町田ロッテと野球散策 -24ページ目

町田ロッテと野球散策

いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

実は我が子、昨日から学校をお休みしております。溶連菌感染症とのことでした。したがって、明日まで登校差し止めとなってしまいました。そして…

今日のマリンのチケットを実は持っていました。しかしながら学校をお休みしているのにマリンへ行くわけにも行きませんので、本日の野球観戦は断念しました。チケット代を完全に「空費」する形となってしまいましたが、そういう事態も織り込んでの野球観戦ですので、文句は言いますまい(けっこうチケットがお高かったのですが…)。

 

でも、今年の最後の観戦予定でしたので、我が家のシーズンは終わってしまいました。こちらは少し悔しいかもしれません。

 

西武戦4連勝とはなりませんでしたね。ただあの状態からの3勝1敗ですから、ひとまずよしとしていいのではないでしょうか。

 

マリーンズが負けちゃった後にバスケを観ようと思い、アジア大会中継チャンネルに変えた瞬間でした。陸上女子5000メートルで、廣中選手がトップを走っていたのです。マリーンズの敗戦をコロっと忘れ、一気に気分は陸上モードとなりました。

 

結果、ゴールテープ直前でインドの選手に抜かれ、優勝とはなりませんでした。それでもこの種目で日本人選手が2位になれる時代が来るとは…

廣中選手には、かなり前から驚かされ続けています。古くは、「スーパー中学生」時代からです。毎年行われる「都道府県駅伝」は中学生しか走れない区間があるのですが、長崎県代表の廣中選手はもはや次元の違う走りで区間賞を取ってしまうのです。高校生になってからも毎年ぶっちぎりでした。

 

まさに陸上の歴史を変えるかもしれない選手なのです。陸上については全く詳しくないですが(「サニブラウンに勝った男」と「『サニブラウンに勝った男』に勝った男」は知っていますが)、廣中選手のこれからの歩みに注目し続けたいと思います。

 

10月がスタートしました。毎年のことですが、仕事が手につかなくなります。

 

戦力外通告期間が始まるからです。仕方がないとは言え、毎年この時期に球団はドラフトに向けて選手枠を空け、選手はユニフォームを脱ぐか次のチームを探すか…となるこの季節が本当につらいです。野球人生はどこかで終止符を打たねばならないわけですが、望まず打たれる終止符ほどつらいものはないでしょう。本当に「やり切った!」と思えるものでしょうか。

 

なお今日は月曜日だったので球団事務所がお休みというところが多いらしいので、もしかしたら今日の発表はないのではないかと思っていました。しかし、いの一番に発表してきたチームがありました。ヤクルトでした。

 

そこに、成田の名前を目にしてしまいました。今季現役ドラフトでヤクルトに移った左腕でしたが、まさか1年で戦力外通告を受けることになるとは思ってもいませんでした。今季、一軍登板もあったのに…。

 

成田を初めて見たのは大阪でした。2015年の晩秋に行われた「U-18日本代表」のメキシコ戦でした。なお私はその時、関東一高のオコエ瑠偉にぞっこんで、甲子園で彼が魅せたあのずば抜けた身体能力に驚き、妊婦の妻を連れて舞洲まで行ったのでした。なおその試合にはその年にマリーンズがドラフトの当たりくじを引くことになる仙台育英の平沢大河もいました。

実はこの試合の先発投手が、秋田商業の成田でした、実に小柄な左腕だなーと思っていなのですが、4回を投げてメキシコ打線を無失点に抑えたのです。

2015年10月22日のドラフト(「真中満うっかり記念日」として知られる)で、平沢とともに成田もマリーンズに指名されました。なおこの年のマリーンズは折しも左腕エース成瀬がヤクルトにFA移籍しており、成田についてはいずれは成瀬を彷彿とさせるような左腕になってくれるのではないかと期待したものでした。現役ドラフトでヤクルトに移った時には残念極まりない思いでしたが、ヤクルトのほうがチャンスがあるのであればそれも成田にとっては良いのではないかとも思っておりました。

 

まだ、25歳。本人は「まだできる」とのコメントを出しているそうなので、あきらめずに頑張ってほしいと思います。

益田は「特例2023」での抹消だったことを知り、「やはり」というのと「まじか…」というのがないまぜとなり、この日の9回は誰が投げるのであろうかと思いながら、テレビでマリンスタジアムの試合を観ていました。この日のマリーンズは1-2から代打・岡の2点タイムリーで逆転し、セーブシチュエーションで9回表を迎えたのです。さあ、どうする理人。

 

画面越しの吉井監督が球審に投手交代を告げるとき、口元で分かります。それくらいはっきりとお口が交代投手を教えてくれます。

私はペルドモだとてっきり思っていたので、縦長に「モ」で終わる姿を想像していましたが、見たところどう考えても「モ」ではなく、大きく開いて、ア段の口でした。

いやいや益田おらんし、西村使ったし、東妻はファームだし…

 

澤田でした。なんとこの場面で!

そして澤田、見事に仕事を遂げて、プロ初セーブを挙げました。オリックスを戦力外になった後にマリーンズと育成契約を結んだ際に、この一年で澤田がここまで活躍するとは想像すらしていませんでした。よくぞ、マリーンズに来てくれました。文句なしの安定感です。

 

昨日は石川慎吾、今日は澤田。ともに今季からマリーンズに加わった選手なのですが、実はもう一つ共通点があります。

4月27日生まれなのです。

 

4月26日は荻野忠寛、4月28日は大塚明…なかなか、4月27日生まれの選手が現れなかったのですが、今季とあるときに、知らぬ間にこの日に生まれていた選手が2人も在籍していることを知ったのでした。

実は4月27日、私の誕生日でもあります。連日の4月27日会ヒーロー、最高です。

 

なお本日、我が子が練習最中に体調を崩し、早退させていただきました。したがってこの日の試合を観ることができたわけですが、体調不良に関してはどうにもなりません。

 

我が子も益田もそうですが、とにかく、休むのみです。

 

お昼は我が子、試合でした。6蕃レフトのスタメン。しかし2打数ノーヒットといいところなく、チームも負けました。

第一打席はピッチャーゴロで一塁フォースアウト。

第二打席は空振り三振でキャッチャーがボールをこぼしたため振り逃げ(気づくの遅かった)を狙うもキャッチャーが一塁に送球して一塁フォースアウト。

 

二度も「一塁フォースアウト」を書いて強調してしまいましたが、我が子に向かって“He's out!”を宣告したのは、ほかならぬ私でした。今日は、一塁塁審でした。我が子でもなんでもアウトなものはアウトなので、当然アウトコールをするのが審判なのですが、やはり少し悔しかったりもします。まぁ、こういう日もある。練習あるのみだと帰路で我が子に話しました。

 

先ほどまでマリーンズ戦をテレビで観ていましたが、ものすごい試合でしたね。石川慎吾のサヨナラタイムリーも、延長10回の中森の好投も素晴らしかったのですが、私としてはもう一人、ヒーローインタビューに呼んでほしかったです。

坂本光士郎です。

9回、同点で登板した益田が全くストライクが入らなくなり、一死満塁で迎えた鈴木将平に対してもボール2つ。正直、ダメだと思いました。ここで吉井監督が投手交代を告げたのには驚きましたがそんなとんでもない状況でマウンドに引っ張り出された坂本の投球が実に見事でした。左から152km/hのものすごい球を投じ、圧巻の二者連続三振。見事にゼロに切り抜けました。

どう考えてもどこかがおかしかったであろう益田はとても心配でしたが、この場面で坂本が抑えてくれたのが実に大きかったですね。

 

同郷のヒーローである浜田省吾の曲に乗せて登場し、クールに抑える姿が前からイイと思っていました。

マリーンズの「36」と言えば、李承燁でもマシスでもなく、坂本です。

我が家では子どもを20時に寝かせるため、『プロ野球ニュース』は朝6時の再放送を観ることにしています。今日も朝から我が子と観る『プロ野球ニュース』で始まりました。マリーンズはエスコンフィールドで派手に負けたわけですが、解説者の江本孟紀氏と谷沢健一氏が「エスコンフィールド、今年一度も行っていない。招待してくれてもいいんじゃないの?」と、かなりエスコンフィールドに行きたがっていたのがなかなか印象的でした。

 

ちなみに私も、行っていません。

今年、お盆の時期に行けないこともなかったのですが航空券が間違いなく高そうなのと、「1年目は、まいっか」というよくわからない遠慮があったため、エスコンフィールドデビューは来年に持ち越しとなりました。

 

ただ、いろいろな話を聞くと…とんでもなく素晴らしい球場らしいですね。来年こそは行ってみたいと思います。

そういえば、昨年の大晦日の『ゆく年くる年』で、年越しを迎える全国の神社仏閣に交じってエスコンフィールドとファイターズガールも登場していたのを思い出しました。

 

今日はマリーンズ、お休みです。

したがって、今日は現在開催中の杭州アジア大会を観ています。女子バスケ、お強いです。10月に行われる準決勝、決勝への進出も十分期待できますので、マリーンズ戦の合間にも楽しめそうです。

 

ところでオコエ兄、いま何しているのだ…。