6月24日より7月2日まで・9日間
約、10年くらい前から不明熱が続き医者にかかるも解熱剤と抗生物質の投与。
ここ3年くらいは激しい運動等、止められていていました。
熱の症状以外は何もなく、熱が下がれば普通通りの生活。
いったん熱が出ると一気に38度から39度まで上がるので半端じゃなく、体の置き場所がないくらい。
1日で終わればいい方で、2~3日、ひどい時は1週間続く。
入院前は1週間続き、入院の日からはトタン普通になった。
24日(金)
部屋に荷物を置くなり、検尿コップと血液検査用の・中指位の血を入れる容器・を15本渡される。
エレベーターの中で看護師さんたちがその本数を数える。 「すごー」 「かわいそー」 「1・2・3・・・・」
ガリウムシンチ(がん細胞の検知)注射。 心臓・内臓エックス線検査。 心臓・内臓エコー。
土・日は何もなし 本読みとテレビとまずい飯。
食事はカロリー計算で基礎代謝分の1470kl(3食合計) 入院して体重4キロ減(筋肉も落ちる)
27日(月)
MR撮影・CT造影と造影剤注射(とたん気分悪くなりはきそうになり体も火照る) 誓約書を書かされる。
ガリウムシンチの検査で体を縛られ30分固定(半端じゃない体のこわばり)
医師の問診
「海外渡航歴は?」 「不特定との・・・ありますか?」 「全てありませんと答えましたが・・、何か??」
火・水・木は取り立てて大きな検査項目はナシ。
1日(金)
朝より大腸内視鏡の検査のため2Lの水溶下剤を2時間かけ飲む。
まずい味に辟易・・・。 1時間後、寝てはトイレ・寝てはトイレ、11回 。
いざ内視鏡室、「パンツを履き替えて下さい」 「穴がある方が後ろです」 「・・・・まえじゃない・・?」 「うろたえる」
「穴がある方が後ろです」 再度声がかかる。 あっそうか・・ケツに用があるんやったね。
まな板の鯉状態。 先生 「口をあけて下さい」 「・・・なんで・・??」 「口をあけると肛門も開きますから」
「変な人!勘違いしたらいかんよ」 「さぁ はじめますよ」
しばらくして、内視鏡の映像がパソコンに映されそれを見ながら先生の説明。スコープを移動させながら奥へ
「うーん異常はありませんね」 「では、検体を取ります」 小さなピンセットで大腸のごく一部をむしりとるが何も痛みなど感じない。 痛みがないので映像とのギャプを感じた。
苦しかったのは腸に空気を送り込まれ腹がパンパンに膨れる。
その空気は当然「プ~ゥ」半端な回数ではない
結果を聞けず土曜日退院。
昔の入院と違うなーと思うことは、ナースステーションが静かである。やはりパソコンの普及であろう。
患者を診るより視線はパソコンに向かっている。ナースステーションの医師・看護師はパソコンに向かって入力し会話がなく静かである。経過も指示もパソコンに入っている。
変わらぬ部分は院長の回診の大名行列。
院長はこれでもかと言うくらい引き連れて患者から患者へ。部屋から部屋へ。物々しさが・・・・・。