GT-R、RC-F、S660、BRZ…鈴鹿1000㌔展示車編
スーパーGT第5戦・鈴鹿1000㌔のGPスクエアには、多くの車が展示されていた。
お客さんに直接訴える市販車が多く、レースカーは意外に少なかった。特にホンダは全く無かった。
現役に一番近い昨年型MOTUL AUTECH GT-R。
鈴鹿サーキットのピットビル・サロン等で展示されているコンドー・レーシングの旧レギュレーションGT-R。
アドバン・ブースに展示。
NISMOブースに展示されていた市販車のGT-R。
レクサスRC-F GT3のハリボテ展示車。レクサス・ブースにて。
実戦に登場しているSYNTIUM LMcorsa RC F GT3とは多少形状が異なる。

レクサスRC-F。
スーパーカー色が強いレクサスLF A。
ホンダ・ブースには市販車しか展示されていなかった。
オートバックス・ブースでは今でも現役展示されているARTAガライヤ。

鈴鹿サーキットのマーシャルカーだったNSXの車体に「ホンダ応援メッセージ」を書き込むというコチラレーシングの企画。
後で消せるのだろうが“廃車直前の車”みたいで悲しかった。
スーパーカーとクラシックカーが葛城山麓を走る NCCRラリー葛城
今年も秋の交通安全週間に合わせて奈良県・葛城市にある屋敷山公園をスタート&フィニッシュ地点としてニッポン・クラシック・カー・ラリー(NCCR)葛城が開催された。
例年に比べて参加台数が少ないように思える。F1日本GPと観戦に行っているせいだろうか? 特にクラシックカーはF1ドライバーズ・パレードに呼ばれているかもしれない。
ドルフィンも金がかかる割に今年は面白くないF1よりは、近場で無料で見られるクラシックカー・ラリーを観に来たのだ。

屋敷山公園駐車場にはクラシックカーからスーパーカーまで40数台の参加車両が集結した。
天候は曇り。暑くもなく寒くもない絶好の気候。オープンカーが多いので、心地良い風を受けてラリーができることだろう。
毎年恒例行事とあって近隣からギャラリーも集まってくる。
奈良県警のブースではパトカーと白バイが展示。お子様は警官服のコスプレをして乗車体験ができる。
ウォーキング時に使用する反射材やキーホルダーも配られていた。
葛城市からはペットボトルのお茶やスポーツドリンクがギャラリーに振る舞われた。なんという大盤振る舞い。
今年は“リアル蓮花ちゃん”は来られていなかった。
葛城市のキャラクターの蓮花ちゃんは、終盤のチェックポイントである高田警察署からクラシックカー
に乗り込むそうだ。
会場に置かれていたガルフのデカールがボンネットに貼られたカレラGTS。
参加車両よりも一足先に出発。
TV密着取材後に優勝 team TSUCHIYA スーパーGT鈴鹿1000㌔ 22位~
この時期、F1日本GPネタが多いので、観戦に行っていないドルフィンは置いてけぼり。
ならば―と、未だに夏の鈴鹿1000㌔ネタで引っ張るのだったった。
TV『 GTプラス』の鈴鹿1000㌔編で密着取材を受けていたVivaC team TSUCHIYA。
鈴鹿1000㌔決勝ではトラブルが出てしまったが、問題を解決するために走りづ付けた姿が映し出されていた。
チームの努力が実り、次戦の菅生でGT300クラス優勝を果たした。
team TSUCHIYAの密着取材を敢行したTV番組製作側の先見の明も素晴らしい。
GT300
23位
VivaC 86 MC 土屋武士/松井孝允/谷川達也組
22位
PACIFIC マクラーレン with μ's 白坂卓也/阪口良平/山脇大輔組
ラブライブのファンも応援する中、レース終盤のトラブルでピットでレース終了を迎えた。周回数クリアで完走扱い。
一時期はかなりの台数があったスーパーGTの痛車だが、ここにきて鎮静化。痛車ブームも終焉か?
24位
クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 青木孝行/山西康司/黒田吉隆組
SKT EXE SLS 加納政樹/ナニン・インドラ・パユーング/安岡秀徒組


マッハ車検 with いらこん 86c-west 玉中哲二/密山祥吾組

マルティニ・ロータス80は“腹”が大事 スパーク1/43
'78年にチャンピオンを獲得したJPSロータス79の後を継ぎ、究極のウイングカーを目指したマルティニ・ロータス80。
突き詰め過ぎてセッティングが難しいマシンとなってしまい“失敗作の烙印”を押されてしまった。
例え失敗作であっても、ドルフィンはグラウンドエフェクトを突き詰めたロータス80が好きだ。
スパークから1/43ミニカーの発売アナウンスがあった時から予約注文していた。
ミニカーが届いてすぐに行ったのは―
ロータス80の“腹”を見ることだった。
ふだんドルフィンはミニカーを台座から外す事など滅多にしない。
だが、ロータス80に限っては「雑誌に掲載されていた構造図通りの作りになっているか」「絵ではなく、三次元で見たい」―という気持ちが強かった。
薄地のゴム手袋をはめてミニカーを台座から外す。
ロータス80の裏側は、果たして構造図どおりの作りになっていた。感激だなぁ(加山雄三調で)。
リアウイングまで一体化しているエアトンネル。ウイング翼端板の下までスカートで固めている
この時代に底部までフルカウリングして脇をスカートでガッチガチに固めているマシンなど、ブラバムBT46Bファンカーくらいだろう。
あ、先日「ドルフィンの変わりF1好きはロータス80から」と書いたが、先にブラバムBT46Bがあったか!
ウイング構造のための底部カウリングから伸びたサスペンションの感じもイイ。
サイドポンツーンだけで終わっていた底部ウイング構造を、ロータス80ではマシン最後部まで伸ばしている。
そしてノーズも―

幅広いノーズの下もウイング構造に
先端が細くなっている通常ウイングカーと異なり、ロータス80のノーズは異様に幅広い。これはノーズ底部もウイング構造にしてダウンフォースを得る仕組みになっているからだ。
裏返すと、ノーズ底部から跳ねあがってフラップを得てエアがマシン上部に逃げる構造が良く分かる。
ロータス80発表会では左右のウイングは無かった。フラップだけでダウンフォースの調整をしようと考えていたからだ。だがそれは予定通りに働かなかった。
現在のLMPカーやスーパーGTのマシンなどは、ノーズ下部から空気を取り入れてウイング構造を得てマシン上部あるいはフロントタイヤ後部にエアを逃がしてダウンフォースを得ている。
基本的にはロータス80のノーズ構造と似ている。
マリオが乗ってます
ロータス78、90のミニカーは持っているが、マリオ・アンドレッティ選手のフィギャが乗っているミニカーは初めて。
JPSだったヘルメットの文字もマルティニに変わっている。レーシングスーツのマルティニカラーが細かい。
ロニーも乗ってます
'78年シーズン末、イタリアGPの事故で他界したロータスのドライバーだったロニー・ピーターソン選手。
彼も生きていたら乗っていたかもしれないロータス80。ロニー選手のトレードマークをマシンに描き込むとはロータスも粋なことをしていますな。
ロータス79の大活躍により、マルティニ、エセックス、チソットと大スポンサーが付き、潤った財力を投じて作り上げたロータス80。モノコックだけはロータス81に流用されたとか。
現在でも2台現存するらしいので、是非とも見てみたいものだ。
まだまだスーパーGT鈴鹿1000㌔ GT300 14位~21位
2015年のスーパーGTシリーズも第6戦・菅生が終了。残り2戦となった。
しかし、まだまだ第5戦・鈴鹿1000㌔の総覧は終わらず。
GT300
14位
B-MAX NDDP GT-R 星野一樹/高星明誠/ウォルフガング・ライプ組

NISMO直下のGT300チームのNDDP RACING。監督は長谷見昌弘氏だ。
GT500のMOTUL AUTECH GT-Rと同様のガンメタと、市販車NISMO GT-Rをイメージさせるエアロの赤ラインによって締まりが出てカッコイイ。
鈴鹿タイヤテストの時に姿はお見かけしていたものの、チャンスに恵まれなかった。

15位
DIJON Racing GT-R 高森博士/田中勝輝/柴田優作組

今年は痛車ではなく、エンドレスの豹になっていた。
しかし、ピンクのGT-Rは色合いだけで目立っている。
17位
Racing Tech Audi R8 クリスチャン・マメロウ/細川慎弥/加藤正将組
写真が撮れていなかった。「全車総覧」ここに潰える。
18位
あれだけ多かったポルシェ・ユーザーも激減。今年はTeam KTRのみになってしまった。
19位
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 飯田章/吉本大樹/ドミニク・ファーンバッハー組

20位
Rn-SPORTS GAINER SLS 植田正幸/鶴田和弥/池上真組
土曜日のフリー走行ではコースアウトする場面も
21位
UPGARAGE BANDOH 86 中山 友貴/マルコ・アスマー/ニック・キャシディ組
エブロ1/43 MOTUL AUTECH GT-R チャンピオンパッケージが届いた
予約を入れていたエブロ1/43ミニカー、MOTUL AUTECH GT-R 2014チャンピオンパッケージが届いた。先日、ロータス80のミニカーを購入したばかりだが、コチラは信用できるショップで先払いしていたので連続出費は避けることができた。
スーパーGTが共通シャシーの新レギュレーションとなってから初めてのミニカー入手になる。
せっかくミニカーを買うのだから自分が観戦に行ったレースの仕様車か、チャンピオンパッケージがいい。
GT-Rは人気があるのでシーズン仕様は早々に売り切れていたので、チャンピオンパッケージの発売を心待ちにしていた。
鈴鹿1000㌔で展示されていたMOTUL AUTECH GT-R
今年の鈴鹿1000㌔の際、NISMOブースで展示されていたGT-Rを間近で見ることができた。
車体は赤塗りのベースにガンメタ部分はカッティングシート貼りだった。曲面はおろか、フィンの一つ一つまで綺麗に貼っている。この貼り込み技術は凄い!
手間がかかりそうに思えるのだが、塗装するより安上がりなのだろうか?
「チャンピオンパッケージ」と謳うだけあってミニカーケースが入る“パッケージ”部分が通常品とは異なる。
松田選手とロニー選手が表彰台で喜んでいる写真は、ケースパッケージの“内側”にプリントされている。ケースの中に入るカード式ではない。
シルバーの台座には2選手のサインがプリントされたパネルが入る。ケースにサインがプリントされている仕様よりこの方が嬉しい。ケースには実際にお会いしてサインを入れて頂きたいからだ。
ミニカー&レースファンの心情を汲み取った作りになっている。
鈴鹿タイヤテストの時に発売されていればサインを入れて頂くのに好都合だったのだが…。来年のお楽しみにしておこう。
柿本総監督とのトークショーで緊張気味の佐々木選手 鈴鹿1000㌔GT500 12位~
鈴鹿1000㌔GT500クラス総覧もこれが最後。
GT500
12位
ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT 小暮卓史/オリバー・ターベイ組

スタート後に雨の中でガンガン追い越しを掛けた小暮選手。目が覚めた獅子というべきか、本領発揮の走りだった。
戦略ミスが痛かった。
13位
D'station ADVAN GT-R 佐々木大樹/ミハエル・クルム組
クルム伊達公子選手にもお会いしたいのだが、日本でダンナの応援に来る事はないのだろか?


佐々木大樹選手とサイン
トークショー後、佐々木選手に初めてサインを頂いた。
日産総監督・柿元邦彦氏とのトークショーで緊張気味の佐々木選手
「優勝した事で近藤監督との距離が縮まりました」と佐々木選手。
ENEOS SUSTINA RC F 大嶋和也/国本雄資組
KEIHIN NSX CONCEPT-GT 塚越広大/武藤英紀組
トヨタWTCキャラバントレーラー TS040 HYBRIDと東大阪レイブロス感謝祭
WEC 富士6時間レースに向けてトヨタTS040 HYBRIDを乗せたWECキャラバントレーラーが再始動。全国を回っている。
土曜日、日曜日と東大阪にあるレイブロスの大感謝祭にキャラバントレーラーがやってくると知って見に行った。
レイブロスの駐車場にはキャラバントレーラーとカローラアクシオGT300、レイズのホイールが展示
ル・マン24時間に向けたキャラバンでは、大阪へは「大阪駅周辺」だったので見られなかった。
鈴鹿1000㌔開催時の土曜日に鈴鹿イオンにやって来ていて、帰りに偶然和歌山に向けて出発したキャラバントレーラーを目撃した。
じっくり見たかったので絶好のチャンスだ。
鈴鹿で目撃・撮影した時と同じ角度でトレーラーを撮影
トレーラーの周囲にはキャラバンのスタッフ数名がいて、見に来た方に話しかけて詳しい説明をしてくれていた。ドルフィンもマシン解説を受けたり、色々と話をさせてもらったりして楽しい時間を過ごした。
運転交代要員も含めて2名くらいで回っているのかと思っていたが、意外にスタッフの人数は多かった。
キャラバンのスケジュールを見ると、全国をきれいに順を追って回っているのではなく、あっちこっち移動しているので、複数台で移動しているのだろうか? とも思っていたが1台で回っているとのこと。
スケジュールに記載されていない日は関連メーカーを訪問しているとか。
「大阪を終わるとWEC富士に向けてスケジュールがタイトなんですよ」と話されていた。
トヨタTS040 HYBRID(2014年型)

「昔のGr.Cカーに比べて近年のプロトカーはゴチャゴチャしていてイマイチ…」と思っていたが、実際に見るとカッコイイ!
昨年のル・マンで中嶋一貴選手がポールポジションを獲得したマシンのミニカーは即完売してしまい入手できなかった。
今回の富士で優勝したら今度こそミニカー買ってしまおうか。
スタッフの方の話によるとP1クラスに参戦している4メーカー、それぞれパワーユニットの機構が異なっていて、音も完全に異なっているのが分かるそうだ。
今のF1より音はいいそうだ。走っているところ見たいものだ。鈴鹿で走らせてくれないだろうか?
現在のWECはパワーユニットのハイブリッド技術開発競争も面白そうだ。
トレーラーの上に置かれているので、マシン下側も覗き込める
間近で見ると、フロント下部から取り込んだ空気をベンチュリー効果でダウンフォースを得てフロントタイヤ後方のアウトレットから排出。残ったエアはマシン底部を抜けてディフューザーから後方へ排出してダウンフォースを得ている形状が良く分かる。

フロントタイヤハウス上がカットされて穴があいているとは!
展示されているTS040はロードラッグ仕様で、ノーズ周りもスッキリした形状になっているとか。
ウインドウは濃いスモークフィルムが貼られていて、光の加減で薄っすらとステアリングがあるのが見えるくらい。
ドアを開けてくれたり、フロントカウルを外してくれたりしたらもっと楽しいのだが…(←ぜいたく)。
履いているホイールを作っているRAYSはレイブロスの斜め前に工場があった。
東大阪の工場地帯にあるので、別斜め向かいにはヘルメットのKABUTOの工場があったりする。

GT300に参戦していたカローラアクシオも展示
レイブロスショップ前にはデモカーも展示されていた

キャラバンスタッフから頂いた特製ステッカーとレイブロスで頂いたファルケンのステッカー
ポップコーンも頂きました。
日曜日も開催されているので、お近くの方は行ってみてはいかがですか?
究極のウイングカー のはずだったマルティーニ・ロータス80
ロータス78、79の大成功により、ロータスの総帥コーリン・チャップマン氏はグランドエフェクトカーを突き詰めた“究極のウイングカー”として1979年のF1GPにマルティーニ・ロータス80を送り込むべく発表した。
発表後には雑誌でロータス80の構造図が掲載されていた。
グラウンドエフェクトによりフロントウイングは取り去られ、ノーズ先端からスカートで固められていた。リアウイングは低く平らにマウントされているに過ぎない。
それを見たドルフィン少年は感心し、ロータス80がGPで勝ちまくるシーンを思い描いた。「どれほどコーナリング速度が上がるのだろう?」「どこまで突き詰められるものなのだろう?」―と。
ロータス80はヨーロッパラウンドの初戦となるスペインGPでデビューすると雑誌には書かれていた。
当時としては珍しくイギリスGPがTV放送されたのを見た。
スペインから4戦後であるはずなのに走っていたのはロータス79だった。「せっかく究極マシンが走っているところを見られると思っていたのに」少年の落胆は大きかった。なぜ?
その後の雑誌の解説でグラウンドエフェクト構造を重視したためバランスが崩れたり、セッティングで微調整する役目のウイングを取り去ったため調整が難しい車体になってしまったのだという。
究極と思われたマシンは「失敗作」の烙印を押され、型落ちチャンピオンカーにシーズンを委ねることになったのだと…。

「失敗作」であってもドルフィン少年の心に刻まれたインパクトは深いものだった。
ウイングカー時代に端を発する“変わりF1”好きのドルフィン。その第1号車がロータス80なのだ。
ロータス80はミニカーを集め始めた当時から欲しい1台だった。
ロータス78、79、80の3台セットでは発売されていたものの、単体での発売はなかなかアナウンスされなかった。
そして先日、スパークから1/43ミニカーが発売されたのだ! かなり前に予約を入れていた商品で急に発売されたのだが、今年はF1観戦に行かないので代金を無事に支払うことができたのだった。
できれば発表したフロントウイングが無い仕様が欲しかったのだが、待っていても出るかどうかわからない。本戦仕様でも発売されること自体が驚くべきなのだ。




































































