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「縫い代を割る」というのは縫い代を左右に開くことを言います。
それに対して「縫い代を倒す」というのは縫い代を
縫い代を倒すか、割るかというのは、仕様によって変わります。
ではどのような時に縫い代を割ったり倒したりするのか・・・
ここが知りたいところだと思います。
これは、縫う場所によって変えたり、
作り出したいシルエットによって変えたり、
生地の厚みなど様々な状況(条件)によって変わってきます。
この他にも、縫い代が次の工程で影響する場合もあります。
例えば、薄手のジョーゼットの脇縫いなどは
縫い代が多いと見た目にもすっきりしませんし、透けるので
片側に倒す方が向いています。
同じ脇縫いでも、ウールやコール天などでは、生地の厚みがあるので
片倒しだとシルエットに影響するので、割る方が縫い代がもたつかず、
見た目もスッキリ仕上がりますね
強度が必要なバッグなどでは、縫い代を片倒しして、
ステッチで補強したりする場合もあります。
使う生地の厚みによる縫い代始末の違い
生地が薄~中肉程度のもの ⇒ 縫い代片倒し
中肉より厚めのもの ⇒ 縫い代を割る
シルエットによる縫い代始末の違い
ギャザーなどシルエットが体に響かないもの ⇒ 縫い代片倒し
タイトなシルエット ⇒ 縫い代を割る
一つの作品の中でも、場所によって片倒しのところや
本割のところがあるのです。
つまり、工程ごとに手法を変えていくということになります。
スリットがあるので、縫い代を割る。
縫い目利用ポケットをつけるから縫い代を片倒しする。。。
丈夫に仕上げたいから片倒ししてステッチする
お袖をふっくら見せたいから、袖側に片倒しする
という具合です。
縫い代の倒し方によっても、シルエットが変化したり
強度が変わったりもするという不思議で奥が深いお話です。
⇒裏付きと裏なしでは、縫い代の付け方が違います。
⇒縫い代の仕様によって縫い代幅は変化します。
⇒一般的に、割るなら縫い代は1.5 片倒しなら1.0~1.2
見返し始末か、バイアス始末か。。。etc.
⇒どんな始末がデザインや生地に合っているのか検討します。
⇒縫い代つけはそのパーツの最初に縫う線を中心としてつけるので
先に工程を決めておく必要があります。
本日もお読みくださり
ありがとうございました
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