出羽路ゆけむり旅その4 十六羅漢岩~まぐろ~即身仏 | 大府市|オカリナ・ピアノ・フルート|MAiCO 音楽教室|名古屋市・東海市・刈谷市・東浦町

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オカリナ奏者で、MAiCO音楽教室代表の西村麻衣子です。オカリナ演奏家として活動の他、名古屋市、大府市、東海市、刈谷市、東浦町周辺で、オカリナのレッスン(ピアノ・フルートも)をしております。

CD収録からコンサートまでバタバタと忙しくしていて、

帰ったら子どもたちの帰省に向けて大掃除などなどに追われていますが、

 

山形旅行のレポートが泊っていて、

ご覧いただいている方達から、

 

山形のレポート楽しみなんですよと言われたりして、

記憶を掘り起こして続きを書こうと思います。

過去に書いたのはこちら。

 

さて、旅行中は寒波が日本海側に押し寄せ、天候が悪く、
見に行けるかどうか、と心配されたのが、遊佐にある、十六羅漢岩。
 
吹浦海禅寺21代寛海和尚が、日本海の荒波で命を失った漁師諸霊の供養と海上安全を願って造佛を発願、1864年(元治元年)に自身は近村から酒田まで托鉢をしながら地元の石工たちを指揮、5年の年月をかけて明治元年22体の磨崖仏を完工したもので
 
岩礁に刻まれているため、悪天候だと危なくて近づけません。

この日も強風で、時折雨が降っていたので心配されましたが
私たちが行ったことは青空が見えていました!
 

こんな絵みたいに、たくさんの羅漢さんが彫られています。

 

遠めに見て、う~ん、よくわからないなあ、と思いながら

降りていくと

 

こりゃ悪天候だったら近づけない荒れっぷりです。

 

 

 

わかりますでしょうか。

 

 

 

よく見ると、ほら、仏様がたくさん。

 

 

 
こんなに荒々しい海にもまれても、いまだに形が残っているって
どれだけ石が固いのか、またどれだけ彫るのが大変だったかと思うのですが

 

 

雲がものすごい勢いで動いていくので、こんな空も広がってきます。

 

見つめ合う石井さんと仏様。
 

似ている、笑

 

 

私は似てますかい??

 

こちらにも実は彫ってあるのですが、

近づけません。

 

ものすごく荒れ狂う海でした。

 

 

雨だったら絶対に近づけないので、ラッキーでした。

 

他に誰もいないので写真も、石井さんがいてくれてよかった、笑

 

なんとここを離れるころから雨が降り出して、ザンザンぶりになったのです!

 

さて、強風もひどくなり急いで車に飛び乗ると、大雨が降って来て、
 
この後の行程は、本来
 
「丸池様」
 
って
 
何様?って感じですが
それはそれは素敵な素敵なエメラルドグリーンの池なのです。
 
でも沖縄の海と同じで、「太陽あっての」エメラルドグリーンなので、今回は取りやめました。
 

丸池様の写真はこちらでご覧ください。ぜひ今度リベンジしたい!!!

 

この後立ち寄ったのは、
 

 

 

コメの保管庫で、

おしんの舞台にもなったとのこと。

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フォトスポットのケヤキ並木は、こんなに素敵です。(ほんとは左手が住宅地)

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石井さん、写真撮られ慣れてる、笑

 

おしんコーナー。

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こちら、おしんの橋田寿賀子さんが、コロナ禍でおくってこられたお手紙もありました。

このお手紙を送られてからほどなくして亡くなったのだなあと、胸に来るものがありました。。。

 

これは山車だったかなあ。

 

 

つるし雛や

 

 

手毬が売られていて素敵。

 

いろいろな民芸品が売られています。

 

さて、

お昼は、酒田漁港にある、みなと市場の中の、小松まぐろ専門店

 

 

 

なんと、またまたここにも、取材のカメラマンがいました!

しかも

愛知の中京テレビ!

内容は言えませんが(言ったらだめなんだって)

ちょうどこの日の朝噂していた番組でした。

 

私たちが大口空けて食べるところを撮影されました、笑

 

これ、みんな丼といって、マグロ4種がいただけて1200円ぐらいだったと思うのですが、

 

すっごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーく

うまい!!!!!!!!

 

 
実は酒田では、まぐろが取れるので、
「生のまぐろ」がいただけるのです!
 
今までのまぐろは、本当にまぐろだったのだろうか。。。
回転寿司じゃない、高級寿司屋のまぐろすら、
 
こんなに美味しくなかった。。。。
 
ああ。。。。
 
幸せすぎて、
中京テレビのカメラの前で、縁起でもなく、至福の表情で食いまくり!
 
ああ、もう一杯!と叫びたい。。。
 
そんな気持ちでございました。。。
 
 
この後は市場からすぐの、海向寺へ、即身仏をお参りしに行くと、ちょうど学校の見学があって、待たされたので、
近隣をお散歩。
 
大きな日枝神社は、ここが山門で本殿はすごく遠いので行かず、

 

 

 

近くの公園をぶらぶら。

 

灯台を眺めたりして時間を潰し、

 

 

 

 

時間に海向寺に戻りました。

 

 

ここは写真撮影禁止なので、写真はありませんが、

2体の即身仏があります。

即身仏とは、つまり、実際に生きていたお坊さんが、修業をして、

数年かけて木食(木の実などを食べる)て、自分の体の肉をそぎ落としていきます(じゃないと腐ってしまう)

脂肪が亡くなると筋肉が代わりに代謝され、いわば、ミイラに近い状態になります。。。

いよいよ、となると地下にこもり、鈴を鳴らしながら読経をしますが、いよいよ鈴の音が聞こえなくなると。。。。
 

ということになりますが、ここからもちろん失敗して仏の姿にならないという場合もあるそうです。

 

そもそも即身仏になると決意しても、実際には想像を絶する辛さとの闘いでしょうね。

 

東北には即身仏が多く、気候も大きく影響していると思います。
暖かい地域にはありませんし、もちろん愛知にもない。

山形は即身仏が全国で一番多い地域で、こうやって学校から実際の即身仏を子どもたちが目にして学ぶわけで、
生と死をものすごく目の当たりにする地域なんだなあと感じました。。。

 

 

さて、2日目は銀山温泉に泊まります。

 

途中のスーパーで懐かしい花輪を見ました。

 

 

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愛知ではもう見なくなった花輪。懐かしです。

 

銀山温泉の周りを散策したいということで早めの銀山温泉に向かいました。

 

 

 

 
大正ロマンの雰囲気が醸し出される素敵な温泉郷です。

 

つづく

 

☆明日から子どもたちが順に帰省してくるのでブログも書けないかもしれません。

山形の続きは来年になってしまいそうです☆