山あり谷ありトンネルあり

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14Feb
- あれからの息子
  お読みいただき、ありがとうございますアメンバー申請についてはプロフィール情報欄をご一読下さいお久しぶりです😅日頃はX(旧Twitter)で色々書いていますが、ブログだけお読みいただいている方もいらっしゃると思いますのでこちらでも近況報告を…息子は家を出て自立して、しばらくはフリーで仕事していましたが、ありがたいことにお仕事が増え、法人化しました(一人で始めた会社ですが、今は社員も増えました)その後間もなく某企業からも正社員にとお誘いを受け、そちらにも入社(その企業、新卒の応募要項は大卒以上となっていて…高卒の息子をよく入れてくれました😅今、日本企業はどこも人材不足特にIT 系はスキルさえ身につければ学歴不問で採用してくれる企業も増えていると思います！)副業が認められているので、自分の会社と企業へのお勤め(リモート中心)の二足のわらじを履いています大学は出ていませんが、好きなことで仕事をして十分過ぎる収入を得られていますなんとその後、昨秋には素敵な女性と入籍もしましたトンネルの中で将来を悲観し、絶望して○にたくなっていたあの頃の息子に見せてあげたい姿です笑※よろしければ「いいね」していっていただけますとブログを書く励みになります。
07Jul
- 元不登校の息子に聞いた～意欲を取り戻したきっかけ②
  お読みいただき、ありがとうございますアメンバー申請についてはプロフィール情報欄をご一読下さい前記事①からの続きです。私：「最初に〇〇や△△をしてみようという気力は、ゲームしたり好きな(生産的でない)ことを沢山して溜まっていったのかな？」息子：「そうだね。僕の場合はゲームしたりアニメ見てるうちに焦燥感も溜まっていったし。でもって、最終的に何かしてみようって気持ちが湧いてきた」息子のひきこもり中、医師から(特に私は)余計なことは言わないよう指導を受け、私は基本的にそれを守ろうと努めていました。が、わが家の場合、息子が安定するようになってからは2～3ヶ月に一度、家族で隣県にドライブして映画、外食を楽しんだり、後半は夫が息子と二人でサイクリングに出かけたりはしました。自転車は今でも気に入っていて、時間を作って乗ろうとはしているようです。(最近は仕事が忙しく、ままならないようですが…😅)いい機会なので、映画館＋外食の外出に誘ったことは良かったのかどうかも訊いてみました。すると、息子：「映画観に行くのは普通に好きだったよ。ただ気疲れと相殺されちゃってたから、それでめちゃめちゃ気分が上がったとか体調がよくなったとかは実感できなかったけど…でも意識外の根本的な部分ではかなり助けになったと思う。そもそも外の空気吸うとか見知らぬ人(店員さん等)と会話するとか日光浴びるとか、そういう基礎的なリハビリになってたと思う。多少無理しても、ああやって外に出ないとモヤシになってくよね💦」これは彼の場合、元々映画や自転車に乗ることが嫌いではなかったからで、もちろんお子さんの好みや興味の対象に沿ったもので良いかと思います。家族でのアクティビティを本人がやる気になるかは、その前に親子の信頼関係がしっかりできているかということも大前提になると思います。タイミングや頻度は大切ですね。(調子が良さそうな時期に適切な頻度で…)元気が溜まってくると、まだ少なからず不安や自己否定が残ってはいても小さな一歩を踏み出して、自分で何かしてみる気力が出てくるのかなと思います。次回は、こんなふうに安定期を過ごしていても一向に動き出せない場合について、私見を書かせていただこうかと思います※よろしければ「いいね」していっていただけますとブログを書く励みになります。
05Jul
- 元不登校の息子に聞いた～意欲を取り戻したきっかけ①
  お読みいただき、ありがとうございますアメンバー申請についてはプロフィール情報欄をご一読下さい時々、現在不登校のお子さんの親御さんとメールやツイッターでやりとりすることがあります。不登校でひきこもりゲームするだけの毎日を送り続け、一向に動き出さないお子さんの状況に心を痛めていらっしゃる親御さんの「どうしたらやる気になってくれるのか」というお悩みを聞いているうち、そういえば息子はどうやって意欲を取り戻していったのか、気になりました。そこで本人に聞いてみたところ、以下のような返事がきました。息子：「親というか第三者からの揺るぎない信頼、肯定ってのは立ち直るための重要な要素だと思う。不登校の子は今は多分完全に自信を失って、「自分は何してもダメだ」っていわゆる学習性無力感みたいなドツボにハマってると思う。でも、そういう時でも本当は自分自身のことを信じたい気持ちとかプライドの欠片みたいなものは残ってるんだよね。(本当は自分だってやればできるはずなのに、みたいな)その欠片こそ立ち直るときの足がかりになると思うんだけど、この欠片は自分自身だけじゃなく他の誰かからも肯定されてないと当然不安になるわけで、何かしら一歩足を踏み出すときはその不安が一番の壁になるから第三者からの評価が間違いなく必要になると思う。一方でそれが親である必要はないと思ってて、例えばイラストをTwitterに乗せてそれにいいねが付くとかそんなんでもいい。僕の場合もかなりゲームにのめり込んでたけど、それと同時に趣味の〇〇とか△△を親に褒められたり、投稿して偶然他者(ネット民)に評価されて、そのおかげで少しずつ自信を取り戻せていった。なにか趣味とかあるならそれをきっかけにネット活動とか始めてみて友達作るとか、コミケに出店してみようとか、何でもいいから気の向いたことをすれば自信に繋がるかもしれない。本当に何でもいいから、少しでも創造的な好きなもの(ゲーム以外の)があれば、それを自由にやらせてみるのもいいんじゃないかな。親ももちろんそれを肯定してあげられるといいけど、最終的には親だけじゃなく他の誰かからも評価されないと(評価するのが親だけだと贔屓目で見られてるからじゃないかって不安は抜けないから)本当の自信にはならないから、褒めるだけじゃなくTwitterとかネットででも誰かに見せてみたら？って声かけするのがいいかもしれない。」私：「でも、私は医者から余計な口出しはしないように言われてたんだけど…」息子：「まあ確かに、親からアドバイスとかもっとこうしたら？とか言われると萎えちゃうというのはあるけど…何かやらなきゃいけないことはわかってて焦燥感も常にあって、それでもできない状態だから「宿題やりなさい」「今やろうと思ってたのに！」に近いんだよね。そういう意味ではあまり余計な口出しはしないほうがいいんだろうけど、一方でそのまんま何十年も部屋から出てこないことになる可能性、というのも想像がつく。だからやっぱり何かしらきっかけは必要だと思うんだよね。それこそうちは自転車とか〇〇とか、親から本格的にやってみたら？って言われてなんとなくやったらそのままハマって今も趣味として続いてるものもあるわけだし、全く放置するというのはそれはそれで違う気がする。頻度によるんじゃないかな。あんまり頻繁に言われると、萎えるかもしれないから…💦」→②に続きます※よろしければ「いいね」していっていただけますとブログを書く励みになります。
19May
- 元不登校の息子に聞いた～親子関係と言葉の響き方
  お読みいただき、ありがとうございますアメンバー申請についてはプロフィール情報欄をご一読下さい前記事と似たお話ですが、今度はある少しだけ厳しめの言葉やアドバイスについて、もしそれを不登校の子が親に言われたら本人はどう思うだろう？と息子に聞いてみました息子の答えは、「それは、その時のその子と親の信頼の度合いとメンタルの状態によってだいぶ違ってくるだろうね。敵視している親から言われれば何も響かなくてうるさいと思うだけだし、もしかしたらそのことでまた凹む可能性もあるよね。親子関係が良く且つ本人のメンタルも回復してきている時なら、受け流せる可能性も大きいけど…」というものでした。その後二人で話し、結局は親子の信頼関係によって親が言うことの子の受け取り方はまったく変わるんだろうね、という結論に達しました。同じ言葉でも、その親子の関係によっては吉と出たり凶と出たり…だからこそ、人のやり方やアドバイス通りに盲目的に従って真似してもうまくいかないこともあり得る…何よりも「わが家」の「その時点でのわが子」の場合、どう受け止められるか、見極める必要があるのでしょうね💦けれど、これだけは言えると思います。子どもが安心して家で休める為にも、回復期に入って親が適切に子を支えていく為にも、とにもかくにも親子の信頼関係を取り戻したり強くすることはとても大切なのだ、と…🍀※よろしければ「いいね」していっていただけますとブログを書く励みになります。
16May
- 息子が語った不登校の時の気持ち
  お読みいただき、ありがとうございますアメンバー申請についてはプロフィール情報欄をご一読下さい少し前に、また息子と不登校やひきこもりの時期の彼の気持ちについて、話す機会がありました。(息子には私が最近、不登校の親としての経験をネットで発信していることは伝えてあります。彼はそれをとても好意的に捉えてくれており、私がLINEで何か質問すると仕事中でも即座に返事をくれるほどです。笑)このブログでもツイッターでも、何度か「なんとかなるさ」「なんとでもなる」という言葉を書いてきましたが、私は不登校の先輩ママ(S君のママ)で心理士の親友にならって、それを息子に何度か言ったこともありました。でも、不登校の子を安心させたくて言ったつもりの言葉でも、かえって「私の気持ちをわかってくれない…」と子どもを悲しい気持ちにさせ、逆効果になる場合もあると知り、今更ながら気になってしまったのです💦以下、私が当時、上記の言葉を息子に言った時、彼がどう思ったか尋ねた時のやりとりです。息子「そもそも、親にしても医者にしても、不登校になったこともなく大学も出て順調な人生歩いてきた人にこの苦しみはわかるはずがない、と思ってたからねぇ。正直なところ、そういう人達からそんなこと言われても『何言ってんだろ』って感じであまり慰めにはならなかったなぁ。ただ、親が自分のこと思ってくれてるのはわかったから、それで孤独感が薄らぐ感じはあったかな。」私「逆効果だったのかな？って心配になったのだけど…」息子「いや、そこまでではないよ。『何言ってんだろ』ってのと少しは孤独感が薄らいだのと、プラスマイナス0って感じだったと思う。笑」なんのご参考にもならない話で恐縮ですが、私としてはマイナスにはなっていなかったと知れてホッとしました。もちろん受け取り方はそのお子さんの性格やその時のメンタル、親子関係にもよると思います。息子は不登校になってレールを外れたことに対するコンプレックスがものすごく強かったのだと、今さらながら判明…医者のことすらそういう目で見ていたのなら、心を開かなかったのも当然かもしれません💦彼はそれから左手首のリスカ痕を私に見せ、「僕は実際にここまで苦しんだからさ。もし今、苦しんでる子がいたらこれを見せて『こんな僕でも元気になれたからね。キミだって大丈夫』って言ってあげたい。言う資格が"僕には"あると思うんだよね」とも言っていました。(実際、そういうお子さんの相談に乗りたい気持ちもあるということなのですが、今は公私共に忙しくて難しいようです😅)親が子どもを安心させるような言葉がけも、その子によっては簡単ではないのかもしれませんね💦やはり、子どもに安心して過ごしてもらうには(田中茂樹先生も触れていらっしゃいましたが)、言葉ではなく親が心からその子を丸ごと受けとめ、「そのままの君でいいよ」という気持ちで接するのが何より大切なのかもしれません。「言葉」より「気持ち」が大事なのでしょうね　※よろしければ「いいね」していっていただけますとブログを書く励みになります。
14Apr
- トンネル最後の年の日記が出てきた
  お読みいただき、ありがとうございますアメンバー申請についてはプロフィール情報欄をご一読下さいお久しぶりです。最近、不登校に関して何か書きたいことがあっても、200字以内ぐらいでおさまる内容だとついツイッターに投稿してしまい、こちらはご無沙汰してしまいました。すみません💦😅先日、片付けをしていたら息子のトンネル最後の年の(私の)日記が出てきました。ブログでは抜けていた部分がありましたので、記録しておこうと思います。(「絶好調から奈落の底へ」の記事中の大炎上から三ヶ月ぐらいして、下記の春に繋がります。)予備校の寮から自宅に戻って約一年経ち三浪目の春が巡ってきていましたが、以下、その春の日記です。↓だいぶ落ち着いてきて穏やかに話せるようになり、前に目指していた難関大ではなくレベルを下げたところでもいいから受けようかなと言い始め…そんな話を自分から機嫌良くしてきて、もう普通に何を話しても理解できそうだったので、ずっと伝えたいと思っていたことを話した。「○○先生(長期入院した思春期科の主治医)、あなたのこと、病気ではないと言ってたんだよ。”ヒステリー”って言われたんだよね」そして、ネットに載っていたヒステリーの説明を見せた。『実現不能な目標を追求して神経症的になる/満たされぬ欲求の反応として様々な症状を示す』これを見せたところ、腑に落ちた様子だった。でも……翌日からなんとなく暗くなる。また余計なことを言ってしまったと後悔😭その後、約1ヶ月かかって少しずつ浮上しネッ友たちに会うと言って上京。そのまた1ヶ月後に夫と二人で話し、「(受験勉強を)やらなきゃいけないのはわかってるんだけど、どうしてもやる気が出なくて…」と言い、夫は「やりたくなければ無理にやらなくったっていいんだよ」と返事。予想はついていたけれど、春が終わり夏が来ても一向に勉強には向かわず。9月初めに「このままうちに居たらダメかな？」と聞くので、「自分で決めることだから口出しはしないけど…ただこのまま他人とリアルで交流しない引きこもり生活を続けるのはどうなのかなあ？とは思うよ。お父さんも私も。人って色んな人と関わることで成長できるから、ちょっと心配。こもってたら彼女もできないし(笑)」と答えた。「そっかあ…」と言っていた。↑ここまで(一部、過去記事と重複しており、すみません😅)このすぐ後にネットで知り合った人から仕事に誘われ、相前後して旅行へ行き、誘いを受けることを決心したわけです。以前の記事を書いた頃、すっぽり抜けていましたが、前年、進学しないと宣言したものの、三浪目の年(自宅を出た年)の春までまだ進学したい思いが残っており、勉強できない思いとのせめぎ合いで悩んでいたようです。そして夏が過ぎてあきらめた…ヒステリーと言われたのを伝えたかったのは、彼に少し自分の状態について冷静に知って欲しかったという気持ちからですが、やはり余計なことは言うべきではなかったと後悔しました💦このブログでもツイッターでも今はわかったようなことを書いていますが、実は私自身、本当に長い間ぜんぜんダメダメなことをしていましたね！！😂※よろしければ「いいね」していっていただけますとブログを書く励みになります。「いいね」とは言えない記事も多いので恐縮ですが…
11Feb
- 不登校の子への対応～『子どもを信じること』を読んで思うこと②
  お読みいただき、ありがとうございますアメンバー申請についてはプロフィール情報欄をご一読下さい前回に続き、田中茂樹氏の『子どもを信じること』を読んで考えたことです。不登校になった子への対応についてです。”せっかく学校を休めるようになったとしても、家で安心して過ごせないようだと疲れた心が回復することはかなり難しいでしょう～昼夜逆転の生活をしているとか、ゲームをいすぎるなど表面的な問題に親が小言を言っていては、子どもはエネルギーを回復するどころか、家でも追い詰められていきます。そして結局は不登校が長引くことになります。勉強の遅れや生活習慣はひとまず目をつぶってでも、子どもが外に出て行けるように元気が回復することを一番の目的にするべきなのです。”これに続いて氏は、子どもの不登校で相談にくる親と面接していると多くの親が勉強や進級、進学についてばかり心配するのが不思議でならない、と書いておられます。子どもは学校に行けないどころか外に出られないほど弱っているのに、です。学校や勉強どころか「自分には生きている価値がない」と考え、苦しんでいることも珍しくないのに、です。”（親の）関心は、子どもがなにをするかしないか、なにができたかできなかったか、ということに集中してしまっています。一方で、子どもがなにを考えているのかどう感じているのかなど、思いや感じ方にはほとんど関心が向けられていません。”このことに共通していますが、親が目に見える結果や、子どもの気持ちを置き去りにしたままで将来を心配することで、子どもを元気にする為には見当外れな対応をしてしまう危険性があると、私も思います。（もちろん、色々な考え方があると思います。田中氏と私の思いは同じだった、ということです。）※よろしければ「いいね」していっていただけますとブログを書く励みになります。「いいね」とは言えない記事も多いので恐縮ですが…😅
10Feb
- 不登校と家族の問題～『子どもを信じること』を読んで思うこと①
  お読みいただき、ありがとうございますアメンバー申請についてはプロフィール情報欄をご一読下さい遅ればせながら、以前より不登校親界隈で著名な田中茂樹先生の著書を読んでいます。その中から印象に残った部分に関して、考えたことを書かせて頂きます😅”親が子どもを受け止められない主な原因のひとつは、親自身がじぶんを受け止めていないことである～子どもの問題に直接関係のない親自身の問題、たとえば義父母（舅や姑）への不満などがカウンセリングで語られて、親の気持ちが楽になっていきます。すると、相談に来るきっかけになっていた子どもの「問題」の方までもが、自然に解決してしまう、ということがよくあるのです。”（『子どもを信じること』より）最近、多くの不登校の親御さんと繋がる機会が増えています。そんな中、お子さんが不登校になる以前から、ご自身の毒親、配偶者や義父母のモラハラ等で辛い思いをされている親御さんが多いことに驚かされています。もちろん、辛い気持ちを抱えながらも子育ては一生懸命されていらっしゃる方ばかりです。が、親御さんご自身の心が辛いと、関係のないはずのお子さんが不登校になるということは少なくないようなのです。問題はすぐには解決できないかもしれませんが、カウンセラーや誰かに話を聞いてもらうことで少しでも親御さんの気持ちが軽くなれば、お子さんにも良い影響があると信じます🍀そういえば、以前ブログでご紹介した松本俊彦先生と高橋聡美さんの講演動画でも、『家族は心の病気の温床』ということについて触れられていました。これは田中先生のお話の主旨とは異なるのですが…😅「今の時代、家族の関係が密になっており、特にコロナでそれが顕著になっている、誰が悪いということではないのだけれど、子どもにとって家が窮屈で、安心して休めるところではない場合が増えている」という要旨でした。私のように過干渉や要らぬ期待、プレッシャーを子どもに負わせてきた親はもちろんですが、そうでなく適切な子育てをしたきたご家庭でも、密になり過ぎないということは大切になるかと思います。子どもが育つには（心理的な）空間、時間が大切なのかもしれません。※よろしければ「いいね」していっていただけますとブログを書く励みになります。「いいね」とは言えない記事も多いので恐縮ですが…😅
05Feb
- 不登校になった子の感情表現や0-100思考について
  お読みいただき、ありがとうございますアメンバー申請についてはプロフィール情報欄をご一読下さい大変お久しぶりです😅なんと２月に入ってしまいました💦今頃ですが（笑）、今年もよろしくお願いいたします♪ブログ更新はゆるゆる続けさせていこうと思っております。（日々感じたことはTwitterでつぶやいております😅→まいとり　https://twitter.com/piroro3717　）先日、ツイッターのフォロワーさんから興味深い記事をシェアさせて頂きました。https://psychologist-neco.com/difficulty-in-expressing-emotions/読んでみたら不登校の時の息子に当てはまる部分があり、目から鱗でした。この部分です。↓『心の傷が蓄積されているとその場を生き抜くことで精一杯であるので、グレーを抱える余力がなく、「敵か味方か」「全否定か全肯定か」になりがちになります。』息子の場合、不登校になってから0-100思考が足枷となり、うまくいかないことが続きました。エネルギーがようやく溜まって動きだそうとすると、いつもパワー全開でがんばり過ぎてしまい、結果、また動けなくなり…の繰り返し。不登校になる前まではそのような行動はなかったのですが、私は実はこれは息子の本当の性格なのにそれまでは気づけなかっただけ、と思い込んでいました。でも自立してからの彼は、少しずつ穏やかに(グレーを受け入れて)動けるようになってきています。薄々そうではないか？と思い始めていたことですが、記事中の上記の文章を読んで「やはり！」と思いあたりました。心の傷の蓄積で0-100思考になることがあるのですね！(ストレスフルな時期に)この記事では、感情的にしか気持ちを表現できない人についても丁寧に解説されています。不登校の時期、黙ってしまって気持ちを何も話してくれないか、何かしゃべれば感情的にわめくしかできないお子さんもいらっしゃると思います。この記事はそういう状態のご本人に向けてのものですが、親が勧めて読ませるのはNG行為なのでできません。でも、親だけでも読んでみると、そういうお子さんへの理解が深まるのでは？と思います。あまり長くない記事で、読みやすいです。 ※よろしければ「いいね」していっていただけますとブログを書く励みになります。「いいね」とは言えない記事も多いので恐縮ですが…😅
21Dec
- 子供には取り返しのつかないことはない
  お読みいただき、ありがとうございますアメンバー申請についてはプロフィール情報欄をご一読下さい子どもが不登校になり、自宅で好きなことをしているけれど一向に前に進めない時、親はどうしても不安と焦りを捨てきれないものですよね。私もそんな時期がありました。でも、どんなにレールを外れても、特に10代や20代の子の場合、「もう取り返しがつかない」ということはないのです。子どもはひきこもっている間にも、成長しています。考えています。私がお守りのようにしている言葉があります。ご存知の方も多いかもしれませんが…"子供にとって、もう取り返しがつかない、ということはない。いつも、なんとか取り返すことができる、というのは、人間の世界の「原則」なのです。""子供が取り返しのつかないことをする、とはどういうことか？殺人と自殺です。""どうしても苦しく辛く、取り返しのつかないことをしそうになった時、子供がそれをしないで踏みとどまるためには、どうすればいいでしょうか？「ある時間、待ってみる力」を持て、ということです。""子供にとって、この「ある時間」ということが本当に大切なのです。～子供にとっては…待ってみる「ある時間」のなかに、すべてがある、といっていいくらいです。"(大江健三郎『「自分の木」の下で』より)待ってみる「ある時間」…不登校の子はその「ある時間」を少しゆっくり生きているのかもしれません。※よろしければ「いいね」していっていただけますとブログを書く励みになります。「いいね」とは言えない記事も多いので恐縮ですが…😅
11Dec
- 不登校先輩ママで臨床心理士の親友と話したこと②
  お読みいただき、ありがとうございますアメンバー申請についてはプロフィール情報欄をご一読下さい昨日、久しぶりにS君のママがわが家にお茶をしに来ました。S君のママというのは、以前、ブログで書いたこのような方です。↓『不登校の先輩のS君とお母さん』お読みいただき、ありがとうございますアメンバー申請についてはプロフィール情報欄をご一読下さいもうすぐ息子が帰省してきます夏は仕事で忙しかったので、…ameblo.jp会えばS君やうちの息子の近況、果ては過去の話にまで花が咲きます。彼女には、S君の不登校時代、お守りのように常に思い出すようにしていたという言葉が二つあったそうです。一つは「自分のことに深刻になるな」という言葉。これは、彼女やS君が実際に会ったことのある仙人のようなおじさんに言われたことで、その方は地方の片田舎で０円生活を送り本も書いているそうです。彼自身、ここまでの境地に至るまでには様々な艱難辛苦も経ていて、その経験から出ている言葉だろうとのこと。不登校の親をしていると、とかく悩みがちで、そうしているうちにどんどんその悩みの沼から抜け出せなくなる時もあると思います。彼女も私も心配性なので、この言葉にはハッとさせられました。もう一つは、彼女が勤め先の精神科ドクターから言われたという、「子どもが不登校でひきこもっていても、その子に『ありがとう』という気持ちでいなさいね」という言葉。子どものお母さんにしてくれてありがとう、生きていてくれてありがとう、と思って欲しいと。本当にそうですね。もちろん、学校に行かれれば親は安心するしもっとうれしいとは思います。そこは否定できません。でも、原点に立ち返れば、まずは生きていてくれてありがとうなのですよね。。こんなことを話しながら、最近、私がブログやツイッターで色々書いている話になりました。そこで私が、「実は、同じことを書いていても色々な反応の方がいらして…」と話すと、彼女は「同じ言葉でもどこを切り取れるか、受け取れるか、だよね」と。人それぞれ、と言ってしまえばそれまでなのですが、出会った言葉や考え方にどう反応するかは、当然その方次第です。でもS君ママを見ていると、本質を捉えた言葉を大切に受けとめて、それらを胸にお子さんに接してきたからこそ今があるのだろうな、と思います。いつお話ししても、見習わせて頂きたいと思わせてくれる素敵なお母さんなのでした。※よろしければ「いいね」していっていただけますとブログを書く励みになります。「いいね」とは言えない記事も多いので恐縮ですが…😅
08Dec
- 思春期の子のトリセツ
  お読みいただき、ありがとうございますアメンバー申請についてはプロフィール情報欄をご一読下さいまた、わかりやすくて良い記事を見つけましたので、シェアさせて頂きます教育ジャーナリストのおおたとしまささんと仰る方が、不登校生専門の個別塾が作った不登校の子の回復過程についての基礎概念を紹介しているものです。”子どもが自立に至るまでには、「信頼関係構築期」「安定期」「挑戦期」「ゆるやか旅立ち期」という4つの時期を経る必要がある””安定期からゆるやか旅立ち期までは行ったり来たりをくり返します。いま子どもがどの状態にあるのかを見極めながら関わり方を調整する必要があります。””挑戦期になるまでは、大人の正論を押しつけたり、新たな負荷をかけたりしてはいけない～そこで焦ってはいけない”まさに息子の場合は、この挑戦期で失敗してこじらせてしまったのですね💦短くてわかりやすい記事ですので是非、ご一読を…↓『ガラスの十代のトリセツ』おおたとしまさ『ガラスの十代のトリセツ』ビーンズの外観（著者撮影）東京都心の飯田橋に、不登校経験者や勉強になかなか気持ちが向かない子どもたち向けの個別指導塾があります。名前をビーンズといいます。…ameblo.jpちなみにこちらも良記事です。↓『言外のメッセージに反応しよう』おおたとしまさ『言外のメッセージに反応しよう』先日、ある出版社の社内勉強会みたいなものに呼ばれて、子どもの置かれた現状について話をする機会がありました。そのなかで、子どもが「学校に行きたくない」と言っ…ameblo.jp※よろしければ「いいね」していっていただけますとブログを書く励みになります。「いいね」とは言えない記事も多いので恐縮ですが…😅
03Dec
- 気づき②「褒めることと叱ること」（娘と息子の子育て）
  お読みいただき、ありがとうございますアメンバー申請についてはプロフィール情報欄をご一読下さい(前回の記事の続きです。)娘には厳しく、わがままを抑えようと必死に育ててしまいました。娘を否定することが多かったせいで、娘は表向きの元気いっぱいで明るく、やんちゃな顔とは裏腹に、内面では自己肯定感が低かったようです。それが証拠に、大学に進学してすぐの頃、彼女から悩みを打ち明けられたことがありました。ある日突然、娘が、「自分に自信が持てない。それはママに否定されるばかりで育ったことが原因ではないか」と言ってきたのです。私はまさか娘がそんな思いを抱いていたとは思ってもいなかったので、とてもショックでした。が、本当に申し訳なかったと思って心から謝りました。二人して泣きながら娘も私の謝罪を受け入れてくれて、最後には二人で笑いあい、それ以上大事にはならずに済みました。（娘はその後、彼女の内面をとてもよく理解してくれている素敵な方と結婚し、母娘の仲も良好です。）一方で、息子のことは否定することが殆どなく、周囲から「甘い」と言われてしまうような育て方をしてしまってあんなことに…月並みですが、つくづく、子育てでは褒めること（肯定）と叱ること（否定）のどちらかに偏ることなく、バランスが大切だったのだと、この歳にして思い至りました。（その子の持って生まれた性質というか、性格にもよるとは思いますが…）二人が自立してしまった現世では遅すぎましたが、来世ではちゃんとします。。。💦※よろしければ「いいね」していっていただけますとブログを書く励みになります。「いいね」とは言えない記事も多いので恐縮ですが…😅
25Nov
- 気づき①「幼児的万能感と不登校」
  お読みいただき、ありがとうございますアメンバー申請についてはプロフィール情報欄をご一読下さい先日、不登校に関する動画を観ていて、万能感型不登校というものについて知りました。これがうちの息子にぴったりで、今さらながらこういうことだったんだ、とものすごく腑に落ちました💦内容的にはこのようなものです。(こちらは、そこまで長くなく読みやすい記事かと思います。)↓『厄介な幼児的万能感』https://oyako-heart.com/mental-problem/%E5%8E%84%E4%BB%8B%E3%81%AA%E5%B9%BC%E5%85%90%E7%9A%84%E4%B8%87%E8%83%BD%E6%84%9F/私が最初に観た動画は『万能感型不登校の実像と支援』というもので、とても長くて少し観づらいものでした。ただ、その動画では上記のページでは触れられていない点についても言及されていました。”このタイプの不登校は、この10年ぐらいでものすごく増えている””子供は幼い頃に無条件に親に愛されることで健全に育つものだが、ダメなものはダメという「世界からの押し返し」の経験が少ないと万能感ばかりのままで成長してしまう。万能的な自己イメージを持ち続けて成長してしまうと、どこかで大きな挫折をした時にイメージ通りでない現実の自分を受け入れられず、不登校やひきこもりになることが多い””万能感型の兆候は、既に幼児期に現れる子もいる”これを観て私はハッとしました。実は私は、長子(息子の姉)がものすごく反抗的で手のかかる子で、初めての土地でのワンオペ一人目の育児ということもあり、なかなか余裕が持てませんでした。(特に乳児期は、育児ノイローゼの一歩手前だったと思います。)その後、歳が少し離れて生まれた息子は、最初から手がかからず素直で笑顔の多い子でしたので、どうしても甘くなってしまったのです。女同士、性格的にもぶつかることが多く言うことを聞かない娘には怒ってばかりで、その横でニコニコしている息子には褒めることが多かったと思います。当時、遠方に住んでいた私の姉や義母から「あなたは〇〇ちゃん(娘)には厳し過ぎて、△△くんには甘い」と真面目に忠告されたことがありましたが、「えー？そんなことないわよ。〇〇が悪いことばかりして△△はそういうことをしないから…」などと返事したのを覚えています。(自覚できていなかったのですね💦)そして今朝、夫に「私、△△(息子)には甘かったのかしらね？」と聞くと、かぶせ気味に「そうだよ！！！」と笑って言われてしまいました😨息子には、必要な時にきちんと叱らずに余計な期待だけをかけてしまっていた。また、息子は私と娘のバトルを見て育ったので、いい子にしていようという意識に拍車がかかった。(演じていただけですが)さらに、これまで書いてきた通り私は先回りの子育てをして、子どもに転ばぬ先の杖ばかり提供してしまったので、必要な「転ぶ経験」をさせていなかった……うわあ～～～っこんなに何枚もカードが揃ってたら、不登校になって当然じゃないの😱(→　気づき②に続きます。)※よろしければ「いいね」していっていただけますとブログを書く励みになります。「いいね」とは言えない記事も多いので恐縮ですが…😅
24Nov
- 先回りより後回り
  お読みいただき、ありがとうございますアメンバー申請についてはプロフィール情報欄をご一読下さい先日、ツイッターでフォローしているこの方のブログを読みました。https://note.com/shinshinohara/n/n038f78c30969?s=09素敵なお話です。✨さくっと読めますので是非！自分の子育てはこれができていなかったと猛省しきり💦「先回りより後回り」このお話は、千葉の老医師(ブログの初期に書いた赤沼先生)と思春期科の主治医から言われたことと重なります。こういうこと、子どもが小さい頃に知っておきたかったなあ、とも思いますが…💦でも実は、娘(息子の姉)の妊娠中に、次の言葉にも出会っていたんです。「あなたの子はあなたの子ではありません。～あなたを通ってやって来ますがあなたからではなく、あなたと一緒にいますが、それでいてあなたのものではないのです。」こんな深い言葉に出会い、その時は胸に刻もうと思ったのに、子どもの成長と共に忘れてしまっていた愚かな私……これはカリール・ジブランというレバノンの詩人(20世紀のウィリアム・ブレイクと称された人物)の言葉です。彼の言葉にはこんなものもあります。「相手の本音は自分に打ち明けたところにではなく、打ち明けられなかったところにある。だから、もし相手を理解しようと思うのなら、相手が言ったことにではなく、言わなかったことに耳を傾けなさい。」確かに…　と思います。賢人の言葉には多くを学ばされます。ここしばらく、就寝前はついついスマホばかり見ていましたが、最近また読書して就寝という習慣を復活させました。なんとなく寝つきも良くなったような気がします。💤(一部、ツイッターと重複しております。　双方のフォロワーさん、ごめんなさい😅)※よろしければ「いいね」していっていただけますとブログを書く励みになります。「いいね」とは言えない記事も多いので恐縮ですが…😅
11Nov
- 不登校を受け入れるまで
  お読みいただき、ありがとうございますアメンバー申請についてはプロフィール情報欄をご一読下さいキューブラー・ロスという精神科医が書いた「死ぬ瞬間」という名著があります。20代の頃、母が病死した時に精神科医の友人が勧めてくれた本です。その本の中に「死の受容のプロセス」という有名なモデルが書かれているのですが、これは死にゆく本人のみならず周りの家族にも当てはまることが多い感情のプロセスです。これ、不登校になったお子さんや親御さんにも共通する部分が多いと思いますので、ご紹介させていただきます。→(　)は私の不登校の親目線からの翻訳です😅【第一段階＝否認】自分が死ぬということは嘘ではないかと疑う段階(自分の子どもが不登校だなんて…と信じられないような気持ち)【第二段階＝怒り】なぜ、自分が死ななければならないのかという怒りを周囲に向ける段階(なぜ自分の子が不登校に？なぜこんなことに？という怒りの感情を抱くことも…)　　　【第三段階＝取引】何とか死なずにすむように取引をしようと試みる段階、何かにすがろうという心理状態(何とか学校に行けるようにならないか、レールに戻せないかと試みる段階。支援や宗教その他にすがりたくなることも？)【第四段階＝抑うつ】何にもできなくなる段階(仕事、家事に集中できなくなったり不眠、食欲減退なども)【第五段階＝受容】最終的に自分が死に行くことを受け入れる境地　　　(子どもの不登校を受け入れる、諦めにも似た境地)私は息子が不登校になった時、第二段階はあまりなかったのですが、第三段階(大学受験)では色々しでかしてしまいました💦><その後、第五段階まで進んだと思います。第三段階が本人の意志主導でうまく進み、学校や社会に戻れるお子さんも沢山いらっしゃると思います。この段階すべてを踏むのではなく、また順番通りに進むわけでもなくて、抑うつは全般を通してずっと続くという方もいらっしゃると思います。そして…もし今現在、お子さんが不登校でこれらの段階のどれかに留まってしまっている方も、それは仕方のないことかもしれません。気持ちは自然に湧いてくるものですから、無理に変えることなんてなかなかできませんしね💦時間と共に、受容まで行きつくと感情は穏やかになるのですが、そこまで行きつくのにかかる時間は人それぞれかと思いますし…。ただ決定的に違うのは、不登校は死ではないのだからこれで終わりではないということ！命ある限り！親も子も気持ちが落ち着いてきて今の自分達を受け入れることができた先に、いつか違う風景が現れる時がきっと訪れると思います🍀※よろしければ「いいね」していっていただけますとブログを書く励みになります。「いいね」とは言えない記事も多いので恐縮ですが…😅
10Nov
- 元不登校の息子からのアドバイス②
  お読みいただき、ありがとうございますアメンバー申請についてはプロフィール情報欄をご一読下さい前記事(①)の続きです。『僕個人としてはまあ、楽しく生きられるんならいいんじゃないかなって感じ。実際に良い大学出て良い企業に行ってもそれが楽しいとは限らないから、貧乏でもやりたいことをやって生きていたい、例えば家庭を持つとか趣味にお金を投じるとかそう言うの全部を犠牲にしてでも◯◯さえできてれば幸せってくらい◯◯が好きならそれでもいいと思う。自分の中でそれが確定している上で、親にこれまで出してもらってた学費とかリソースが無駄にならないか天秤にかけて、それでもそっちに行きたいって言うならそれもいいんじゃないかな。まわりの売れないクリエーターはそこを吹っ切れてるかどうかで幸福度が違ってる。「本当はもっとちゃんとしないといけないんだけどね」って言ってるやつはいつ会っても辛そうだし、「まあどうせいつか死ぬんだからやりたいことやったほうが得だろ」って言ってるやつは人間らしい食事の食費を削ってても楽しそうにしてる。』『もっと現実的な解決策(？)を出すとしたら、「学業と両立しながら、もしくは半年くらい休学して試しに◯◯やらせてみる」のは手だと思う。伸びるやつは半年で(フォロワー)5万人くらい行くけど伸びなければ諦めて勉強すればいい』息子自身はひきこもっていた頃に熟慮の末、「全部を犠牲にして」「そこを吹っ切れて」という覚悟は持てず、〇〇で食べていくことはやめたようでした。(夫も私も応援していたのですけどね　笑)　　　　🍀　🍀　🍀どんな親も子どもには幸せになって欲しいと願いますよね。将来が約束されないような茨の道は避けて欲しいし、経済的にも安定して欲しいと願う…私も夫もそうでした💦でも、子どもの人生はその子のもの。何が幸せかを決めるのは本人。例えその選択が親の価値観からしたら到底受け入れ難いようなことでも、子どもが本当にやりたがっていることなら受けとめてあげる必要があるのでは？と今は思います。実は私自身、結婚前に夫と交際していた頃、亡母から交際や結婚を猛反対されていました。ほどなくして母は不治の病にかかり、私達は最期まで母の許しが得られないまま、母が亡くなった後に結婚しました。最後まで自分の人生の選択を許しもらえないまま永遠のお別れになってしまったことは、今も私の心の底に小さな棘のように残っています…💧※よろしければ「いいね」していっていただけますとブログを書く励みになります。「いいね」とは言えない記事も多いので恐縮ですが…😅
- 元不登校の息子からのアドバイス①
  お読みいただき、ありがとうございますアメンバー申請についてはプロフィール情報欄をご一読下さいお久しぶりの投稿です😅投稿頻度は下がりますが、これからもぼちぼち続けていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします先日、ある五月雨登校の男の子のことでご相談がありました。その男の子は進学校に通っていましたが、ある頃から急にある事(〇〇)の創作にハマって勉強や学校から遠ざかるようになり…ご家族は当然、大学進学するものと信じて疑わずに育ててこられたのに、今、彼は大学へは行かずYoutubeで〇〇の活動をして生きていきたいと言い出しているとのこと。その〇〇、実はうちの息子も不登校中にハマり、一時はそれを仕事にできないかと模索し、活動しかけたこともあるものなのです。(身バレ防止の為、ブログには書いていませんでした😅)息子は、今もメインの業務の傍らたまにその周辺の仕事を請け負うこともあるようです。メインの仕事の業界で需要もあるようですが、収入目的でなく、楽しいので息抜きの為にしているそうです。そういう訳で、〇〇に関しては私より息子の方が詳しいので、息子にも意見を聞いてみたのですが、そこで息子から返ってきた返事が面白かったのでご紹介します。(本人の了承を得ています。また一部要約・補足しています。)『いつかバズる日を夢見てSNSとかでセルフプロデュースして戦い続けるか、日銭を得るためにフリーランス向けの仕事紹介サイトで下らない仕事を引き受けるか、そういう道が現実的には待ってる。二つを両立できるならもしかしたら運が良ければプロになれるかもしれないけど、それが両立できるんなら学校に行きながら〇〇を両立することもできるはず。逆に言えば学校と両立できないくらいの体力ならプロになれる可能性は限りなく低い。宝くじくらい。…っていうのがその子の親が求める回答だろうなあ。』だけど…　この後に息子の今の考えが続きます。(→②に続きます。)※よろしければ「いいね」していっていただけますとブログを書く励みになります。「いいね」とは言えない記事も多いので恐縮ですが…😅
02Nov
- 子どもとの対話に使えるオープンダイアローグの手法
  お読みいただき、ありがとうございますアメンバー申請についてはプロフィール情報欄をご一読下さい一つ前の記事でご紹介した斎藤環氏は、近年、長期ひきこもりの方に「オープンダイアローグ」という手法を実践しており、一定の効果を上げているとのこと。この手法は親子の対話、特に悩みのある子との対話にも使えるとのことですので、シェアさせて頂きたいと思います(これ、子どもの方から気持ちを話してきた時などに使えると思いますが、親の方から無理に聞き出そうとはしない方が良いと思います💦お子さんの状態や親子の距離感によると思いますが…ただ、うちでもあったのですが、話の流れでいつ子どもが話し出すかわかりませんので、知っておくと良いのでは？と思います)以下、記事の抜粋です。『母と子の一対一ではなく、その他の家族や友達が参加するほうがいいですね。そもそも一対一は難しく、高いスキルが必要になります。特に親子関係のように、力の関係がはっきりある場合はそれだけでも難しい。まずは共感することが大切です。　相手の話を批判したり否定したりしないことです。言葉で否定しなくても、態度に出すのもいけません。否定や批判は思った以上に態度に出ているものです。対話の目的は「なにが正しいか」を追求することではありません。～批判をする必要はありません。基本的姿勢は「あなたのことをもっと知りたい」という興味関心を前面に出すことです。上からでも下からでもなく、相手に対する好奇心と尊重の気持ちを忘れずに向き合うことです。感想を伝えるのもいいですね。相手の好きなものを「私も好き」と言えるなら結構ですが、もし嫌いだったら「私にはよくわからない」と伝えても構いません。まとめたり解釈したりするのは好ましくないとされています。相手を不安にしてしまうことがあるからです。わかりにくいことは一つ一つ質問を繰り返すことです。「わかったつもりになる」ことを、いかに我慢できるかが大切親御さんの多くはお子さんの言葉を、みなまで言わせないでさえぎってしまう傾向にあるので、とにかく最後まで話させることが大切無理に言葉を引き出そうとする必要はありません。ただでさえ子どもにとって親の「知りたい」は、監視や管理と誤解されやすい残念ながら、チャットでは難しいですね。感情的なものが伝えにくいからです。やはり直接話すことが大切』記事にはこの他のスキルについても言及されています。さくっと読める長さです！https://www.hakuhodofoundation.or.jp/kodomoken/column/talks/talk01/index.html※よろしければ「いいね」していっていただけますとブログを書く励みになります。「いいね」とは言えない記事も多いので恐縮ですが…😅
30Oct
- 『不登校50年証言プロジェクト～斎藤環さん』
  お読みいただき、ありがとうございますアメンバー申請についてはプロフィール情報欄をご一読下さい前回の記事で、社会とつながることって大事かも…と書きました。実はS君のお母さんは、臨床心理士というお仕事上、多くの精神科医の不登校についての考え方についてご存知でした。そして、なぜか以前は精神科医の斎藤環氏のことは批判的に見ていたのですが(本文を読むと批判的に見られることがあった理由もわかります)、今となってみると彼の主張はもっともかも、と思うようになったとか。改めて調べて、こんな記事を見つけましたが、私には腑に落ちる部分が多かったので、シェアさせて頂きます。ひきこもりという言葉も出てきますが、不登校でひきこもっている子にもそのまま当てはまる内容かと思います。最後の「働くことに対して抱いている義務感」は、勉強に置き換えても当てはまることかと…(私が着目した部分を抜粋します。下線は私がつけました。原文は長文ですが、ご興味あればとても面白いのでご一読を)『不登校やひきこもりを孤立状況と捉えなおすと、なんらかの支援のインフラはあったほうがいい。本人が孤立したくないときに、抜け出せる非常口を用意できるかどうか。～再登校や就労よりも、まずは家庭のなかで元気を回復してもらうことを目標設定にすることでいろんなことがまともになってくる。～人は対話なしに元気にはなれないということです。～第３者との対話ということ？～家族との対話も含みます。家族に抑圧されて苦しんでいる不登校の子は、家族とも対話がなくなりますよね。まずは家族と対話できるような環境にもどらないと、家のなかで元気になれない。家族との対話から始めて元気になってくれば、あとの意志決定は、当事者にまかせていいと思います。　30代のひきこもり当事者と話していて、メンタリティが中学生のまま温存されていると感じたことがしばしばあった。～コフートの言う、他者と出会わなければ自己愛が成熟していかないということではないかと。コフートは、自己愛を育てるのは親密な他者（≒自己対象）との関係であると言っています。彼らがひきこもることで成熟が起きにくくなっている～彼らは～いちように「働きたい」と言います。私が「それは働かねばが何％で働きたいが何％ですか」ときくと、たいがいは「働かねばが１００％」と言うんですね。そういう場合は、「義務感じゃ動けないから、もう少し待ったほうがいいかもね」と言っています。義務感はあせりの状態なので、行動に対して抑止的に作用する。仮に動けたとしも、もたない。もう少しゆとりのある状態、好奇心からとか、何かほしいから働こうとか、義務感以外の要素がないともたないです。義務感の状態を解除するのに、一番有効なのは仲間の獲得です。親や治療者による動機づけはあんまりうまくいきません。～「デイケアに参加しますか」ときいて、実際に行き始めると、そこで何年かぶりに、親密な仲間関係を経験できる。そうすると、仲間関係のなかで動機の伝達が起きるんです。自分ひとりで空回りしていた義務感から、ちょっと働いてみようかなという動機が外から入ってくる。そういうところで動き出すと続く感じがあります。～孤立した義務感の世界から開かれた動機の獲得に、いかにつなげるかが大事だと思っています。』http://futoko50.sblo.jp/article/183942046.html★私もS君のお母さんも、今も「何よりも本人の意志、本人が自分で決めて動くことが大事！」と思っています。ですので、長期ひきこもりの場合はどうやって本人を医療や支援とつなげるかが難しいと思うのですが…わが家の場合は、息子が自分から動き出さなくても20代半ば過ぎ位までは黙っていたかと思いますが、これもご家庭の経済状況によりますしね。。。💦※よろしければ「いいね」していっていただけますとブログを書く励みになります。「いいね」とは言えない記事も多いので恐縮ですが…😅

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