図書館の大魔術師は、各話でいろいろと伏線や小ネタが仕込まれています。
そいつらを見つけ出すのも、図書館の大魔術師を読む醍醐味の一つ。
第7話についても、気づいたことをネタバレにならないよう気を付けながら、ご紹介します。
まずは上の絵の右下から飛び出る耳。
今回の話で登場する、シオが保護する小動物です。
めずらしい生き物だそうです。
動物名をググると、メキシコのある古代民族の神話の神様の名前とでてきます(英語のWikiもみましたが裏は取れず。。。)
もしかしたら、この小動物も、シオの旅に同行することになる気がします。
神話の神様の名前を使うのであれば、なにか特殊な能力を持つ動物かもしれませんよね。
次は、街の少年アレフ。
幼げに見えますが、シオやミホナと同じ年の13歳。
第7話では特に活躍を見せていませんが、8話で何かを仕掛けてくる可能性大です。
俊敏そうな体つきですよね。
次は、アレフの上の発言。
「大したマナの量」をもつ人のマナの種類が何なのか気になりますよね。
ドラクエのホイミみたいな回復魔法??
「魔術師ってわけじゃなさそう」と言ってるのだから、魔法じゃないか。。。
ちなみに、アレフはマナや魔術師、「傷の手当」と聞いてそのマナの種類を想像するあたり、アレフは司書のカフナや学者のハウマナ(元はハワイ語で「学生」を意味するそうです)の子供なのかな?
最後は、こちら!
7話では、なにげないひとコマとして扱われているこの言葉。
以前に下のような記事を書きました。
この中で、ニガヨモギと原発事故の話を書きましたね。
また、第6話の冒頭で登場する地図の左上には、「灰白色の死」という言葉が記載されています。
やはり作者さんは、この物語を放射能汚染となんらかの関係を持たせようとしているのかなぁと思います。
「第4話に出てくるニガヨモギの使いとは?」でも触れた通り、図書館の大魔術師のシナリオはヨハネの黙示録と関係がありそうです。
ヨハネ黙示録はよく終末論(この世の終わり的な話)として映画とかの題材に使われます。
図書館の大魔術師も、壮大なストーリーになるかもしれませんね。
楽しみです。
1巻以降の回について記事を書いています。
興味のある方はぜひ読んでください。