、殺菌剤、殺虫剤、

3種類くらいまでなら、混ぜて大丈夫。

 

 

○これからは、暑くなるので、

日中の、散布は避ける。

薬害が出るので、

早朝か夕方散布する。

 

 

○殺菌剤のダコニールは、

暑くなってくると、薬害が出るので、

避ける。

 

涼しい日の夕方散布して、

翌日暑い日も、

薬害出るので避ける。

 

 

○薬剤を規定量より、

うすく希釈して散布すると、

薬害は出ないそうです。

 

うすくても、効果はあるんだそうですが、

ただ、効果の続く期間が、

短くなるんですって。

 

なので、薬剤散布を、

頻繁に、何度もやるように、

なってしまうらしい。

 

どちらがいいかな~?

 

いづれにしても、

真夏は、少し薄くして、

散布した方が良いみたいですよ。

これは、私の拙い経験からですが♪

 

 

薬害が出ても、バラは

大丈夫っです!

 

葉が、薬害で、多少黒くなっていても、

大丈夫らしいです。

 

葉がダメになって落ちても、

次にはきれいな葉が出てきます。

 

 

新芽の先が黒く、ダメになったら、

先をピンチしておくと、

新しいきれいなのが出るので、

それも大丈夫。

 

 

 

↑(ローズ・ポンパドール)

 

 

私のブログって、なんか最近、

消毒の話が多いのかな~( ̄_ ̄ i)

 

私は消毒が好き、

という訳では無くて~(笑)

 

バラが、葉を落とさずに、

元気に育ってほしいと、思ったり、

 

きれいに咲いてほしい、

って思っているので、

つい、消毒の話も

長く書いてしまうの(-^□^-)

 

今日も、字が多い、

ブログになってしまいましたよヽ(*>∀<*)ノ

 

✿最後まで読んでくださって、

  ほんとうに

    ありがとうございました♪

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

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