荒鷲の砦
壮絶空中戦・捨て身のドイツ空軍殴り込み!
第二次世界大戦中、ユーゴスラビアのパルチザンに存在した空軍の物語。
ナチ空軍基地で働かされていたチビとデカのユーゴ人二人組が、戦闘機を盗み出してパルチザンに加わる。飛行機乗りではないパルチザン隊員の青年兵と、近くの農家の娘との恋。イタリアから戦闘機を盗んでパルチザン入りする名パイロットと、射撃主として彼と組む男(これが上記の農家の娘と恋に落ちる青年)との交流。そして隊長であるフェーミュー少佐と女通信兵との淡い恋物語…。
後半は、泣かせるエピソードの連打。
戦闘シーンはかなり派手で特撮もふんだんに使い、共産圏の映画にも関わらず戦争アクションとしてもそれなりの出来映え。
1974/ユーゴスラビア
監督:ミラデン・トディッチ/ポジタール・ラディッチ
出演:ベキム・フェーミュ/ベルミール・ツィポシノビッチ
◆第二次世界大戦中、ユーゴスラビアのバルチザン。戦闘機2機、乗員4名、乗員以外の隊員数名で空軍が発足された。ナチス・ドイツとの戦いの中で、さまざまな試練と出会い、別れが隊員たちを襲う。果たして彼らの戦いの行方は…!?
主演のベキム・フェーミューは古くは『冒険者』、ティント・ブラスの『サロン・キティ』にも出演していたスター俳優です。
それゆけ!ハイレグ消防隊
超おばかな映画。
3人の少しおかしな消防隊が、日本の自動車メーカーの消防の為、ハイレグ美少女達をリクルートする?。
デコボコ隊の珍消防が始まる。
1988/アメリカ
監督・脚本:チャ-ルス・ワイナ-
撮影:バリー・ストーン
製作:マイク・ストラプコ
音楽:ザ・プレス・ギャング
出演:ゴーレン・カレジック/エリック・クラッブ/マイク・ストラプコ
◆高所からの落下、カー・スタント、爆発炎上と、高度なスタントが盛りだくさん。『ポリス・アカデミー』にも似た、3人のおかしな消防士が登場する風変わりな青春コメディ。
問題ばかり起こすサム、へそ曲がりのキース、酒と女のことしかないバドスキー。彼らの職業は市民を守る消防士。ある日、人手が足りずに雇ったのは、なぜか4人のピチピチギャルたち。早速意味不明の特訓を開始!
デュースワイルド
- 1950年代のストリート・ギャング抗争を描いた青春ドラマ。
- 兄弟のきずなや恋愛、夢など、戦いに揺さぶられる若者たちの感情をストレートに伝え、せつなさはひとしお!
期待せずに観たのですが、結構面白かったです。
- タイトル: デュースワイルド ~スペシャル・エディション~
- 2002/アメリカ
- 監督 : スコット・カルヴァート
製作総指揮 : エバーハード・ケイサー/マリオ・オホーヴェン /マーク・スフェラッツァ
脚本 : ポール・キマティアン /クリストファー・ガンベイル
音楽 : スチュワート・コープランド
出演 : スティーヴン・ドーフ /ブラッド・レンフロー/フェアルーザ・バーク /ノーマン・リーダス /マックス・パーリック /マット・ディロン/ デボラ・ハリー
◆1958年、 ニューヨーク。ブルックリンでは、 レオンの率いるデュースとマルコの率いるヴァイパーズの2つのギャング団が対立していた。そんな中、 レオンは弟をマルコに殺され、 マルコは殺人罪で刑務所に送られる。8年後、 逆恨みから復讐心に燃えるマルコが出所すると対立は激化。レオンは無意味な争いと麻薬の根絶を願い、 街の顔役であるフリッツィーに調停を頼むのだが、 フリッツィーはマルコが持ちかけた麻薬の取引になびいてしまうのだった。やがてレオンの恋人が襲撃された事で対立は頂点に達し、 最後の対決の時を迎えることに…。
'99年、 米コロラド州デンバー郊外の高校で起きた銃乱射事件で、 犯人の少年2人への影響が指摘され、 ビデオの回収が命じられた『バスケットボール・ダイアリーズ』。本作は、 その問題作を手掛けた監督、 スコット・カルバートの7年ぶりの作品。'60年代のニューヨークを舞台に、 ギャングの抗争を家族の絆や恋を横軸にリアルに描いている。街並みやファッション、 ギャングの若者達のリーゼントなど、 当時の文化の再現も見事である。
プロフェシー
- 数多くのUFO現象や怪奇現象で有名な地域ウェスト・バージニア州ポイントプレザントで実際に起きた数々の怪奇現象を題材にしたミステリアス・サスペンス。
リチャード・ギア、がんばってました!
でも、謎は解明されず。すっきりしない。
映画の余韻を残すための手法なのか??
タイトル: プロフェシー デラックス・コレクターズ・エディション (2枚組)
- 2002/アメリカ
- 監督 : マーク・ペリントン
製作 : トム・ローゼンバーグ
脚本 : リチャード・ヘイテム
出演 : リチャード・ギア/ローラ・リニー/ウィル・パットン / ルシンダ・ジェニー/デブラ・メッシング/ アラン・ベイツ
◆ワシントン・ポスト紙の敏腕記者・ジョンは最愛の妻・メアリーと共に幸せな生活を送っていた。ところがある日、 原因不明の交通事故でメアリーは負傷し、 謎の言葉を残してあっけなくこの世を去ってしまう。そして2年の月日が経ったある日、 ジョンは仕事でワシントンD.C.からリッチモンドへ車を走らせていた。しかし一時間後、 気付くと彼は600キロも離れたウエスト・バージニア州のポイントプレザントという町に迷い込んでいた。やがて彼はその町で次々に起きる不可思議な現象と、 妻の死の直前の言動に繋がりがあることに気付き…。
'60年代にアメリカのポイントプレザントで実際に起きたという数々の超常現象をヒントに描かれた戦慄のサイコ・ホラー。
シルクウッド
1983年アカデミー賞5部門ノミネート(主演女優賞、助演女優賞、監督賞、脚本賞、編集賞)。1974年全米を揺るがした「カレン・シルクウッド事件」を忠実に映画化した問題作!
未だに真相が釈明されていない事件、
1974年アメリカ・オクラホマ州の工場 で核の危険性を訴え、労働条件改善を求めていた最中、工場の汚染を告発しようとしながらそれを果たせず、謎の謎の交通事故死を遂げたカレン・シルクウッドの実話を映画化。
- 事件そのものよりも、シルクウッドというひとりの女性の生きざまを主軸に据えた作品。
- タイトル: シルクウッド
- 1983/アメリカ
- 監督 : マイク・ニコルズ
製作 : マイク・ニコルズ/マイケル・ハウスマン
製作総指揮 : バズ・ハリス/ラリー・キャノン
脚本 : ノーラ・エフロン/アリス・アーレン
撮影 : ミロスラフ・オンドリツェク
音楽 : ジョルジュ・ドルリュー - 出演 : メリル・ストリープ/シェール/カート・ラッセル/クレイグ・T・ネルソン /ダイアナ・スカーウィッド
◆プルトニウム工場に働く平凡な女性、カレン・シルクウッド。工場の安全性に疑いを持った彼女は、熱心な組合活動員に変貌。やがて、その身辺で不審なことが起きはじめる……。
- 現実に起きたシルクウッド事件をベースに、ニコルズ監督が取り組んだ社会派問題作。
- 1983年ゴールデン・グローブ助演女優賞(シェール)受賞。
恐るべき衝動
イタリアで実際にあった話、悪魔憑き事件を映画化。…イタリア版『エクソシスト』!
別題「バージン・エクソシスト/甦える悪魔のエクスタシー」。全編に漂うエロティシズムと、主演のステラ・カルナチーナが悪魔に乗り移られた演技が最大の見どころ!!
1974/イタリア
監督:マリオ・ガリアッツォ
脚本:アンブロジオ・モルティーニ
撮影:カルロ・カルリーニ
音楽:マルチェロ・ジオンビーニ
出演:ステラ・カルナチーナ/ルイジ・ピスティーリ/ルクレチア・ラブ、クリス・アバラム/ガブリエル・ティンティ
◆考古学研究所で働くダニーラ(ステラ・カルナチーナ)は、研究所で奇怪な木製の人形に宿っていた悪魔が乗り移られる。男のような声を発し、暴虐の限りをつくす彼女。母親は娘に悪魔が乗り移っていると確信し、神父に悪魔払いを依頼するが…。
グロリア
- めちゃくちゃタフで、クールで男前の映画!
- エマニュエル・ウンガロの衣装にハイヒールで、颯爽と子供を守り抜くグロリア。
- 子供嫌いの彼女に次第に母性が芽生えていく。
- リュック・ベッソン監督「レオン」の原形、ハード・ボイルド映画の傑作。
- タイトル: グロリア
- 1980/アメリカ
- 監督・脚本 : ジョン・カサヴェテス
- 製作 : サム・ショウ
- 撮影 : フレッド・シュラー
- 音楽 : ビル・コンティ
- 衣装(デザイン) : ペギー・ファーレル
出演 : ジーナ・ローランズ/ジョン・アダムズ/バック・ヘンリー/ジュリー・カーメン/ジェシカ・カステロ/バシリオ・フランチーナ
◆ニューヨーク・サウスブロンクスのアパートで起きたプエルトリコ人一家惨殺。生き残った6歳の少年と謎の女グロリアが“組織”に追われ、奇妙なコンビによる逃避行が始まる。しかし問題の秘密はフィルが持ち出していたことを知ったマフィアは少年をかくまったグロリアをも狙い始める。子供嫌いなグロリアは生意気なフィルを見捨てようとするが、次第に母性本能が芽生え必死になってニューヨークを逃げまわるが……。
オールロケの都市感覚がフレッシュ。ハードボイルドな女グロリアと生意気な少年の組み合わせも絶妙な快作。
1980年ヴェネチア映画祭金獅子賞受賞。
チャイニーズ・ブッキーを殺した男
ベン・ギャザラが素晴らしい!
撮影はロサンジェルスの本物のナイトクラブを改装して短期間で行われ、ストリッパー役にはサンセット大通りの実際のストリッパーやプレイボーイのカヴァー・ガールらが集められ、当時デイヴィッド・ボウイの恋人だった黒人モデルのアジジ・ジョハリも出演している。
1976/アメリカ
製作:アル・ルーバン
監督・脚本:ジョン・カサヴェテス
撮影:フレデリック・エルムズ/マイク・フェリス
音楽:ボー・ハーウッド
出演:ベン・ギャザラ/ミード・ロバーツ/ティモシー・アゴリア・キャレイ/シーモア・カッセル/ロバート・フィリップス /アジジ・ジョハリ/メーダ・ロバーツ
◆場末のストリップ・クラブのオーナー、コズモは、ある夜ストリッパーたちを連れて盛大に夜の街へ繰り出す。しかし、彼はポーカー賭博に大負けしてマフィアに借金を作ってしまう。マフィアはコズモに、金を返す代わりにある男を殺してくれと持ちかける。その男とは、暗黒街のボス、チャイニーズ・ブッキーであった……。
家族や夫婦といった、日常的な視点から映画を撮り続けたJ・カサヴェテスがフィルム・ノワール的なテーマを扱い、その猥雑な世界に生きる人々の感情をリアルに描いた秀作。主人公に扮したのはカサヴェテス映画の常連B・ギャザラ。彼の深い絶望感をたたえた表情が、見る者の心を強く揺さぶる。
フェイシズ
革命的傑作!
「愛の奇跡」を製作者スタンリー・クレイマーに改竄され、ハリウッドでの映画作りに嫌気をさしたカサヴェテスが、抵当に入れた自宅を舞台に作り上げた独立資本作品。
初心に還った彼は、六ヶ月の撮影に無償で奉仕する素人スタッフに支えられ、自分の役者としての収入も全てつぎ込み映画を完成。
オスカー三部門でノミネートと素晴らしい成果を挙げ、結果的にはハリウッドに自分の一匹狼としての存在を認知させた。
題名通り、七人の登場人物の表情ばかり追ってフレームなど気にせぬ生き生きとした画面が、僅か一日半のうちに崩壊する夫婦の物語を悲哀より滑稽味を前面に出し、語ってゆく。胸を衝くのは役者たちの存在感。
1968/アメリカ
監督 : ジョン・カサヴェテス
製作 : モーリス・マッケンドリー
脚本 : ジョン・カサヴェテス
撮影 : アル・ルーバン
音楽 : ジャック・アッカーマン
美術 : フェドン・パパマイケル
編集 : アル・ルーバン/モーリス・マッケンドリー
出演 : ジョン・マーリー/ジーナ・ローランズ/シーモア・カッセル/リン・カーリン /フレッド・ドレイパー
◆結婚後14年目を迎えた夫婦が、決定的に破綻するまでの36時間を追った物語。夫は妻に突然“別れよう”と言い出し、高級娼婦と一夜を過ごしに出掛ける。妻は友人たちとディスコに行き、そこで知り合った青年とベッドをともにする。翌朝、罪悪感にさいなまれた妻は睡眠薬を飲んで自殺を図るが、そこに夫が帰って来る……。
心理的描写を一切排し、あくまで即物的に人間関係の崩壊を描いてゆく様は、まさにJ・カサヴェテス演出の真骨頂。ハリウッドと完全に訣別し、私財を投じてこの映画の製作費にあて、俳優、スタッフもすべて素人の友人でかためたというインディペンデントの父、カサヴェテスの執念が全編にみなぎる力作。
1968年ヴェネチア映画祭、イタリア批評家賞・男優賞、1968年全米批評家協会賞、助演男優賞・脚本賞受賞。
哀愁の花びら
華やかな芸能界の裏側で渦巻く愛憎劇と、 芸能界の魅力に取り憑かれた3人の女の悲劇を描いたドラマ。
今や映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズ。ディオンヌ・ワーウィックの歌う主題曲「哀愁の花びらたちのテーマ」も、とてもいいですヨ。
- 哀しい結末をたどるジェニファー役のシャロン・テイトは、67年「吸血鬼」に出演して監督のポランスキーと結婚。
- しかし69年8月9日、26歳の若さでチャールズ・マンソン率いる狂信集団によって自宅で惨殺されてしまう。彼女のお腹にはポランスキーの子供が宿っていた。これがいわゆる“シャロン・テート事件”である。
- タイトル: 哀愁の花びら
- 1967/アメリカ
- 監督: マーク・ロブソン
製作: デヴィッド・ワイスバート
原作: ジャクリーン・スーザン 『人形の谷』
脚本: ヘレン・ドイッチュ/ ドロシー・キングスレイ
撮影: ウィリアム・H・ダニエルズ
音楽: ジョン・ウィリアムズ
監督: バーバラ・パーキンス/パティ・デューク/シャロン・テイト/スーザン・ヘイワード/ポール・バーク/ トニー・スコッティ/ マーティン・ミルナー/ リー・グラント/ ジョーイ・ビショップ/ ジョージ・ジェッセル / リチャード・ドレイファス
- ◆大学を出て希望に燃えるアンは田舎からニューヨークへ出て、 芸能プロダクションで秘書として働く。大女優ヘレンや新人ニーリーと出会い、 芸能界の醜い一面を知る。その後、 社長補佐と肉体関係を持ち、 CM女優として人気者になった。その頃、 スターとなったニーリーは我儘放題となり、 酒と薬に溺れて入院した。ニーリーの親友だったグラマー女優のジェニファーは乳房を病に冒されて…。
当時、 売り出し中だったバーバラ・パーキンスの他、 パティ・デューク&シャロン・テイト&スーザン・ヘイワード&リー・グラントなど、 当時を代表する豪華女優陣の競演は見逃せない。また、 無名時代のリチャード・ドレイファスがチョイ役で顔を見せている。彼は無名の大部屋俳優だった1967年に、その年のワースト映画とベスト映画に出演したと語っている。ベストが「卒業」、ワーストが「哀愁の花びら」とのこと。
なお、 1981年にTVムービー『愛と悲しみのハリウッド』としてリメイクされた。
- アーティスト: ディオンヌ・ワーウィック
- タイトル: ヴェリー・ベスト
「哀愁の花びらたちのテーマ」収録



