出羽路ゆけむり旅その2 大雨の出羽三山神社で生まれ変わる | 大府市|オカリナ・ピアノ・フルート|MAiCO 音楽教室|名古屋市・東海市・刈谷市・東浦町

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オカリナ奏者で、MAiCO音楽教室代表の西村麻衣子です。オカリナ演奏家として活動の他、名古屋市、大府市、東海市、刈谷市、東浦町周辺で、オカリナのレッスン(ピアノ・フルートも)をしております。

雨の山形は、あっという間に雪の山形になりました。
 
お昼に美味しいお蕎麦をいただき、出羽三山神社へ向かってレッツラゴーした私たち
 
晴れていたらさぞかし美しいであろう、寒河江ダム(月山湖)は車から瞬間写真を撮るだけで通過したが、
ここには、なんと大噴水が春から秋まではバビューーーンと打ちあがって?いるらしい。
 
 
 
↓イメージ
 
綿密な計画を立てた石井さんは、
「山形の美しさを堪能してもらいたい一心」なので、
すごく残念がっていらっしゃる。
 
ただし、初山形な私は、
 
「これが山形」
 
「これが人生」
 
なので、
 
雪が降っているだけでも「ほおおおおお」と感動するのである。
 
なにせ、山形は、日本一の宝庫なのだ。
(石井調べ)

 

 
出羽三山に向かう道中はもうすっかり雪景色。

 

 
雪ならまだよい。
 
出羽三山神社に到着するとザンザンと雪交じりの本降りでした。
ちなみに、
 
出羽三山は、出羽三山 (でわさんざん)は、 山形県 村山地方 ・ 庄内地方 に広がる 月山 ・ 羽黒山 ・ 湯殿山 の総称で
月山神社は、天照大神の弟神の月読命、
出羽神社は出羽国の国魂である伊氏波神と稲倉魂命の二神を、
湯殿山神社は大山祗命、大己貴命、彦名命の三神を祀っており
月山と湯殿山は冬季の参拝が不可能なので、羽黒山頂に三山の神々を合祭している。

つまり私たちが訪れた出羽三山神社は、羽黒山。
 
また広大な山内には百八末社といわれる社があって、八百万(やおろず)の神々が祀られているというすごいパワースポットなのです
 

 

 
売店の人から、「ご朱印をもらいに来たの?」と聞かれたので、
朱印を集めていない私たちは、

え?
 
って感じでしたが、
 
この出羽三山、湯殿山が最初に開山をしたのが丑年なので、
 
丑年はご縁年。
もっとも神気が高まる年で、
この年にお参りすれば、12年お参りしたことになる!というラッキー年。
 
そして、
更に丑の日に参拝すれば特別なご朱印やお守りが授かれるんだそう。
 
実はこの日が丑の日だったのです!!!!
 
ということで東京から一人でいらしたご婦人にご朱印を見せていただきました(普段は文字が黒いそうです)
 

 

 


さて、みぞれ交じりの雨の中、本殿目指して歩きます。

 

 

雪が降り始めたので、どこも雪除けで、雪囲いがされはじめていました。

 

 

鐘楼。立派です。

 

こちらが本殿。

 
真ん中が過去を現す月山神社。
左右に、
未来を現す湯殿山神社と

 

現在を現す出羽神社。

 日本遺産 出羽三山 生まれかわりの旅 公式WEBサイト古より信仰をあつめてきた出羽三山。羽黒山、月山、湯殿山の三山をめぐることは、死と再生をたどる「生まれかわりの旅」といわれてきました。リンクnihonisan-dewasanzan.jp


全てにお参りすると
生まれ変わるとされています。


さて、生まれ変わって12年分の参拝しようとすると、
 
カメラを持った方に、お参りの様子を撮影していいですか!?と
声をかけられました!
 
パパラッチです、笑

 

 
こちらは、TUYテレビユー山形
この数日後に、夕方のニュースで流れたそうですが、私たちが映っていたかどうかはわからずじまい。

かしこみかしこみお参りする様子を撮影するカメラクルー

 

ともあれ、テレビ局によく会います。

 

 
こちらも雪囲いがされていました。
 
それだけ雪深くなる山形なのですね。
 
さて、出羽三山神社までは車で登りました。
 
さすがに下から登ると、2446段もあるので、
上まで連れてきてくださって、よかったら下に車を回すので歩いて下ったらどうか、という予定だったのですが
この雨では無理なので、あきらめて、
階段の前で写真撮影。
 
ほんと残念ですが、でも、丑年の丑の日にお参り出来たので
 
残念ですがまた次回のお楽しみに。
 
しかし12年後に私たちは健脚なのかは疑問。
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しかし、丑の日に伺えたおかげで
こんな日だけのお守りを授けていただきました!!
 
 
 
巫女さんから、
奥もご覧くださいと言っていただき、中へ。
 
たくさんの仏さまが祀られています。
 
 
天井から龍が襲ってきた!(ちょっと悪ふざけでしたね)
 
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外に出たら、山伏とすれ違いました。
法螺貝を吹いて中に入っていきましたよ!
 
 
さて、
車に戻ると、
今度は、下へ向かいます。
 
鳥居をくぐり

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ここから国宝五重塔まではお参りに行きたい!
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でも東京から来たご婦人が、
「かなり足場が危なくて怖かった」とおっしゃっていたので、ドキドキ。
 
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登ると思ったら、降りる、笑
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ビッショビショになりながら降りる!
写真はいろいろ割愛していますが、
 
かなり下りましたよ、
ドキドキしながら。
 
しばらくすると、すごい川の流れの音が聞こえてきて
 
 
 
 
滝がありました!
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すごい水量で、
確かに怖い!


恐る恐る通過、

そこからすぐのところにありました!

国宝羽黒山五重塔!
IMG_3131.jpg
 
すごい雨だけど!
 
 
平安中期、平将門創建、と言われている。。。
つまり、1000年以上前の建物!!!!!!
 
IMG_3560.jpg
 
お天気だったらよかったかもだけど、
これはこれでいい思い出です。
 
だって、この増水っぷりったらすごかったし、笑
 
 
すごい迫力の滝でした。
 
 
 
下ってきたら登らねばならぬ。。。。
 
また来た道を頑張って登って、
車に乗りました。
 
さてここから向かうは、
由良海岸!
 
日の入りを見るのです!
 
無理だろ
絶対無理
 
この雨じゃ無理!
 
でも石井さんはあきらめない。
 
渋滞に、「日没に間に合わなかったら。。。」と焦りながら車を走らせます。
 
ちなみにこれ、16時前。
東北の日没は早い。。。。
 
この日は16時半ごろが日没で、
ばっちりその時間には、海岸に着いたけど
 
 
大荒れでした(汗)
 
 
パワースポットだけど、心霊スポットでもあるらしいこの場所。
 
 
大荒れで余計に怖い。
「日本海に沈む夕日」をどうしても私たちに見せたい!という石井さんの願いも砕け散りましたが、
 
私の頭の中は、
この日泊る「一人1泊1万円」の、民宿の「源泉かけ流し温泉」と、「漁師が経営する宿のうまい魚料理」で頭がいっぱいで、わくわくしておりました。
 
ということで、17時過ぎ、吹きすさぶ嵐の中、
由良、湯野浜温泉「漁師の宿 福宝館」という民宿に到着しました!
 
 
つづく