山本五十六
作業風景を撮らずに、みなさんの手づくり品に興味がいきます。
水曜杉崎さんの手づくり最新作。
おおきい財布。
革手縫い一筋。
手縫いステッチは、その人「らしさ」がでるんですね。
使う人本位のものづくり。
細部にまで気配りされてます。
いいなぁと感心するばかり。
ふと持ってこられた鞄をみると、これまたいい。
取り外して小さいポシェットにもなるそうです。
これもまた、使い勝手がよさそう。
こちらはベンリさんのケータイケース。
これまた素朴でいい雰囲気。
さすが、「知っとこ」っていうテレビ番組で取材されて小芝居演じたところを今週の土曜日に放送されるわけだと、感心いたします。
お二人とも長年、革を使って手作りされてこられた方達。
ああだこうだとお話していると、楽しくて考えさせられることがたくさんあります。
技巧を凝らした職人技よりも、使う人本位で作られた道具の方が贅沢だな、とか。
「ブランド」っていう金看板は、きっとずっしりと重いんだろうと思ったりします。
おさいふ
財布を作りました。
使い勝手の良い財布って・・・、と考え込むと作れなくなります。
角っこミシンの縫いあわせに失敗しました。
縫い合わせる順序がごちゃごちになり何度もくじけそうになりました。
人間が道具を作り出してから今まで試行錯誤し改良を重ねてきたとしたら、
「これ」が現時点で考えられる最高の「道具」っていうものがあるはず。
財布なら、これ。
鞄なら、これ。
靴なら、これ。
というぐあいに。
でも、そんなものはありません決められません。
・・・ということで、小銭入れが思ったよりバカッと開かなかったりミシン目がよたよただったりボタンを無理やり付けたりしていても、自分にとって最高の財布は「これ」です。
誰に対しての言い訳なのかわかりませんが長々とすみません。