日本の神様と接する考え方④
江戸時代の神道家のことば
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神道の大事は
吾が心を吾が心と思わず
天神の賜じゃと思うが
ここが大事ぞ
↓
神道の大切なことは
自分の心を
(人間である)自分の心と思わず
神様から賜ったものだと思うのが
ここが大切だぞ!!
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若林強斎先生のことばになります。
要するに
神様と同じ心を宿しているんだぞ!
ということです!
日本の神様と接する考え方③
①、②で
私達一人ひとりも神社の神様と
同じ存在
と書きましたが、
なかなかピンときません。
それはおそらく
「神」と聞くと
全知全能な唯一絶対神である
「God」を考えるからだと思います。
日本の神様は「八百万の神々」で
日本神話には
ウンコや尿も神様として登場します。
私達一人ひとりも「神」ということで
「俺は偉いんだ!」「凄いんだ!」ではなく
自分を生かしてくれる
ありとあらゆるものに
謙虚になるのが
日本の神様の在り方です。
日本の神様と接する考え方②
神社にお参りして
二拝二拍手一礼をするわけですが、
それは社殿に対してするのではなく、
お祭りされている
神様に対してするわけです。
↓ ↓ ↓
先日、インターネットを見ていましたところ
この神社にお祭りされている
天之御中主神は凄いパワーを持った神様です!
と紹介されていました。
(それを否定する訳ではありません。)
天之御中主神は
古事記の一番最初に登場する神様です。
私達一人ひとりは
実は天之御中主神の「子孫」なんです。
これ、神道の基本的な考え方です!