図書館の大魔術師 第5話の感想 | 図書館の大魔術師を無料で読んじゃおう!

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人気急上昇中のマンガ図書館の大魔術師。無料で1話読めてしまうサイトを発見しました。図書館の大魔術師の感想(ネタバレではなく、あくまで私の感想)を書きますので、ファンの方はぜひご笑読ください!

 

いよいよ、新章のスタートです。新章というよりも、本編のスタートというべきでしょうか。

過去話の感想はこちら➡第1話 第2話 第3話 第4話

第5話を総括すると、シオの目覚め、です。

 

上のコマは、シオの目覚めの音(?)です!

さて、いよいよシオが、ただ守られるだけのお子様から自分で考え行動し始める少年に成長します。

これから動き出すであろう大きな物語の序章となる、細かいエピソードの回です。

ボスキャラが登場するような大きなエピソードまでは、第5話のようなスピーディで短期解決的なエピソードが続くものと思われます。



童話のももたろうがサル・キジ・イヌを道中にて従えたように、シオも旅すがらに冒険の仲間を見つけていくのでしょう。

さて物語ですが、第4話にてシオはカフナになるべく本の都アツファックに行く旅に出ます。


 

第5話では、シオ一行は、旅に出て最初の町であるヒューロン族自治区 滝の町ハムセに到着します。

そこで、ついにシオは超絶な特殊能力を見せ始めます。

この物語のタイトルは「大魔術師」ですし、「王道ファンタジー」と銘打っているだけに、異世界での冒険が主題です。

とすれば、シオはセドナのように魔法を操ることになるはずです。

まさに今回はその能力の一端を示し始めたのです。

 

 

古代西洋には「四元素」という考え方がありました。

 

四元素とは、世界を構成すると考えられた火、風、水、土の4つの元素のことです。

 

↑これは風林火山。四元素とは別物!

 

高校生あたりで「プラトン」とか「アリストテレス」とか、習いましたよね?

あのあたりの人たちが主張していたやつです。

そしてこの四つの元素は、錬金術やら呪術やらで重要な意味を持つそうで、ファンタジーの魔法や力を表現する際によく登場するのです。

すでに四元素の火・風・水・土のうち風を操る魔術師は登場しましたね。そう、セドナです。



今回、シオは水に関する能力を示しました。

今のところ、シオは水の魔術師になる可能性を持っています。

とすると、単なる予想ですが、今後火と土を操る魔術師が登場するかもしれません。

火といえば、第1巻にはすでに「火の精霊の魔術書」が登場していました。



一般に魔術書の表紙は術者の血や皮膚が練りこまれているそうですが、

「火の精霊の魔術書」の表紙は痛んでしまい術を制御できなくなっていたため、

カフナによって本から切り離されました。

切り離されたその表紙がどこに行ったかは、描かれていません。

気になりますね。

だってその表紙には火の精霊の魔術を操る魔術師の血や皮膚が練りこまれているのですから。何もないとは思えません。

シオが魔術師になるかどうかもまだわかりませんし、なったとしても、

本をテーマとしたファンタジーである図書館の大魔術師において誰が敵になるのか。。。

本を食い荒らすネズミぐらいしか思いつきません(発想が貧困。。。)。


今後の展開、楽しみです。

余談ですが、今回潮が訪問した町ハムセはシオの生まれ故郷であるアムンの隣町で、ハムセからはアムンにある大きな樹が遠くに見えます。

たぶんこの木は第4話で登場した、大きな樹でしょう(↓これ)。



この樹は、第1巻の紙版の表紙の裏にこっそりと描かれている樹と思われ、ニガヨモギとともに、きっといずれ重要な意味を持つような気がします。

こちらも注視します。

 

さあ、次回第6話は、次の町イツァムナーでの出来事です。

 

いよいよ重要な人物(と私が思っている)人との出会いがあります!お楽しみに!

 

★第1巻以降の回についても書いています。
よろしければぜひ読んでください!

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