動画2つ 関連記事あり

繁殖用の犬猫400匹をすし詰め 福井県の繁殖業者を刑事告発
週刊朝日

ブロックで囲まれたスペースにすし詰め状態で入れられている繁殖用の犬たち。足元は金網になっていて、その下には糞尿がたまっているという(日本動物福祉協会提供) (18:43)週刊朝日



約400匹の犬猫を過密な状態で飼育し、繁殖に使っていたとして、福井県坂井市の繁殖業者が1日、公益社団法人「日本動物福祉協会」から動物愛護法違反(愛護動物に対する虐待)などの疑いで県警に刑事告発された。この繁殖業者は、生まれた子犬や子猫を県内のペットショップなどに販売していたとみられる。


 繁殖業者の施設に県職員とともに立ち入った地元ボランティアらによると、飼育されていたのはチワワやフレンチブルドッグ、ミニチュアピンシャー、柴犬など小型犬が中心。これら繁殖用の犬猫たちは狭いスペースに、すし詰め状態で入れられていたという。

 2017年12月時点では、約400匹の犬猫を管理するのに従業員は2人しかおらず、餌は1日1回しか与えられていなかった模様。病気やケガをしている犬に対して適切な処置が行われていた様子もなく、施設内は「強烈なアンモニア臭で、マスクをしていても鼻をつく状態だった」(地元ボランティア)。狂犬病の予防注射も受けさせていなかったという。日本動物福祉協会ではこれらの事実が、動物愛護法違反(愛護動物に対する虐待)と狂犬病予防法違反にあたるとして県警に刑事告発した。協会は福井県に対しても、この業者について適切な改善指導などをするよう、申し入れている。

 犬猫の繁殖業者を巡っては現在、環境省が、飼育管理に関する数値基準の導入に向けて検討を進めている。5日には専門家らによる1回目の「動物の適正な飼養管理方法等に関する検討会」が開かれる予定で、今回の刑事告発は今後、繁殖業者に対する規制強化を求める動きにも影響を与えそうだ。

 日本動物福祉協会調査員の町屋奈獣医師は「劣悪な業者をきちんと指導できていない行政の責任は重い。一方でこうした業者を効果的に指導、改善させていくためには、ケージの大きさや生涯繁殖回数、従業員1人あたりの最大飼育頭数などについての具体的な数値による規制や、動物の状態を考慮した快適な飼育条件を明確化することなどが必要です」と話している。(朝日新聞文化くらし報道部記者・太田匡彦



すし詰め子犬工場、地獄の光景
マスやケージ所狭し、強烈悪臭
2018年3月1日 午前7時20分

3匹が押し込められたケージ=2017年12月、福井県坂井市内(県内動物愛護グループ提供)


人気のペット犬であるチワワや柴犬、ダックスフントが、繁殖のためにすし詰め状態で飼育されていた。一斉にほえだすと、けたたましい鳴き声が耳をつんざく。飼育員は無数の犬から1匹ずつ無造作につかむと、狭いケージに押し込み餌をやった。「まるで地獄」。福井県坂井市郊外で2017年12月、商品を大量生産するように子犬を産ませる「パピーミル(子犬工場)」に視察に入った県内の動物愛護グループは、あまりに悲惨な光景に目を覆った。

 数年前から「おびただしい数の犬の鳴き声がする」との情報が愛護グループに寄せられていた。経営者と従業員の間でトラブルが発生したと聞きつけ、愛護グループは2017年12月に2回、地元の県健康福祉センター職員とともに視察に入った。

 愛護グループによると県内の動物販売業者は、廃業した平屋建て宿泊施設を改装して“工場”として使用。▽メス部屋▽オス部屋▽妊娠した犬の部屋▽子犬部屋-などに分かれていた。一番多くの犬が飼育されているとみられるメス部屋に入ると、犬たちは一斉に目を見開いてほえ始めた。「強烈な悪臭が鼻を突いた」と話す。

 メス部屋には、コンクリートブロックを4段80センチほどの高さに積み上げた仕切りで囲われた約8平方メートルの「マス」が複数あった。1マスに最多で60匹ほどがひしめき合い、跳びはねながらほえ続けた。視察した愛護グループのメンバーは、その異様な光景を「まるで地獄。直視できる状況じゃなかった」と語る。床は網になっており、飼育員の女性に理由を聞くと「ホースで水をかけてふん尿を流し、一緒に犬の体にも水をかけて洗う」と説明したという。




すし詰め子犬工場「まるで地獄」ー Jam-packed puppy mill "Just like a hell"




マスとマスの間や壁際には、スペースを惜しむように金属製のケージが3段重ねになっていた。1匹か2匹が入れられ、所狭しと跳びはねたり、くるくると回ったりしていた。皮膚病を患いマスから隔離されるように狭いケージに入れられたままの犬、白内障とみられる犬、前足を切断しながらも妊娠させられたチワワがいた。

 全部で400匹以上いるにもかかわらず飼育員は2人。「朝7時から深夜1時くらいまで、休みなしで世話している」と実情を説明した。餌と飲み水は1日1回。混乱を避けるためマスの周囲に積み上げたケージ内に1匹ずつ入れて与えているという。

 「あんなにたくさんの犬がいて、餌や水が行き届いているとは思えない」と愛護グループ。「飼育員は勤務状況から考えても切羽詰まっているのではないか。近い将来、運営できなくなる『ブリーダー崩壊』を引き起こす可能性が高い。そうなれば400匹の命はどうなるのか」と危惧している。

福井新聞ONLINE

**********************


ニュース動画 
2人で400匹を飼育、子犬工場の現実

関連記事

犬100匹放置でブリーダーを告発  
朝日新聞 2000年4月26日

埼玉県大宮市の犬繁殖業者(ブリーダー)が、飼育中の100匹近い犬を放置して餓死させるなどしていた問題で、動物福祉団体「サラ・ネットワーク」(東京都府中市、谷野加寿美代表)のメンバーらが26日、この業者を動物保護管理法違反(遺棄、虐待の禁止)と狂犬病予防法違反の疑いで埼玉県警大宮西署に刑事告発した。同署は告発を受理し、捜査を始めるという。

 サラ・ネットワークなどによると、この業者は大宮市郊外で犬の飼育や販売をしていた。しかし、2月に「犬が死んでいる」との情報が入り、調べたところ、多数の犬が飼育施設内で白骨化するなどしていた。死体状況などから100匹近くが死んだとみられる。

 業者が行方不明になったあとは、犬にえさや水を与えていなかったとみられる。法律で義務づけられている登録や予防接種もしていなかったという。

 放置されていた犬12匹とともに大宮西署を訪れた告発人のひとり、谷野代表は「悪質なブリーダーは多く、今回の告発が悪質業者を追放するきっかけになればいい」と語った。
***********************


鳴き叫ぶ子たち
ストレス行動でくるくる回り
続けるコーギー

何度もこのような現場を見ても
400匹もいるここには驚愕しました
しかし悲劇が起きているのは
ここだけではありません

パピーミール(子犬工場)
命の生産販売
ペットショップの裏側
ペットショップに並ぶ子犬の親犬の実態
ペットビジネスの闇
生体販売関連記事
ぜひ知ってください
拡めてください
お願いいたします

みなさんの可愛い家族の犬猫と同じ命です
人も動物も同じ尊い命
わたし達一つひとつの選択で
不幸な命を生み出さないように
そして今ある命を守っていきましょう





※今回の福井県の現場はここより従業員が少ないです。どちらも目が行き届いていないかとは思いますが…。



動物たちを真に護れる
動物愛護管理法の改正を望みます!




"不幸な命"ゼロへ
動物たちの真の幸せを

罪のない小さな尊い命のために


いつもありがとうございます

Shuri



下記リンクも是非ご覧ください
目を逸してはいけない現実です







Earth Angels 河本 珠里
Shuri Kawamoto
#散歩#犬 #ブリーダー #繁殖屋 #繁殖引退犬 #殺処分 #安楽死 #里親 #里親募集 #譲渡 #バースコントロール #妊娠 #出産 #帝王切開 #不妊 #不妊手術 #去勢手術 #幸せ #老後 #老犬 #余生 #介護 #保健所 #動物愛護センター #日本 #海外 #パピーミール #繁殖業者 #被災 #震災 #凍死 #寒さ #冬  #愛 #癒し #交配 #人間のエゴ #レイプ #人工授精 #アニマルコミュニケーション #過去世 #浄霊 #浄化 #霊 #犬からのメッセージ #杉本彩 #塩村あやか #佐藤いっちょく#ピースワンコジャパン