小説NO.45 「分かれ道」
「おーっし!ここからが本番だな( ̄▽+ ̄*)!」
ルースは元気良くそう叫んだ。
心の中では、今の戦いに手を貸してすらいない自分にもどかしさを感じていたが、
今は自分は皆を盛り上げるのが役目だと割り切った。
(七つ坊ってやつ、あれでNO.5でも無いんだ・・・。
これからだぜ、俺はみんなと協力して王のところにたどり着くんだ!)
朱音もルースと同じようなことを考えていた。
だからこそ、ルースのことばをしっかり受け止めた。
自分を奮い立たせるためにも・・・。
他の皆もこの言葉で気合が更に入った。
「ああ、やるしかないからな('-^*)」
シュリもルースのことばをしっかり受け止め、新たに開いた扉に足を踏み入れた。
サラ、ルース、朱音、健司もそれに続く。
「な、なんだこれは?!」
シュリは扉の中の空間を見て、目を丸くした。
「想像もしてなかったわ・・・こんな形になってるなんてΣ(・ω・;|||」
サラもキョロキョロと周りを見渡している。
扉の中の空間からは、3本の通路が伸びていた。
どこから行けば良いのか・・・全くわからない。
「3つのうち、本当の通路は1つかもしれない。
どの通路も王の所へつながっているのかもしれない。前者だったら、危険ね・・・。」
朱音は似通った形の通路3本をじっと見つめ、そう呟いた。
「ここは分かれていったほうがいいな。
朱音がいう通り、間違った通路に皆で突入しても意味が無い。」
健司は皆を見渡してから、言葉を続けた。
「シュリ。君はサラを連れて行ってくれ。サラは人型のときは、飛び道具専門。
ひとりでは危ない。
俺は、ルースと行こう。ルースは竜になれる。その力を借りて、突き進むよ。
そして、朱音。
朱音は、ひとりで行くんだ。」
思いもよらない健司の言葉。
シュリは声を大にして言った。
「朱音はまだ剣士になって間もない!危険すぎる。
なぜ・・・ひとりになるのが朱音なんだ(`・ω・´)?!」
「それはな。」
健司は歯を噛み締め、涙をこらえながらはっきりとこう言った。
「朱音を、娘の力を・・・信じているからだ。」
「俺が行くさ(゙ `-´)/!おっちゃん、俺は信用できないって言うのか?!」
ルースが突っかかる。
シュリとサラも不満げな表情を浮かべた。
「お前たち。みんな信頼しているよ。当たり前だ!
でも、朱音のことを、考えてくれ。みんな。
娘はこの戦いに勝利したら、現世に帰るんだ。ひとりでね。
充分みんなには世話になったし、分かり合えた。
これからは少しずつ、この世界から独り立ちしなくてはいけないんだ。
それに朱音は強いよ。きっと自分でもまだ自らを分かりきっていない。
せめてここで自分を開花させて、現世に帰してやりたいんだ・・・。
みんな、この戦いに勝つつもりで来てるんだろ?
勝てるだろ?!だったら今は自分が出来ることを全力でやってくれ!
この通路が5本だったら、結局はみんなひとりずつ行くことになるんだから。
お前たちは、仲間だよ。一生の仲間だ。
頼む、このやり方で納得してくれ(>_<)!!」
健司は土下座をしていた。床には雫が、ポタッ、ポタッと落ちては痕を残した。
暫く沈黙が続く。
皆、思い思いのことを考えていた。
その空気を切ったのは、朱音自身だった。
「私を、ひとりでいかせてください。」
朱音も健司の隣で皆に土下座をした。
そう、朱音は最終的にひとりでこの世界を去らねばならないのだ。
朱音自身がみんなに頼ってばかりではいけないことを、一番良く分かっていたのかもしれない。
「分かりました。岩砕殿。顔をあげてください。朱音も、顔をあげなよ。
その組み合わせでいきましょう。
ルース、サラ、いいな?」
シュリは深く頷くと、ルースとサラに目をやった。
「おう。やっぱ辛いけどさ、仕方ないことだってあるさ、世の中(^~^)」
「あたいも、ルースと同じ考えよ。あたいはシュリ、あなたといくわ。よろしくね(^_^)v」
みんなの心はひとつになった。
ここから道がいくつに分かれていようとも、
皆のきもちがバラバラになることは無いだろう。
「じゃあ、またあとでな!」
互いに握手をし、あえて「また、あとで」という言葉を交わすと、
シュリ・サラは左の通路を。
健司・ルースは右へ。
そして朱音は、真ん中へと、足を踏み入れた。
離れていても、仲間を信じる気持ちを心に・・・。
-詩- 「 く 」
「く」。
背骨。
全く知らないおばあちゃんの。ね。
左右、ハンモック、みたいに。
揺れて。歩いてた。
思わず・・・
「気の毒」
ココロがいったの。ね?
「く」。
く、の、おばあちゃん。
SLOT屋に吸い込まれていった。・・・の。
ガラスごし
「く」のこし、眺めてた。
しばらく・・・
ずっと。
「7・7・7」
指先は。まっすぐで。
目線も。、まっずぐ、で。
銀のコインが噴出。されてた。
キラキラの。コイン。
ばあちゃんのほうが。
キラキラ。
そうみえた。
楽しんでるんだ。「気の毒、の域」をこえて、ね。
「く」で「白髪」の人生を。
COOL あんど MIRACLE!
↑
ぷれぜんと。していただいた画像。 テーマ、は。「KAORU’S IMAGE」
某ブロガーさんより。
COOLでMIRACLE。
そんなイメージ、湧いたよ。
THANKS A LOT !!!!
小説NO.44 「 七つ坊との戦い 」
健司の目は、ほぼこの闇に慣れていた。
すべてが見えるといっても過言ではない。
これは、彼の経験値の高さが、その能力を極めさせている、としか言いようが無いだろう。
実際、この世界を創った張本人なのだから・・・。
七つ坊は首が7本生えており、その伸縮は自由自在であるようだった。
実際、長く伸ばしてサラの付近を見回している顔もあれば、胴体に埋まるようにしている首もある。
とにかく舌は長いようだ。
先ほどの舌なめずりといい、そのあとも蛇のように舌をベロンベロンと動かしている。
健司はまずは軽い攻撃として、俊足でサラの傍の首の真横に移動し、その舌を目にも留まらぬ速さで
切り落とした。
ポタっとしずくが落ちる音。
血液なのか、唾液なのか・・・。
「うぎゃあ!いきなりひどいじゃないの~(ノД`)・°・」
七つ坊は泣いたふりをし、ニヤニヤしながらそういった。
そのとき、切り落とした舌が、健司に飛び掛ってきた。健司をダーツの的にするかのように。
「チッ・・・」
健司は魔術でその舌の破片を煙のように、消し去る。そしてふと、あることに気がついた。
(そうか。さっきからゴチャゴチャ喋っているのは7つの顔のうち、1つだけだ。
あれがあいつの中枢。下手に細かな攻撃を仕掛けるよりも、あの部分を集中して狙ったほうがいいな。)
健司はそう思いつくと、声をサラの耳元に飛ばした。
シュリにさっき頼んだ作戦にサラも加わってもらったほうが、都合がいい。
いきなり耳元に飛んできた健司の声にサラは驚いたが、アイコンタクトで「OK」を示した。
(この門番をやっつけねぇとな。何にもはじまらねぇ!)
健司は心でそう呟くと、シュリとサラに咳払いをして合図した。
シュリとサラの目つきが変わる。
ルースと朱音も、この3人がなにかしようとしているのがわかっていたため、背筋に緊張が走った。
「うおりゃぁ!!!!!」
健司は、日本刀を回転させながら、七つ坊の中枢的頭に飛び掛った。
「なーにぶんぶん回してるのOo。。( ̄¬ ̄*)?そんなんじゃ・・・
・・・あ?!」
途端に七つ坊が苦しみだした。
シュリが黄金に輝く「気の剣」をかざしたのである。
シュリはその光が健司の回転させる日本刀の刃に反射するように角度を調節した。
「お前、苦手なんだろ? 光が、さ。」
シュリは剣に気を更に加え、照りつける日光並みの光を生み出していた。
「ぐわぁああああ・・・・・」
七つ坊は煙を出して溶け始めていた。四方八方に伸びていた首も、床にうなだれている。
「いくわよ!」
そこにサラが弓矢を構えて七つ坊に狙いを定めた。
「サラちゃん。頭の中でも、喋ってるやつの眉間を狙うんだ。そこがヤツの急所だから。」
健司の言葉にサラは頷く。
(あいつ、あんな距離から眉間なんてうてるのか(°Д°;≡°Д°;)?!)
ルースの心配をよそに、サラは角度を定めて矢を射った。
スパーァン・・・!
見事にサラの矢は命中。特訓でサラがどれだけ苦労したのか・・・。
ルースは心に染みるほどの嬉しさを感じた。
途端に部屋が明るくなった。
七つ坊の姿は、どこにも見当たらない。
紫色の粘液さえも、綺麗すっきり、消え去っていた。
「あいつは死界へ送り込まれたのさ。もう逃げられねぇだろう(*^ー^)ノ」
健司の言葉に、皆久々の笑顔を見せた。
その途端・・・
ぎぃぃぃぃぃいいい・・・
というきしむ音が聞こえ、先ほど七つ坊が座っていた真後ろにある扉(誰も存在すら知らなかったが…)
が音を立てて開いた。
「これが、父の部屋へ近づくための通路に繋がる門か!」
そう、何とか、第一関門は突破したのだ。
一人の力ではなく、この戦いに適応していた仲間の力を合わせて・・・
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
「あのクソガキ。七つ坊で充分かと思いきや、扉を開きおったか(゜д゜;)
まぁ、予想範囲内だな。
おもしろい。この先からが見ものだからな・・・。」
水晶に反射されるシュリたちの姿を見た王はニヤリ( ̄▽+ ̄*)と笑った。
ぼうやは、ケタケタ と笑っている。
既に、NO.1~NO.5は各配属先へ散っていた・・・。
-詩- 魅惑の酒 アブサン
アブサン。
きみはどうして危険扱いされているんだい?
ニホンは「合法」っていってるのに、さ。
そう、ニガヨモギの「あるこーる」だよ。
アブサン。
上に結晶を載せてさ、ジュッてする。
あの溶ける瞬間を眺めるのがすきなんだ。
詩人。アルチュール・ランボーが愛したアブサン。
絵描き。ヴィンセント・ヴァン・ゴッホも愛したアブサン。
ピカソ、も。ね。
エメラルドいろの液体。見ているだけでうっとりさ。
体まで溶かしそうな濃厚な香り。
溶けるほどにSWEET。
わすれられないよ。TASTE・・・
アブサン、買って呑んだんだ。家で。
アルチュール・ランボーになりたかったんだ。きっと、ね。
でも、
だめだね。アブサン。
雰囲気入り込まなかったよ、心に。からだに。
そうだね。
アブサンはBARで・・・。
※アブサンは日本では合法です。BARで普通に楽しめます。
http://www.xiv.com/drink/absinthe/absintheintroduct.html (←アブサンの歴史)
小説NO.43 「 七つ坊 現る 」
「サラ、あなた前、声はどこからでもとばせるっていってたわよね?
この声、何だか・・・違わない?本当にたくさん人がいるような感じ。しかもあちらこちらに・・・」
朱音は以前サラと特訓したときのことを思い出し、そう尋ねた。
「あたいのと、これは違うわ。声を飛ばしてるって感じじゃないの。
この空間自体が声の主の一部に・・・なってるみたい。」
サラは声を潜めていった。
「きみたち~?僕チャンがみえないの~?かわいそうだねぇ。゚゚・(≧д≦)・゚゚。
くらーくて、じめじめしたとこが好きなんだよネ、僕チャン。」
相変わらず声は反芻し、どこがヤツの居所なのすら分からない。
「貴様、NO.5か?」
ルースが尋ねる。目を凝らし、やつの動きを探ろうとしているようだ。
「NO.5?笑わせないでよ~。
僕チャンは、七つ坊。7がつくからって、NO.7とかでもないよ~(●´ω`●)ゞ
僕チャンは「NO.いくつ」とかつくのが嫌いなの。番号振っても意味ないでしょ?
だから、僕チャンはこうして、運悪くここへはいってきちゃった子たちを追っ払う、
そういう役目だけをひたすらやってるんだヨ。中へ通じる本当の扉を守る、門番なんだ。
僕チャンはひとりでのーんびり相手してくれる子を待つのがすきなんだ。
さっきもいったけど、「運が悪い子達」を、ネ♪
「NO.なんとか」には興味ないけど、僕チャン、相当強いからネ。覚悟してネ♪逃げちゃ、イヤ。」
寒気がした。
健司以外の皆は、言葉を失った。
シュリは自分の父親がどんどん醜くなっているのを実感していた。
(昔の父は、宮殿にはNO.1~NO.5を置いてるのみだった。研究所はあったようだが・・・。
少なくとも、こんな化け物とは関わらなかったのに・・・)
と。
健司はふぅ、っとため息をつく。
「お前さん、ひとりでのーんびりとか言いながら、実はひとりじゃねぇだろ(-。-;)
声が反芻して聞こえるのは、その分の人数がいるからだ。そうだろ?
貴様何者だよ。7つ子か?」
健司の言葉に七つ坊は舌なめずりをする。
ベロリという音が、皆に聞こえるほどであった。
つまりヤツは相当巨体だ。もしくは、舌が異様に発達しているのか・・・。
「あったまいいね!!大当たり(`∀´)!そこまで見抜く人、普通いないネ。
あんたここの世界の人間じゃないんじゃないの?
なーんか同じ臭いがするんだよネー♪」
七つ坊の言葉に健司はハッとした。
(そういえば、何十年か前、頭輪(現、死界の王)から、「相当な悪党が逃亡した」というのを聞いたな。
即、魂を浄化させようとしたが、手に負える状態ではなく、一日麻酔をかけたら・・・
その間にいなくなっていたという・・・。たしか頭が7つに分かれており、人を丸呑みにして、
その分の「気」を食い尽くすというやつだと聞いたぞ・・・。まさか?!こいつ・・・)
「お前、死界から逃亡した七つ頭の悪党だな?
しかも今は7つ頭どころか、7人に分身することも、できるようだな。」
健司には、七つ坊がどかっと座っている位置が見え始めていた。
巨体。まるで相撲取りのようながっしりした体つき。目はぎょろりとしており、短い巻き毛。
なのでそこをグッと睨みつけ、七つ坊に尋ねた。
「すごーい!拍手拍手o(〃^▽^〃)oあんたすごいネ♪
まるで死界の人間みたいだ!」
「・・・まぁ、そう言うことにしておこうか。」
健司は日本刀に手をやると、皆に「ここは自分に任せてくれ」、と告げた。
死界の人間の動き・技・弱点は、「死界の人間」で無いと把握しきれない部分があるのだ。
現にサラ、朱音、シュリには七つ坊の姿がまだ明確に見えていない。
どうやら、シュリは把握しているようだ。真っ直ぐに、七つ坊のほうを睨んでいる。
そこで健司は、シュリの耳元でコソッとある作戦を告げた。
シュリは小さく頷いた。
「俺が相手をするよ。君。同じ臭い同士、仲良くやろうぜ?」
健司は鞘から日本刀をスッと引き出すと、七つ坊に向け、フッと笑った。
「OK,OK。いいヨ。あんたの魂、食べ甲斐ありそうだもんね。
でも、あんたが負けたらそこにいるみーんな、食べちゃうからネ( ´艸`)」
いよいよだ。
いよいよ戦いは、幕を開ける・・・。
-詩- [ life is..... ]
はじめて。
って、わすれないんだ。
はじめて掘った芋。
はじめて植えた種。
はじめてのスモック。
はじめてのランドセル
はじめてしたプレゼント。
はじめての・・・恋。
はじめての制服。
はじめての受験。
はじめてのアルバイト。
はじめてした化粧。
はじめて触ったBASS。
はじめての、kiss。
流れているんだ。
8ミリカメラみたいにカタカタ音をたてて。ね。
久々に眺めてみたんだ。そしたら、ね。
不思議なもので。
嫌な記憶はCUTされていた。
はじめての苦痛。
それは言えない。言わない。
録画していなくても、頭にやきついているよ。
でも、いいんだ。
次の「はじめて」をまっているから。
waiting....
life is mistery...,isn't it?
小説NO.42 宮殿の中へ・・・
前へ・・・という気持ちはいいものの、道にはぬめった液体があちらこちらに散乱している。
「うぉ(゜д゜;)!!!」
と、滑ったのはルース。
液体に触れたらどうなるのかも分からないので、
急いでシュリが支えた。
「滑っていけばいいんじゃない?いっそ(‐^▽^‐)♪」
そういうと、サラは器用にぬめりの上を、スケートのようにしてすべり歩きしている。
「こりゃ、いいね、サラちゃん(ж>▽<)y !」
健司はノリノリでサラに続く。
朱音もシュリもルースも、最初はあきれていたが、確かにこれはいい方法だと感じたため、
気がつけば・・・結局、5人揃ってスケート状態で前進していた。
(止まるのが大変だったようだが・・・;)
そして滑ること1時間、やっとこさ門の前にたどり着いた。
「さ、扉を開けようか。」
シュリの言葉に皆ごくりとつばを飲む。
緊張が走っている。
「待て。」
健司が冷静に言った。
「この粘液、紫色な上に、臭いがきつい。素手で触れていいものかも分からない。
ちょっと試してみようか。」
そして、何本か頂戴した火の鳥のまつ毛を扉に浸る粘液目掛けて投げてみた。
じゅわぁぁぁ~・・・
という生々しい音を立て、何と、まつ毛は砂のようにハラハラと灰になってしまったのだ。
「こ、こりゃ、あぶねぇ( ̄Д ̄;;!」
焦ったルースは何か良い方法が無いか考えていた。
もちろん、他の皆も・・・。
「さっき、注意しつつ滑ってくることには問題なかった。
つまり、建物の放つ「気」とこの粘液が融合して、防衛する機能を果たしているんだ。」
シュリはこう解析した。
「じゃあ、扉ごとぶっこわしちゃえばA=´、`=)ゞ?」
のん気に健司が言う。
そんなことできるのだろうか。
「この扉と液が合わさって、おそらく生命力を持つものを溶かす機能が備わっている。
火の鳥も、まだ死界で浄化されてないだろうし、わずかにまつ毛にも生命力が残ってるんだろう。
わすれんなよ、俺は完全な死界人だ(o^-')b
ぶっ壊すってまではしなくても、素手で触って問題はねぇ。」
健司に言葉に思わず皆納得した。
少し不安はあるものの、ここは信じるしかない。
健司は両手に気を込め、丸い気の玉でグローブのように手を包み込むと、
「はいやぁっ!!!」
と、思い切り、扉に突きを入れた。
バコーン・・・
という音とともに、扉には人が通るには充分なスペースのある穴があいた。
「さ、粘液が垂れてくる前にみんな通っちまいな?」
その健司の言葉にしたがって、一同は急いで中に入り込んだ。
・・・真っ暗な空間がそこにはあった。
まるで、朱音が最初、サラと特訓したかのような暗さ。
それに湿気が加わった雰囲気・・・。
その空間の中で、突然・・・誰かの声が響いた。
「うひょひょひょひょーい:*:・( ̄∀ ̄)・:*:!き・た・ね!」
不気味なその声は反芻し、まるで輪唱しているかのように響いた。
-詩- ROCK of RAIN
瞳。とじるんだ。
hey,
ROCK OF RAINだよ!
ぽっつぽっつ・・・
タッタカ、タッタカ・・・たたた・た・た・・・
ジャァ、じゃーん。
ボツッ!
奏でてる。
叩いてる。気分、いいよ?
NATURAL ROCKだよ!
hey,
Vocalやろうか?
RAINY MORNING!
ROCK OF THE RAINY MORNING!
sex pistols, sid visious(1957-1979)
Do you like MUSIC?!
I love Rob Thomus(matchboxtwenty's Vo.)
Tell me your favorite singers or songs,Please.






