図書館の大魔術師は、中東とか西洋の話、と思っている人、多くないですか?
そうですよね、1話の最初からラクダのキャラバンの絵ですものね。

でも実は図書館の大魔術師に使われる言葉には、ハワイの言葉が多く使われているんです!
たとえば、第4話中にて、魔術という言葉に対しカラクプアという読み替えが振られています。
カラクプアとは、ハワイ語で魔術、という意味です。
また、セドナは風の魔術師なのですが、その言葉にはマカニ=ホア=カラクプアという読み替えが行われています。
マカニは、ハワイ語で風、という意味です。
そして本作の重要な登場人物である司書は、カフナという呼び名を与えられています。
カフナはハワイ語で専門家ないし聖職者、です。

この物語は、中東や西洋風な背景を意識しつつも、裏でハワイやポリネシアの物語のテイストも取り込まれているようですね。
先に進むと、また異文化の言葉や風俗も登場するようなので、発見があればまた報告します!