【確定申告に向けて⑤】事業分析につながる売上入力はできていますか？

経理サポーター　古川です。

複数の種類の売上のある方・・・

入力は「売上」という科目の１本ですか？

確定申告する際は、それで問題ありません。

売上の区分までは、提出が求められておりませんから。

しかし会計という視点でいくと

「売上」という科目で１本で入力しているとどうでしょうか？

１年間でどの売上が

どれだけあったかが見えません。

会計は確定申告のため・・になりがちですが

本当は売上がどうなっているのか

どこに経費がかかっているのが

事業の状況を数字で見るために行うものです。

売上の柱が複数ある、

種類が複数ある場合には

それぞれわけて入力をしていくと、

あとで見返した時に、

どの売上がいくらで

来年はどうしようか・・？

など検討していくことができます。

古川の場合の売上の柱はこうです、

①経理代行
②事務代行
③セミナー
④個別相談

これを会計入力するときには

このように入力しています。

①経理代行売上

②事務代行売上

③セミナー売上

④個別相談売上

⑤その他売上（区分できないものがある場合にここにいれます）

こうすることで、

種類別に各年度の売上の比較ができたり、

個別の目標値と実績の比較ができたりします。

仕入も同様で複数種類がある場合には、

それぞれに区分していくと

区分ごとの収支だって見ることができます。

どうしてもまとめてやったりするので、

やっつけ的に片づけてしまうと思いますが、

ちょっと丁寧にいれておくと、

事業分析にも役立つ会計結果が出来上がりますよ！

あまりたくさん作ると、

入力が大変になりますので、

最低限の区分にしておきましょう～！

■確定申告に向けてシリーズ■

①山盛り領収書を撃退しよう！
②レシートにプライベートと経費がごっちゃになっているけどどうしよう？
③領収書はらなくてもよくない？
④交通費の経理はどうしたら？
⑤事業分析につながる売上入力はできていますか？
⑥現金経費入力していたら残高がマイナスＯＲいっぱいになっちゃった！
⑦売上、経費の計上もれはありませんか？
⑧源泉税の引かれている売上があります！！

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