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少し前に、また息子と不登校やひきこもりの時期の彼の気持ちについて、話す機会がありました。


(息子には私が最近、不登校の親としての経験をネットで発信していることは伝えてあります。
彼はそれをとても好意的に捉えてくれており、
私がLINEで何か質問すると仕事中でも即座に返事をくれるほどです。笑)


このブログでもツイッターでも、

何度か「なんとかなるさ」「なんとでもなる」という言葉を書いて

きましたが、

私は不登校の先輩ママ(S君のママ)で心理士の親友にならって、
それを息子に何度か言ったこともありました。


でも、不登校の子を安心させたくて言ったつもりの言葉でも、
かえって「私の気持ちをわかってくれない…」と子どもを悲しい気持ちにさせ、
逆効果になる場合もあると知り、

今更ながら気になってしまったのです💦


以下、私が当時、上記の言葉を息子に言った時、彼がどう思ったか尋ねた時のやりとりです。


息子「そもそも、親にしても医者にしても、不登校になったこともなく

大学も出て順調な人生歩いてきた人にこの苦しみはわかるはずがない、と思ってたからねぇ。


正直なところ、そういう人達からそんなこと言われても『何言ってんだろ』って感じで

あまり慰めにはならなかったなぁ。

ただ、親が自分のこと思ってくれてるのはわかったから、
それで孤独感が薄らぐ感じはあったかな。」

私「逆効果だったのかな?って心配になったのだけど…」

息子「いや、そこまでではないよ。
『何言ってんだろ』ってのと

少しは孤独感が薄らいだのと、
プラスマイナス0って感じだったと思う。笑」



なんのご参考にもならない話で恐縮ですが、
私としてはマイナスにはなっていなかったと知れてホッとしました。


もちろん受け取り方はそのお子さんの性格やその時のメンタル、親子関係にもよると思います。

 


息子は不登校になってレールを外れたことに対するコンプレックスがものすごく強かったのだと、

今さらながら判明…


医者のことすらそういう目で見ていたのなら、心を開かなかったのも当然かもしれません💦


彼はそれから左手首のリスカ痕を私に見せ、

「僕は実際にここまで苦しんだからさ。
もし今、苦しんでる子がいたらこれを見せて
『こんな僕でも元気になれたからね。キミだって大丈夫』
って言ってあげたい。

言う資格が"僕には"あると思うんだよね」

とも言っていました。

(実際、そういうお子さんの相談に乗りたい気持ちもあるということなのですが、今は公私共に忙しくて難しいようです😅)


親が子どもを安心させるような言葉がけも、
その子によっては簡単ではないのかもしれませんね💦



やはり、子どもに安心して過ごしてもらうには

(田中茂樹先生も触れていらっしゃいましたが)、

言葉ではなく親が心からその子を丸ごと受けとめ、

「そのままの君でいいよ」という気持ちで接するのが何より大切なのかもしれません。



「言葉」より「気持ち」が大事なのでしょうね ニコニコラブラブ


 

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