さて、2泊3日の最終日。
11月27日(土)
朝8時過ぎに銀山温泉の能登屋旅館を出て、
雪道をスタッドレスを履いた車で出発。
石井さんは山形育ちなので慣れたものです。ほんと、自分たちでレンタカー借りないでよかった。。。
雪道をしばらく走ると、、ちょっと寄ってきます、と車を停めました。
銀山上の畑焼陶芸センターです。
これが昨日、銀山温泉能登屋さんに置いてあった陶器の花瓶などを作った窯かあ、
そういえばもともと、石井さん提案の旅行の行程に、
「絵付け体験」というものがあったのですが、
美術の才能が夫婦そろってゼロな私たちは、そういうのよりパワースポット巡りのが好き、と失礼こいたことを思い出しました。。。
上の畑焼は日本最北端、県内でも最古の磁器の窯でしたが、財政難のため、わずか10年ほどで廃窯してしまったそうで
この窯をよみがえらせたのは、幼少期を尾花沢で過ごし、上の畑焼の復興を決意して陶芸の修行を積んだ伊藤瓢堂(いとうひょうどう)氏、なのだそうです。
この日もいらっしゃいましたが、大手企業からの注文の品の作成に追われて大変お忙しそうで、
奥様の伊藤千華さんがお話をしてくださいました。
奥様も伊藤瓢堂氏に師事されて作家でいらっしゃり、
長女の松浦加奈さんも、日大法学部を出てから、陶芸を学んで同じく作家さんです。
そうそう、ホームページを拝見すると、伊藤瓢堂氏は、獨協大学フランス語学科卒だそうで、どういう流れで陶芸にたどり着いたのかはまたゆっくり伺ってみたいと思います。
さて、綺麗な蘭がたくさん飾られていますが、これは、令和3年度斎藤茂吉文化賞を受賞されたことへのお祝いのお花だそうで、
ものすごくたくさん送られてきたそうです。
皇室にも何か納めたとおっしゃっていました!
これは、石井さんの作品。
銀山温泉に置かれていた、
こちらにあるように、風水三多紋が書かれています。