チャイニーズ・ブッキーを殺した男
ベン・ギャザラが素晴らしい!
撮影はロサンジェルスの本物のナイトクラブを改装して短期間で行われ、ストリッパー役にはサンセット大通りの実際のストリッパーやプレイボーイのカヴァー・ガールらが集められ、当時デイヴィッド・ボウイの恋人だった黒人モデルのアジジ・ジョハリも出演している。
1976/アメリカ
製作:アル・ルーバン
監督・脚本:ジョン・カサヴェテス
撮影:フレデリック・エルムズ/マイク・フェリス
音楽:ボー・ハーウッド
出演:ベン・ギャザラ/ミード・ロバーツ/ティモシー・アゴリア・キャレイ/シーモア・カッセル/ロバート・フィリップス /アジジ・ジョハリ/メーダ・ロバーツ
◆場末のストリップ・クラブのオーナー、コズモは、ある夜ストリッパーたちを連れて盛大に夜の街へ繰り出す。しかし、彼はポーカー賭博に大負けしてマフィアに借金を作ってしまう。マフィアはコズモに、金を返す代わりにある男を殺してくれと持ちかける。その男とは、暗黒街のボス、チャイニーズ・ブッキーであった……。
家族や夫婦といった、日常的な視点から映画を撮り続けたJ・カサヴェテスがフィルム・ノワール的なテーマを扱い、その猥雑な世界に生きる人々の感情をリアルに描いた秀作。主人公に扮したのはカサヴェテス映画の常連B・ギャザラ。彼の深い絶望感をたたえた表情が、見る者の心を強く揺さぶる。
