図書館の大魔術師第5話感想-これは懐かしのNHK特集「シルクロード」か!? | 図書館の大魔術師を無料で読んじゃおう!

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人気急上昇中のマンガ図書館の大魔術師。無料で1話読めてしまうサイトを発見しました。図書館の大魔術師の感想(ネタバレではなく、あくまで私の感想)を書きますので、ファンの方はぜひご笑読ください!

NHK特集「シルクロード」ってご存知ですかね?

 

すっごい昔の番組で、私の父が復刻のDVDをよく見ていました。

 

若かりし日の石坂浩二がナレーターで、音楽を喜多郎が担当したことでも知られています。

 

 

図書館の大魔術師を読んでいると、ふとこの番組のことを思い出します。

 

番組内容やシルクロードに詳しいわけでは全くありませんが。

 

第1巻の冒頭のラクダから始まり、登場人物たちの服装やら、家並みやら。

 

 

第5話で登場するラコタ族の結婚式の様相などは、まさにNHKのシルクロードで見た記憶があります。

 

ただ、図書館の大魔術師は、別に中央アジアや中近東に特化した話ではありません。

 

別の記事でも書きましたが(➡こちら)、第5話までの現時点でハワイ語も多く登場しポリネシア的なエッセンスも入っています。

 

加えて第5話では、アメリカ先住民的な要素も含まれてきました。

 

5話に登場する民族のラコタ族は、見た目こそ中国人(でも日本の剣道の胴っぽいものを身にまとっているけど)ぽいですが、ラコタ族は実在したインディアンの名前です。

「アトラトナン大陸」という表現がありますが、アトラトナンをググるとアステカ文明の神の名前と出てきます。

 

作者の泉光さんは、きっと世界の民族に深い関心を持っている方なのでしょう。

 

最近は、企業社会においてDiversity & Inclusionなどという言葉がよく登場します。

簡単にいえば、民族や人種、宗教、言語、性自認などといった個人の違いを認め合い、互いに協力をしていこう、といった考え方です。

 

他民族を描くこの物語は、Diversity & Inclusionの普及マンガのように思えてきます。

私は、第5話の筆者の重要なメッセージを、「相手を知らずに敵対せず、進んで相手を理解することが平和をもたらす」と受け止めました。

 

異なるものへの無知こそが争いを生む。私たちの日常でもその通りだと思います。

 

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