秋の森篇 あとがき
「秋の森」の設定は、ずっと秋であるという設定を基に始まっている。
ずっと夏や冬の気候はある。ずっと春もないが、どこか温暖な気候をイメージさせる。ずっと秋というイメージはもっとも現実からかけ離れている。そこに秋の森の設定が生まれた。
永遠に続く。そういったイメージが落ち葉にはある。葉が散り、葉が腐り、土になる。その循環が秋の森の基本となっている。葉が生まれるイメージはないが、どこかで葉は育っている。だから葉が散っている。同時に花は咲かない。つまり生まれない。花もなければ実もできない。そこに秋の森の世界観が生まれる。
生まれない世界に人が迷い込む。生まれずにただ続く。生まれないと何もなくなってしまうから、迷い込んだ者だけが森には入り込む。木々もまた秋の森に迷い込んだ木なのである。
生まれない世界で死ばかりが多ければ、少しずつ森は衰退してしまう。だから秋の森の世界では死も許されていない。木々を殺す木はなく、人を殺す人は排除される。
秋の森の世界は一定である事を好んでいる。
結果からすると秋の森の世界ではただ生かされるだけとなる。
その時、人が求めるものが何なのか、というのがこの物語の焦点となる。僕なりの結論としては、生命の根本はやはり自らの命を未来に繋げたいと望むだろう、という事に達した。愛しい人と巡り合い、愛を育み、家族を作る。それは極めて根本的な人間の望みだろう。
当然の事といえば当然の事だけど、複雑な現代社会ではその根本が極めて見えにくくなっている。愛しい人に巡り合えなくても、愛し合う事がなくても、家族ができなくても、僕らはそれなりに満足した人生を送る事もできる。性の関係においても揺らいでいる。根本の揺らいだ世界の中で僕らは擬似的な満足を得て、生きているような気がする。現代で見えにくくなったものを秋の森ではっきりと現せた気がする。
揮宇と果実の関係は極めて理想的な形態である。両思いとなれる相手に巡り合える事は極めて理想だ。理想の形を描いたのは、ただそう描きたかったからだ。僕は物語を比較的こうあってほしいという方へと走らせる。それはただの僕の望みである。
秋の森に出てくる脇役は3人のみである。始めの人と、仙人と、高西。秋の森の案内役として始めの人がいて、秋の森の世界のイメージを膨らませる仙人がいる。高西は揮宇と反対に上手くいかない存在である。高西という存在の方が遥かに現実的で、人間くさい。基本、秋の森に迷い込む人間には繊細で気弱な一面を持っている。高西もそういった要素を含んでいた。
秋の森の物語はもともとあまり完成された物語ではなかった。ただその世界があって、仙人がいるイメージでしかなかった。永遠に続く秋のイメージが生と死のない世界を生み、やがてそこに生のない虚しさを生み出した。
秋の森には失う事のない安定もあるけど、僕の思いとしては生み出すことのない虚しさの方が遥かに強く感じられた。秋の森で、多くの人は死のない安心よりも、生み出すことのできない虚しさを感じるのではないだろうか?秋の森を通して、僕はそんな思いを揮宇という主人公を通して描いてみた。
人それぞれ感じ方、考え方は違うだろうが、作者こころもりょうちとしてはそんな視点で描いた作品が「秋の森」である。
物語は「雨に沈む町」へと続く。
秋の森 15.森が嫌う事
果実(かみ)は暗闇の中で優しい笑みを浮かべていた。
その瞳は輝いていた。そして彼女自身の体も少しだけ輝いているように、揮宇(きう)には見えた。
「出逢えてよかったね」
と、果実は声に出して言った。透き通った声だった。
「叫んでよかったね。
淋しい、淋しいって叫んでいたね。
ずっとわたしはあなたが来るのを森の中で待っていた。
あなたはわたしに大きな幸せを感じさせてくれた。
ずっとこのままの幸せを感じていたい。
でも、わたしは女で、あなたが男で、その事がとても大切な事だと気づいたの」
果実の言葉を揮宇は少し離れた場所で聞いていた。
微妙な距離が二人の間にはまだあった。
「僕が男で、君が女、僕だって感じている。だからその事を意識する。
僕は僕が男である事で、君が女である事で、僕は君を失いたくないし、
僕は僕が男である事を、君が女である事を、失ってほしくはない」
揮宇はどこからともなく生まれた言葉を口から出していた。
自分の台詞じゃないように揮宇は感じていた。
「わたしはこの世界から消されても構わない。
もし死んでしまっても、一生に一度でいいからあなたと愛し合いたい」
揮宇はその言葉を聞いて果実に歩み寄る。
秋の森はざわめいていた。地に埋める葉さえ、命を持って踊っているようだった。
木々はいつになく赤い葉を振り落としていた。揮宇と果実のいる場所に、二人だけの空間を作ってあげているかのように。
「僕も望んでいた。果実と一緒になりたいと望んでいたところだよ」
葉葉は二人の空間を巡る。風は二人の周りを渦巻いていた。
衣を剥いで、人には男と女があるってはっきりさせた。
生まれてきて、死んでゆく。
死ぬまでに愛し合い、子をもたらす。
その子もまた同じように、生まれ、死んでゆく。
だからただの一度でも愛を望み、子を欲するのだよ。
当り前の幸せを感じるために、男と女は一緒になるのだよ。
ただ死を待っているのは恐いから、幸せを感じたい。
包まれた葉の内で二人きり、誰にも見えない場所で二人は裸体になった。
常識なんて要らないよ。
二人は下手でもありのままに、ただ望むままに、欲するままに、その体と体を重ね合わせる。
心臓が破裂してしまいそうだった。これほどの望み叶えた事を感じた事はなかった。だから二人は大きく声を上げて感じ合った。触れ合う全てに感じ合い、二人はどこまでもどこまでもいってしまいそうになった。
愛し合う二人の体はいつしか光に包まれていた。
それは生まれたいと願う子の魂、いくつもの魂が二人のうまく行く事を願い、天でその時を待ち望んでいた。
木々はさらにざわめきを増し、赤い葉ばかりを地表に降らせていた。
二人の愛に乗じたように、全ての葉が真っ赤に染まっていた。
赤い葉のじゅうたんの上で、二人は魂の望み叶う場所へと突き進んでいた。
望みを止める事はもう誰にもできなかった。
もう止める事はできなかった。
「いくね」
と、揮宇は言った。
「うん」
と、果実は答えた。
光は揺れた。
瞬間に闇は外から徐々に光を消し去り、赤き葉は黒ずみ、光の中に包まれていた二人はその光と共に、闇に消されていった。
揮宇と果実は秋の森から排除された。
どこへ行ったかはわからない。
森は二人の事など気にも留めず、またひっそりと静まり返った。
もう揮宇と果実の姿は森のどこにも見当たらなくなっていた。
秋の森はまたいつもの営みを続けるだけだった。
秋の森 END。
秋の森 14.男と女
そしてわたしはより揮宇(きう)を求めるようになった。
秋の森には飽きてしまったのかもしれない。揮宇の瞳を見つめる事が好きだ。
わたしは揮宇にドキドキしていた。いつも一緒にいるのに、こんなに傍にいるのに。
でも、求めてしまったら、この生活はきっと終ってしまう。
このままでよくはない。揮宇の柔らかい雰囲気が好きだ。
抱きしめたい。そして抱きしめてほしい。
きっと、揮宇はそんなわたしの気持ちに気づいてくれてはいないんじゃないかな?
そう、果実(かみ)は思う。
君の香りが鼻孔をくすぐる。変に欲してしまう。
こんな気持ちは初めてだ。こんな風に女の子を女の子として感じた事は今まで一度もなかった。
僕はどうしていいかわからない。
こんなふうに僕の中に欲望があるとは知らなかった。
君が欲しい。君に触れたい。今、この夢のような現実で、果実をしっかり感じている。
揮宇もまたそう思っている。
今となっては一人になってしまった高西だって、本当は眠ってはいなかった。
本当は果実を抱きたいと思っていた。
もう年齢的には合っていないけど、とても悲しいけど、望みはそこにあった。
揮宇と果実にとって自分が邪魔な存在である事はしっかり気づいていたんだ。
それでも出逢いの瞬間に、奪えるならその可能性がないか、探っていたんだ。
揮宇と果実が去っていった。
こんな悲しい目に合わせれて、もう二人には会いたくないと感じている。
本当に恋愛もできない人間になってしまう前に自分に合った女性に出逢いたい。
「きっとこの森のどこかにいるはずさ」
高西はそう自分に言い聞かせて、新しい一人きりの生活を始める。
秋の森は個々の空間を作ってゆく。葉に隠された森のあちこちで様々な人が暮らしている。
誰もが何かを目指し、生きている。自分の中にある飽くなき探究心を満たそうとしている。
秋の森は何も言わない。ずっと葉を散らせるばかりだ。
揮宇は果実の傍にいる。
二人の生活がまた数日過ぎた。
眠ってばかりの二人は、前よりずっと愛し合う気持ちが育っていた。
欲する気持ちに触れないように、二人は他愛ない話をしていたけど、
気持ちは少しずつ現れてしまう。
「子供なんてできなければいいのに。
どうして人は恋をし、愛し合い、子ができるのだろう。
子供は別のところから生まれてきて、男と女の愛には関係なければいいのに。
そうしたら、僕はこの森で性を考える必要はないのに。
子供作るって何だろう?愛し合うって何だろう?」
揮宇は果実に触れたい気持ちに誘われる。揮宇は男を捨てられない。
「愛されたくて、愛したくて、女と男がいる。抱き合いたいよね。
ずっと感じてしまう。触れてはいけない。
でもわたしもずっと感じているよ。ずっと欲しいと思っている。
忘れたいけど、忘れられない」
果実は心の声で話していた。
落ち葉に寝転がる二人は手を伸ばせば触れ合える位置にいる。
互いは互いを感じ合っている。
とても温まっていた。互いの中の熱が生まれていた。
「人って何だろう?何のために生まれてくるんだろう?
わたしはどこから生まれてきた?
愛されあった中から生まれてきたはず。
その愛に生まれた子供。
本当は知らない。愛されていなかったのかな?
わたしは愛したいのかな?私も子供を愛したいのかな?」
「君と僕の子供について考える。
愛しき人、君の子を思えば、きっと嬉しいだろう」
「そう、揮宇の子はきっととても愛せるよ」
揮宇は立ち上がった。
「どうしたの?」
「ちょっとね」
用を足すように、揮宇は立ち上がり、木の囲まれた陰に葉っぱを踏みながら遠ざかってゆく。
揮宇は木陰に隠れて、抑えられない性への思いを消化する。
「何をやっているんだ」と思う。揮宇は果実の女性らしい肉体が欲しくて仕方ない。
果実の裸が見たくてしょうがない。傍にいるとその気持ちが増してゆく。
一人になった果実は心の内にある想いと話し合っていた。
わたしは子を産み、育てるために生まれてきたのかもしれない。
好きな人に出逢い、愛し合い、その子を産む。
あなたと二人でいる事も幸せだけど、わたしはその先を求めてしまう。
当り前の幸せが今のままだと壊れてしまう。
死んでしまってもいいでしょう。
わたしに生きる意味がないのなら。
わたしはあなたと愛し合いたい。
秋の森には風が吹いていた。少しずつ夜の闇が迫っていた。
葉葉は彩を失い、影を強めていた。木々も眠りに付こうとしてる。
秋の森 13.三人の生活
三人いると、人目が気になる。
だから果実(かみ)は黙っている。
「君は僕にしか話さないね。それはどうしてかな?」
と、揮宇(きう)は果実に耳元で尋ねる。
果実は横に首を振った。
三人で寝るとき、果実はいつも起きていて、だから揮宇も果実を気にしていた。
高西は何も知らない。
揮宇と果実は一〇程度の朝夕を高西と共に、温泉の傍で過ごした。
温泉に揮宇と果実が入ったのは最初の日だけだった。
後は遠ざからず近づかずに温泉の周りを散策していた。
森はいつもと変わらない。カサカサ音を奏でて落ち葉を蹴散らした。空から降り落ちる落ち葉を手で掴み、また落ち葉の上にゴロリと横になった。天気のいい日が続いた。毎日よく晴れていた。木漏れ日の具合も綺麗な光の筋を作っていていつもより美しかった。
揮宇らはそうして何もない日々を過ごした。
話す事はほとんどなかった。高西は温泉に入っては転がり、「うわあああ」だの「あはあ~」だの声を上げていた。
二人の時、いつも揮宇と果実は会話をしていたけど、その会話もこの日々ではなかった。
いつも何気ない会話だったのに、それがないのが揮宇には寂しい。
「綺麗だね」とか「温かいね」とか「明るいね」とか、ただそんな形容詞だけの会話だけど、それがいつも二人の心を明るくしていた。
そんな会話のない沈黙の日々を揮宇はありありと感じている。
だから、揮宇は果実の服の袖を掴んだ。
そして高西が温泉に入っている隙に、遠くへ走り去った。
逃げる必要はない。逃げる必要もないのだけれど、走り逃げたかった。二人でどこまでも逃げたかった。走ることが楽しくて、なぜか楽しくて、揮宇と果実は笑みを浮かべていた。
揮宇は高西が悪い人でない事を理解はしていた。悪い人ではないけれど、揮宇は果実と二人がよかった。果実もまた同じ答えだった。
「ずっと君の声が減っていた。だから僕は高西から離れようと思った。
悪い人ではなかった。
それでも君は何かをされるんじゃないかと恐れていたのかな?」
「嬉しかった。わたしと二人になってくれたね。
わたしはやっぱし揮宇と二人でいたい」
「世界はとても広いんだよ。
高西に限らず、どこかに人はいる。僕だけである理由なんてあるのかな?」
「揮宇はわたしと二人じゃ嫌だった?誰かと一緒にいたい?」
揮宇は大きな笑みを作る。そしてそっと否定する。
「果実と一緒にいられればそれでいい。
ただ君といられることが当り前になっていた。
自然と君と一緒にいられた。
僕は君になごむけど、それが僕の身勝手な思いである気もする」
「揮宇は不思議な人だね。
どこまでもわからない。
わたしはあなたがわからない。突然いなくなってしまう気もするよ」
「それは僕も同じ思いだよ。ふと現れた君が、ふと消えてしまう事も思っているよ」
「わたしは揮宇だから会ったのに、そんな事はしない。
あなたは偶然わたしが呼んだから、わたしに付いて来た。
でもきっとわたしじゃない人でもいいんだよね」
「そんな事はないよ」
「ありがとう。そう言ってくれて嬉しいけど、わたしはね、本当はわからないの」
「僕もわからない。
ただ、広い世界は要らないね。君といつまでも一緒にいられればそれでいい。
僕はいつまでも君と二人でいたい。
それが今言える僕の答えだよ」
果実は揮宇のその言葉にそっと頷いて見せた。
また二人の日々に戻った。
何もない当り前の毎日。
川の流れる音がして、二人はそこに落ち着いた。
冷たい水で喉を潤し、微笑んだ。
深い想い、不安な感情は忘れよう。今は二人でいられる事が何よりもとても大切な事だから、今はそれだけを考えよう。
秋の森 12.温泉の話
変な人に会った。
「あなたは誰ですか?」
と、揮宇(きう)が尋ねる。
「やあ、僕、高西」
と、高西は答えた。
続く一日の始まりだ。
ピッチョン、ポッチャン、雨が降る。ガマガエルも現れるかな?
いいえ、森には人と木しかいません。
秋の森には他の動物はいません。人に与えられた世界です。
獣はいない。生きるのは人と木のみ。
「温泉を探していたんだ」
と、高西は言った。
「温泉がある。体の疲れは取れるし、心は安らぐ。一緒に温泉へ行かないか?」
「でも、僕は疲れてもいないし、特に気分が悪いとかいう事もありません」
と、揮宇は答える。
事実、揮宇は果実(かみ)との生活に満たされている。
「まあ、いいから一緒においで」
果実は少し離れた所からおとなしく二人の会話を聞いていた。
「ねえ、一緒に行こうよ!」
と、高西は果実に尋ねた。
果実はこくりと頷いた。
だから揮宇も頷いた。
温泉探しの旅ぃ~は三日続いた。
高西テンション高いし、付いてゆけない。
小枝を振り回し、訳のわからないハイキングソングを歌う。
30過ぎのおっさんである。
高西笑顔、揮宇、苦々しく笑い、つまり苦笑いぃ~なり~。
そして、温泉に着いた。
これ、混浴ぅ~、なんて期待する、揮宇ぅ~。
元気ぃ~になっています。湯気が立ち込めている。
まずは手をちょっと。
「あったけえ~」と、揮宇。
「最高だね」と、果実が微笑んだ。
「最高よお」と、高西が言う。
適温に、土の中から湧き出ている。
揮宇たちはいつも水を大切に、川の傍で暮らしていた。
長い長い、果実と揮宇の暮らしだった。きっと3ヶ月は暮らしていただろう。
森にはたくさんの湧き水があった。だから時々二人は移動した。
水のある傍に、移動しながら二人は暮らしていた。
でも温かいお湯が出るのは始めてみた。
湧き上がる温水は岩肌を流れ、ちょうど岩に囲まれた場所に流れ込んでいた。
でもたくさんの葉に埋まっていて、そこに溜まっているお湯は見られない。
でもお湯はそこに溜まっている。落ち葉に浸透している。
高西は落ち葉をかき分け、そこにスペースを作る。
「さあさあ、ではまず我から」
と、高西は言う。
いきなり裸になって、果実は逃げて、高西は一人お風呂に入り込んだ。
「ああ、いいなああ」
揮宇はただ待っている。
やがて高西上がって、揮宇が入る。
ものすごく久々に、裸になった。森のルールで体は汚れないから、ホントは体を洗う必要なんてないんだけど、体を温めたいから、お風呂に入った。
「あったけえええ」
久しぶりの自分の裸、でもどこも変化は見られない。ちんちんだってちゃんと付いている。
肌寒かった体がきゅっと温まる。
果実は少し離れた場所で、静かな時を送る。
昔と変わらない一人の時間で一人夢を見て待っている。
高西は葉に包まり、くるくるして濡れた肌を乾かす。
それから服を着る。
揮宇も温まったので、同じように、落ち葉でクルクルして、体を拭いた。
そして服を着て、果実の元へ。
「すっごく安らぐよ。入ればいい」
「うん」
そして果実もお風呂へ。
服を脱いで、ゆるりゆるりとお湯の中へ、ゆったりのんびりの時間を過ごす。
満足だった。
そして果実もお風呂から出て、葉っぱでくるりくるりと包み込んだ。
服を着る。
体はポッカポッカだ。
どこかにあったもやもやも吹き飛んだ。
「な、いいだろう?」
と高西は二人に尋ね、
二人は首を縦に何度も振った。
なぞのおっさん高西は怪しかったけど、意外といい人だった。