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時々、現在不登校のお子さんの親御さんとメールやツイッターでやりとりすることがあります。

不登校でひきこもりゲームするだけの毎日を送り続け、一向に動き出さないお子さんの状況に心を痛めていらっしゃる親御さんの「どうしたらやる気になってくれるのか」というお悩みを聞いているうち、そういえば息子はどうやって意欲を取り戻していったのか、気になりました。

そこで本人に聞いてみたところ、以下のような返事がきました。


息子:
「親というか第三者からの揺るぎない信頼、肯定ってのは立ち直るための重要な要素だと思う。

不登校の子は今は多分完全に自信を失って、「自分は何してもダメだ」っていわゆる学習性無力感みたいなドツボにハマってると思う。


でも、そういう時でも本当は自分自身のことを信じたい気持ちとかプライドの欠片みたいなものは残ってるんだよね。

(本当は自分だってやればできるはずなのに、みたいな)

その欠片こそ立ち直るときの足がかりになると思うんだけど、この欠片は自分自身だけじゃなく他の誰かからも肯定されてないと当然不安になるわけで、何かしら一歩足を踏み出すときはその不安が一番の壁になるから第三者からの評価が間違いなく必要になると思う。

一方でそれが親である必要はないと思ってて、例えばイラストをTwitterに乗せてそれにいいねが付くとかそんなんでもいい。

僕の場合もかなりゲームにのめり込んでたけど、それと同時に趣味の〇〇とか△△を親に褒められたり、投稿して偶然他者(ネット民)に評価されて、そのおかげで少しずつ自信を取り戻せていった。

なにか趣味とかあるならそれをきっかけにネット活動とか始めてみて友達作るとか、コミケに出店してみようとか、何でもいいから気の向いたことをすれば自信に繋がるかもしれない。

本当に何でもいいから、少しでも創造的な好きなもの(ゲーム以外の)があれば、それを自由にやらせてみるのもいいんじゃないかな。

親ももちろんそれを肯定してあげられるといいけど、最終的には親だけじゃなく他の誰かからも評価されないと(評価するのが親だけだと贔屓目で見られてるからじゃないかって不安は抜けないから)本当の自信にはならないから、褒めるだけじゃなくTwitterとかネットででも誰かに見せてみたら?って声かけするのがいいかもしれない。」

私:

「でも、私は医者から余計な口出しはしないように言われてたんだけど…」

息子:
「まあ確かに、親からアドバイスとかもっとこうしたら?とか言われると萎えちゃうというのはあるけど…
何かやらなきゃいけないことはわかってて焦燥感も常にあって、それでもできない状態だから「宿題やりなさい」「今やろうと思ってたのに!」に近いんだよね。

そういう意味ではあまり余計な口出しはしないほうがいいんだろうけど、一方でそのまんま何十年も部屋から出てこないことになる可能性、というのも想像がつく。


だからやっぱり何かしらきっかけは必要だと思うんだよね。

それこそうちは自転車とか〇〇とか、親から本格的にやってみたら?って言われてなんとなくやったらそのままハマって今も趣味として続いてるものもあるわけだし、全く放置するというのはそれはそれで違う気がする。

頻度によるんじゃないかな。

あんまり頻繁に言われると、萎えるかもしれないから…💦」


→②に続きます

 

 

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