年の瀬、年明け間近
手こずった手縫いもまた楽しい。
と思っているのはボクだけでしょうか。
年末の忙しい時期にも関わらず、手作りしますS木さん。
年内に完成!
やりました。
ありがとうございます。
作ったらもちろん履きます。
たまりません。
ジーパンにモカシン、相性ぴったりいいコンビ。
たまりません。
もはや革のスリッパ。
このカジュアル感が好きなんです。
ジケで盛り上がりつつあるモカシン。
今後の動向に目が離せません。
モカシンの仕上げをする傍ら、ケータイのケースも作ります。
昨今のケータイはすごいですね。
使い勝手の良いモノ。
既製品じゃなく、自製品。
そんな選択肢もあると、楽しいと思います。
ハルオミ
手づくり談水曜日。
「手づくり」についていろいろ考えさせられます。
常々思うことですが、世の中にはいろいろな「モノ」がありますが、
およそ自然より他に人の手が加わっていないものなんてないんですね。
重要なのは、その「手」が何を想っているのか。
長年使われた古着や古道具・家具は、そこに「手」が見えるから魅力的です。
継ぎ接ぎや修理の跡が「なんかいいな」と感じたりします。
そう感じさせる「手」は、きっと「自然」と残していこうという気になるんだろうなと。
なんてまた、たいした考えもないくせにわかったようなことを書いております。
申し訳ありません。
ただ、ベンリさんの作業エプロンがうらやましいだけなんです。
ベンリさんからの頂き物です。
いつもいつも頂いてばかりで、これまた申し訳ありません。
毎回毎回、お話がたのしすぎます。
作業の邪魔ばかりして申し訳ありません。
おいしい黒糖コゲパン。
「ジケの金沢銘菓」に登録させていただきます。
ふと気がつくと、作業風景を撮っておりませんでした。
頂き物ばっかり紹介しております。
申し訳ありません。
ハタラククツ
以前ご注文いただいた靴。
晴れの日も雨の日も営業マンはタイヘンだ。
つま先つっかけ、かかと踏み。
いちいち紐を緩めるヒマがないんです。
「日常履き」を目指して、「手づくり靴」を作っています。
「日常」ということは、それだけ生活に密着しているということであり、
「日常=生活」が少しでも快適に過ごせるような靴が理想です。
ご注文を頂いて、そのような「靴」を作るのは一筋縄ではいきません。
靴は消耗品であり、装身具。
消耗品ということは、修理・手入れをして長く使えるようにするべきであるし、
装身具ということは、その人「らしさ」が出て生活に合う履き良いものであるべき。
またそれが、「カジュアル」という範囲でリーズナブルでなければなりません。
きっとそれは、カタログから選べるようなものではないのだと思います。
とにかくお客さんと向かい合って、一緒に、
満足してもらえるような靴を作っていくしか「日常履き」は作れない。
なんて、そんなことを今さらながら再確認しております。
そしてまた、自分が履く靴に興味があり、手づくりを楽しめるならば、
本人が自分の履き良い「靴」を、自分で手づくりすることが、
「日常履き靴」の理想なんだろうなと思います。
靴の手入れにも愛着が湧きます。
ソール修理後。
マッケイ縫いにしてみました。
アッパーの改良については、また、お客さんと話し合って決めていこうと思います。
まずは「靴べら」を携帯してもらうところからかな・・・