小説NO.48 「 ルースVSジャスリー、決着の時 」
(てめぇ。ゆるさねぇよ!お前の世界、お前自体、この俺の手で!
消してやる!!
NO.4だかなんだかしらねぇけどよ、関係ねぇさ!
タラタラやるの嫌いなんだろ?じゃあ、10分以内にお前を消してやるぜ!)
竜になったルースは、心でそう叫んでいた。
ジャスリーはのん気に
「あら?竜さんになれちゃうのね( ´艸`)」
などと言っていたが・・・。
ルースはブンっと首を振って気合を入れるとギラっとジャスリーを睨み、
爪を立てて彼女に飛び掛った。
大きな爪で彼女の首元を裂こうとする。ルースの腕で、激しく風を切る音が立った。
しかし・・・
「ふふんっ(^ε^)」
と、ジャスリーは鼻で笑い、指先から沢山の「粒」のようなものを発射した。
その粒は飛び掛かるルースの、体や羽に引っ付くと・・・
突然発芽し、瞬く間に、蔓性植物と生育した。
そしてその蔓は、まるでロープのように、ルースに絡み付いて、彼はがんじがらめにされてしまった。
ぐぁぉおおお!!!(くっそー・・・なんだよこれ(;´Д`)ノ!)
ルースは全力でその蔓を引き裂こうと体をよじったが、
竜の体力を持っても、その蔓は裂くことができない・・・。
「無理よ。
動けば動くほど、その子(植物)はあなたの力に反応して、あなたを締め付けるんだから。
最終的に、息が出来なくなって、あなたは死ぬの。
さ、ワタクシは帰ろうかしら~♪(*^ ・^)ノ⌒☆
あとから屍でも取りに来るわ♪そこでへたばってるオジサマも、
放っといてもお花の肥料になるだけですし♪」
ジャスリーはもがくルースに尻目に、くるりと背を向けた。
ルースは締め付けられる喉元に苦しみを感じながらも、その瞬間を見逃さなかった。
ゴワォーーーーーー・・・・ガァアアアアアーーー!!!
ルースは渾身の力をふり絞り、思い切り、炎を吐いた。
爆発が起こったのではないかと言うほどのすさまじい紫色の炎・・・。
その速さ、みなぎる「気」は、これまでのルースでは考えられないものである。
真っ直ぐに突き抜ける炎が、通路中を焼き尽くした。
これが、ルースの修行の成果だったのだ。
焼き尽くされた空間には、焦げた植物の残骸と、ライチの実のような丸い物体が落ちていた。
(これがジャスリーの魂だったのか・・・)
そのまま放置するのは危険だと感じたため、ルースはその実を竜の足で踏み潰した。
すると、ほぼ傷が回復した健司が、壁づたいにこちらへやってきた。
「潰すだけじゃ、こいつは復活する可能性がある。
今のうちに・・・天空へ送ろう。死界へ流してくれるはずだ。」
そういうと健司は両手をかざし、ブツブツと呪文を唱えた。
声がまだ腹から出ていないので、呪文までは聞き取れなかったが・・・。
途端に、その「実」(ジャスリーの魂)は、霧のように消え去った。
「これで安心だ。悪いが、回復の「気」をそそいでくれないか?ルース。
お前は本当に強くなったよ・・・」
「そんなことねぇよ(●´ω`●)ゞ」
人間の姿に戻ったルースは照れつつ、そういいながら、健司の傷を癒した。
ルースの魔術によって、健司の心身が元通りに癒えたころ、
がらがらがらがら・・・・・・
と、音を立て、通路の壁が崩れだした。
恐らく、ルースが吐いた炎の衝撃と、このスペースの主の死により、この通路の結界が
崩れ始めたのだ。
「まずい!後ろからどんどん崩れてきている!このままじゃ俺たちは潰されるぞ!走るか!
・・・お前が竜になって飛ぶには・・・ちょっと狭いからな、ここは(・・。)ゞ」
「おっちゃん、行こう!無駄話してるうちにあんな所まで崩れてきてるじゃねーか((((((ノ゚⊿゚)ノ!」
そう言うとふたりは一気に駆け出した。
NO.4、ジャスリーを倒したふたりの顔は、すがすがしさに満ちていた。
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さて、ここは3つに分かれた通路のうちの、右の通路。
シュリとサラの進んでいる道である。
「ん?どこかの通路が崩れているな。」
シュリは、そういった。音が響いてここまでも聞こえてきているのだ。
「ルース、誰かを倒したわ。臭いでわかるの。」
パートナーのサラは、鼻をひくひくさせる。
満月が間近に迫っているからか、彼女の嗅覚は既に狼なみになっているようだ。
「そうか、それはよかった(*^ー^)」
シュリは安堵して微笑んだ。
自分たちの歩む通路にも、新たな敵が迫ってきているのには、
気づかずに・・・。
小説NO.47 ~ ルースの怒り ~
さっさとケリつけさせてもたうわよ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:」
ジャスリーは不敵な笑いを浮べながら、腕を真っ直ぐこちらに伸ばした。
何がしたいのか・・・?
健司とルースがそう思った瞬間に、ジャスリーの手は太い茎のようにズワっと伸びた。
いや、むしろ茎に変化していた。
それもものすごいスピードで。
緑色をしたその腕にはトゲが密集して生えている。
名付けるならば「悪魔のバラ」といったところだろう。
ドシュっと何かに突き刺さる音がする。
ルースはジャスリーが威嚇して壁に突きでも入れたのかと思った。
「いやぁ・・・びっくりしましたよ。ね、おっちゃん(;´▽`A``
あんな技、初めてっす。見たの。」
ルースはジャスリーの冷たい視線から目をそらさぬよう、健司に話しかける。
しかし、健司の返事は、ない。
おかしい、と感じたルースは、さりげなく健司に目をやり、驚愕した。
ジャスリーの腕(トゲの生えた茎)が健司の腹をぶち抜いていたのだ・・・!
(こんな真横にいて気づかなかった。おっちゃんも声ひとつ出せなかったんだろう・・・
すげぇスピードとしなやかさだ。なんてヤツ!
それにしても、まずいぞ・・・どうにかしないと・・・。)
「おっちゃん、大丈夫か?意識あるか?!」
ルースは腹を押さえ、口から血を流してうずくまる健司をゆすった。
「あ・・・ああ。俺は、死界の人間。死ぬことは無い。安心してくれ・・・。
ただ、これは強烈だ。か・・・回復までに少し時間を要すだろう。
その間・・・ルース・・・た、たのむぞ・・・。」
健司は腹を突きぬいている「腕から変化した植物体」をざっくり切り落とした。
ジャスリーの腕は、元通りに再生した。指や肘がある、人間の腕に。
その腕には、傷ひとつなかったのが信じられない。
「任せろおっちゃん!
俺は七つ坊のときも戦ってねぇからさ、元気いっぱいさ(o^-')b!
早くなおすんだぜ?元気になってくれよ?
じゃあ、じっとしててくれ!な?」
ルースの目は炎に満ちた。紫色の、炎。
許せなかった。
仲間をこんなにした、ジャスリーのことが・・・。
ルースは気を込めて玉を作り、ジャスリーに向かって発射した。
(おっちゃんが苦しんだ痛みを、こいつもしればいい。)
そう思いながら・・・。
しかしジャスリーは予想外の行動に出た。
彼女のふくよかな胸部が、ぱっくり開いたのだ。
そこには、おおきな「口」が開いていた。
食虫植物のように粘液で糸を引くその胸部。・・・いや、「口」というべきだろうか。
その口はルースの気の玉をぱっくりと飲み込んだ。
「なかなか美味しくてよ~(´0ノ`*)オホホ」
ジャスリーの余裕さに、怒りが無性に込み上げるルース。
(こいつ、胸部に食性植物体をもってやがる・・・)
彼は全身に神経を集中させると、竜の姿に変化した。
ぐぅあぉぉぉぉぉおぉぉおお!!!!
怒りの叫び。
ルースは爪を立て、翼に紫の火花を散らしながら、ジャスリーをにらみつけた。
(焼け野原にしてやる・・・。こいつも、こいつの植物も、すべて!
消えてしまえ!)
ルース対ジャスリー。
ルースにとって、今回の旅、初めての戦いが、今、始まった・・・。
パートナー健司のため。そして仲間のために。
彼の魂は、音を立てて燃えていた・・・
小説NO.46 「NO.4 ジャスリー」
さて、こうして3つの道をそれぞれパートナーと、歩むことになった5人。
朱音は「朱鳳凰」がパートナーだと信じていた。
ひとりじゃ、ない。そう言い聞かせていた。
まずは、ルースと健司が歩んだ道、左の通路のお話。
「なんだか・・・不思議な空間っすね(・_・;)」
ルースは健司にそういった。
歩く床はくもりガラスのようで、あるくとカッ、カッと音が鳴る。
足を置いた部分は黄緑色のランプが点滅する。ホワーッと光るのだ。
もし、「色の上を歩け」と言われたのなら、「そういうシステムか」、と納得もできる。
だが、自分の足の裏に床が反応すると言うのは何だか気味が悪い。
「まぁ、ここのことはよくわからんからな。気を抜くなよ。いつ、誰が、現れるかも・・・謎なんだから。」
健司は気を張り詰めて周りをうかがう。
特に誰の気配も、ない。
黄緑色に照らされたふたりは、まるでカメラのシャッターを切られた後の様に、
まぶたの裏にぼんやり光の玉を感じていた。
不快だ。ふたりともそう感じていた。視野が狭まって困る。
段々と光は強度を増しているようにさえ感じた。
まるで目に「慣れ」を与えないかのように…。
どのくらい歩いただろう。本当に進んでいるだろうか?
一本道に感じるこの通路。
しかし少し前に、健司が後ろを見たときはもう、
通路の入り口は、まるで存在しなかったかのように姿をけしていた。
(ハズレくじか?ここは・・・。)
健司は心の中で呟いた。
ふと健司はルースのほうを見る。
思わずぎょっとした。
ルースが歩いた足跡(光を帯びた場所)から、細かな芽が生えてきている。
さっき振り返ったときはこんなものは無かった・・・。
健司は自分の足跡を確認しようとした。
・・・が、足が動かない。
足に目をやる。
何と、成長した植物が健司の足に絡み付いてきていたのだ・・・!
前に進まなくなった健司を不思議に思ったルースは健司を見た。無論言葉が出ない。
パートナーの足が植物体に喰われている。
どうしたらいいのか分からなかったが、ひとまず剣でそっと植物体を切り取ることにした。
運がいいことに、まだ成熟しきっていない茎や蔓は、なんとか取ることができた。
「すまん、助かったよ。」
健司は絡みついていた植物を振り払いながら言う。
「何なんだろう…?これから歩くにも、危険ですね(-。-;)」
ルースは腕組して先が見えない通路の先を眺めた。
「やめてよ~。ワタクシのかわいい植物ちゃんをいじめるのは┐( ̄ヘ ̄)┌」
床の下から声がする。大人の女性の声。一体どこに?!
健司は床に気配を感じ、下に目をやってぎょっとした。
すりガラスの一部がくもりを消し、透明になっている。
そしてそこからは、金髪でロングヘアーの美人な女性が顔を覗かせ、
こちらに向かって、ウインクしているではないか!
「ベッピンさんだなー( ̄ー☆」
ルースはガラス越しの女性にうっとり。
(馬鹿かこいつ・・・。)
健司はそう感じたが、即座に突っ込みを入れた。
「おまえなぁ!敵に決まってるだろ!ふざけるな!」
ルースはそれにハッとし、
「すまねぇ;」といって気持ちを切りかえた様子だった。
「ワタクシは、ジャスリーよ。お花をこよなく愛す女(^ε^)♪」
そう言うとジャスリーはガラスをすり抜けて健司・ルースと同じ通路にひょいっと現れた。
胸の大きく開いた黒の革ジャンに真っ赤なミニスカート。そしてハイヒールのブーツ。
手に植物の蔓を巻きつけている様はまるでSMの女王様のようにも見える・・・(;´▽`A``
「お前は、何者だよ。七つ坊と同じ系統か?」
ルースがドスを効かせて尋ねる。
するとジャスリーは答えた。
「やっだぁ!!あんなクソと一緒にしないで頂戴!
ワタクシは王様からNO.4の名を貰いし者なのよ!」
「な、何だって?!」
(ついに現れたか。NO.のつく者が…)
健司もルースも息を呑んで構えた。
「ワタクシに会ったってこと。どういうことか分かってるかしら?
ワタクシのお花の餌になってもらうってことよ!いいわね!」
NO.を持つ者。
最初に現れたのは、美貌のトゲを持つ女、ジャスリーだった・・・。
NO.を持つものとの決戦が・・・ついに・・・始まる。
-詩- 「 香 水 」
imageされた小瓶。艶やかな。
あなたは人を選ぶ。
似合う人が自分を。手に取るよう。
魔法をかけて・・・
香り立つ。PURFUM。
風が寄る。首筋を駆け抜けて。そそられたの?
変化するんだ。
人の数だけ。香りが。romantic.だよ。
最高の、スタイリスト。それはあなたかも、しれないね。
EAU DE TOILETTE。
ほのかに。
引き立てる。sexy ....
最高のspray
魔法のEAU DE TOILETTE
purfum, sweety
pufurm, spicy
purfum, fruity
purfum, sexy
今日はどう引き立ててくれるんだろう?
わくわく、するよ。
come on?
-詩- [ like a snow ] まっしろに、なりたい。
知らないことが、多すぎる。
知りたくても、人生には期限がある、からね。lonliness...
しりたくて。
しりたくて。
どうでもいいことも知りたかったあのころ。
でも、今。思うんだ。
知らなくて。すむなら。
知らなくて・・・いいことなら。
それは・・・
知らないままで、いいかもしれない。ってね。
それでしあわせなら・・・。
ずっと真っ白でいられる。
知ったら傷ができるよ。
色に染まるよ。
でも。 実は。
素直に。こころを、開けてみると・・・
そうやって。
世界から、逃げてみたいのかも。しれないな。ってそう思う。
「BYE, ゲンジツ!」
ってさ。いうの。
COOLに言えたら。いいのに。
真っ白でいられたら、どんなにいいか。
like a winter snow
snow
Snowy.....
White.






