熱中症 予防対策・給水のポイント
 
熱中症の予防対策として、「体調管理」 「体温調節機能を助けるための環境」
 
  睡眠不足や過労、風邪や体力が落ちているときに、暑い外を歩き回ったり運動をしないようにする。
 
  風通しのよい、吸収性のある服を着たり、帽子や日傘を外出時用意する。
 
  時おり涼しい木陰や、クーラーのある室内で休息をとる。
 
 
水分をこまめに取る。
 
  アイスコーヒー等・カフェインを多く含む飲み物は利尿作用があるので避ける。
  塩分が不足すると「熱けいれん」を起こす可能性がある。(塩・梅干し・塩飴を利用)
  スポーツ飲料は2倍程度に薄めても良い。(カロリーの気になる人)
  飲料の温度は10℃くらいが吸収しやすい。体内吸収には約30分程度の時間を要する。
 
応急措置 ・ 「いかに体温を下げるかがポイント。」
 
  涼しい場所に避難し、衣服を緩める風通しを良くする。(団扇であおぐ)
  冷たいタオルで等で、太い血管のある脇の下・首・足のつけね・股の間を冷やす。
                               (氷だと一時的に血液の流れが悪くなるので注意)
  水分補給を行う。
 
 
注意点(やや重症・重症)
 
  自分で水が飲めないような場合は救急車を要請する。到着までは体を冷やすことに専念する。
  意識を失っている場合は、水を飲ませると気道に流れ込んでしまうためとても危険です。
  吐いたり・もよおす場合は気管を詰まらせないよう横向きに寝かせる。
  回復がみられる程度の回復は再発しやすいので、翌日等は充分注意。
 
      「死に至る病」と言うことを充分理解することが大切です。
 
  運動をする1時間前までに体内に十分水分を吸収させておくことが大切です。