中年女子大生をやって、初めて知りました。GPA。
私の時代にはなかった指標です。あったのかもしれませんが、一般には全く知られていませんでした。
GPAとは、簡単に言ってしまうと評定平均のようなもの。
ただ、単純に各科目の評定を足して科目数で割るわけではなく、2単位の科目は4単位の科目の半分の比重になります。
・・・で、合ってるのかな。
とりあえず、同じ「A評定が1科目」でも、それが2単位の科目なのか4単位の科目なのかがGPA算出に影響してきます。
あと、履修したけど単位をとれなかった科目も加味されます。
GPAの最高値は4.0。
現役の通学生の世界では2.8くらいが平均で、3.0を超えると「ちょっと優秀かも?」となるようです。
私がGPAを知ったのは、入学した年度の履修を終えて、翌年度の登録が始まってからでした。
2年目の履修登録に当たり、「とりあえず興味ある科目を登録して、登録しすぎて学習しきれなかったり、興味ない内容だったりしたら、やめればいい」と思っていたんですが、それをするとGPAが下がります。
就職に使うわけではないのでGPAは気にしないという人もいますが、私は、せめて3.0はほしいなと思いました。
もし登録前にGPAを知っていたら、「やめてもいいや」なんて気持ちで履修登録できなかったと思います。
あと、登録単位数が多い分、質より量の精神でS評価はめざしてなかったんですが、GPAを知ったことでSを意識するようになりました。
結果として、GPAを知らなかった1年目より、GPAを意識した2年目のほうが成績がよかったです。
2年目は最初から学習慣れしていたのと、割と簡単な科目が複数あったことも成績が上がった理由ですが。
でも、私の成績なんて、人様に言えるものではありません。
XなどでGPAを公表している通信大学生って、低くても3.5。3.7とか3.8が普通です。
試験100点とか、S評定とかが当たり前の世界。
挫折した方は勉強垢なんてやらないので、勉強垢を続けているというだけで全体平均よりも成績がいいのは当然なのですが。
それにしても、皆さんすごい成績で圧倒されました。
とはいえ、それに引きずられたら自分を見失います。
「卒業できればいい」「GPAより取得単位数をだいじにして、広く浅く学ぶ」でも全然OK。
社会人学生は、自分のやりたいように学ぶべし!
GPA。
院を考えていない社会人学生には必要ないものではありますが、知ってて損はない言葉でした。